近所を散歩していると
新緑が目に眩しく感じるようになりました
でも、ちょっと山に近いところに行くと
ようやく桜が咲いたりフキノトウが顔を出していたり
まだら模様の春、ですね

今月は報告したいことがいっぱいあって
このページ、ちょっと重たくなっています
ごめんなさいね


 
ディズニーランドに行ってきた
ディズニーのトム・ソーヤー商法に脱帽
2年ぶりのテントは
FCAMP全国オフがあった
パン作ったぞ
那珂川のミニオフに乱入、、、?
パン作ったぞ Part2


ディズニーランドに行ってきた


 実に3年2ヶ月ぶりで、もちろん子供たちにとっては初めてのディズニーランド。でも子供たちの「楽しい場所」を嗅ぎ分ける力は大変なもので、最初は「何処へ連れて行かれるのだろう」という顔でクルマに乗っていた颯も、ゲートをくぐった瞬間にニッコリ笑うのですからね。

 ちょうど新しいアトラクション、トゥーン・タウンが数日前にオープンしたばかりだったので、平日のわりには混んでいましたが、天気も良く、早めに帰ろうかと思っていたのが暗くなるまで遊んでしまいました。
 颯は暗いところが苦手だと判りました。カリブの海賊の真っ暗闇はもちろんの事、汽車に乗って喜んでいても、最後のトンネルでおびえて泣いてしまいます。でも、ティーカップは平気で2度も乗ってしまうし、それならと調子に乗ってスタージェットに乗せたら、、、さすがにこれは怖がりましたね(でも、最初は本人が乗りたいって言ったんだけど)

 小さい子供連れだったので派手なアトラクションに乗れなかったけど(その前も出産間近の母ちゃんと一緒だったから入場券だけ買ってぶらぶらしていたような・・・)、それでも結構楽しみました。  颯ときたら一日中昼寝もしないで走り回って、帰りのクルマの中でも眠ろうとせず、よほど興奮したのでしょうかね。さすがに家に着いたらバタン、キューでしたが、その後一ヶ月たっても父ちゃんと顔を合わせると「ミッキーさん会った」「コーヒー(ティーカップ)乗った」「かたいかたい(高い高い=ロープウェー)乗った」と繰り返し、イッツ・ア・スモール・ワールドを歌えとうるさいのです


ディズニーのトム・ソーヤー商法に脱帽


 ディズニーランドの売店でジュースを買いました。その前に園内を歩いている人が手に持っているのを見かけて自分たちも欲しいと思っていたのですが、スーベニア・カップというのがあるのです。これは何かというと、通常なら紙コップで出される冷たいドリンクを絵柄の付いたプラスチックのジョッキに入れてくれるというものなのです。もちろん料金は割り増しで、はっきり言って倍以上する。
 でも、名前の通り記念に持ち帰りたくなるから結構人気があって、ウチが買って飲んでいると「それ、どこで売ってましたか?」と訊ねてくる人がいる。ウチだって園内で飲んだあと、帰り際にまた買ってクルマの中で飲みながら帰ってきたもんね。

 これ、すごい発想ですよね。みんなジョッキを持ち帰るから、ゴミが出ないんですよね、ディズニーランドでは。みんな余分なお金を払ってゴミを持ち帰っている。
 ディズニーランドはパーク内への飲食物持ち込み禁止ってのはオープン当初から有名で、これは園内で買わせようという銭儲けよりも、ゴミ対策の意味も大きいと聞いたことがあるけど(外から持ち込まれないし、園内で紙容器のものだけを売れば燃えるゴミだけしか発生しないので分別が楽になる)、今度はさりげなく「持ち帰り」作戦を始めたってわけですね。

 トム・ソーヤーの「塀塗り」は、罰としてやらされた仕事を、さも楽しそうなそぶりをして仲間たちに「自分にも是非やらしてくれ」と言わしめたエピソードですが、ディズニーもなかなかやるわいと思いながら、こちらも楽しくノセられてきました。

 余分に買ったスーベニア・カップは、もう一度冷たいジュースを入れて姪っ子たちへのおみやげになりました。


2年ぶりのテントは


 ゴールデンウイークにキャンプに行くので、XCスキーやらスノーシューを片づけながら遊び道具の入れ替えをしました。とはいえ「せっかくどこへも行かない休日だから、ゆっくり寝ていようよ」なんて言っているうちにキャンプの直前になってしまったりもするのですが。
 今度のキャンプには一昨年買った6人用のドームテントを使うことにしました。昨年は2回しかキャンプに行かなかったし、結衣が生まれたばかりで颯と2人でだったし(と言いながら2回目の時は家族4人で行ってしまった)で昔から使っている2人用を使っていたのです。
 で、大きなテントを棚の奥から引っぱり出して、袋の中を覗いてみたら、、、やっぱり取扱説明書を捨てていた。実は数日前から張り方を忘れているのに気がついていたのです。このテントは主柱と補助柱に2本ずつポールを使うのですが、この2種類がほとんど同じ長さで、いちおう金色と銀色に色分けしてあるのですけど、どちらがどうだかを忘れてしまっていたのです。「明らかに長さが違う」とか「全部同じ」にしておいてくれれば判りやすいのにね。「ほとんど同じ」というのは腹が立ちます。

 一昨年買った本に、このテントを張っている場面の写真があったのを覚えていたので(何故かこの本ではポールを逆に使っていたけど)、今度はその本を探したのですが、これもどうやらトイレットペーパーに化けてトイレに流してしまったらしい。いまさらトイレを覗き込んでも水の中から女神様が現れて「おまえが悩んでいるのは金のポールですか? それとも銀のポール?」なんて言ってくれるわけはないですよね。

 もはや家の前の公園で試しに張ってみる時間もないし、、、と途方に暮れた時、テントの横、つまり補助柱の場所に銀色の光を見た記憶が甦ってきて、その記憶を頼りにキャンプ場で張ってみたところバッチリでした。やれやれ。
 これを教訓にして、すぐさまポールに「主柱」などとマジックで書いたりテプラで名札を張り付けたりすればいいのだけど、キャンプ中はビールに明け暮れる父ちゃんは、そんなことはしないのである。今シーズンの間は覚えていられるだろうけど。


FCAMP全国オフがあった


 FCAMPというのはニフティサーブのキャンピングフォーラムのことです。ふだんパソコン通信で付き合っている仲間が顔を合わせようという催しがオフなのだが、キャンプのフォーラムだからオフもキャンプになります。しかも家族を連れて集まるから、奥さん同士、子供同士も仲良くなって、なかなか賑やかなものになります。
 もちろん我が家も全員で参加。颯のキャンプデビューも一昨年の全国オフだったが、結衣の場合はもう2回目。やはり二人目の子供は育てる方も要領が判ってきたのか、手荒に扱うので昨年10月の終わりにキャンプに連れ出していたっけ。

 キャンプ場は3月に下見に行った「まるべりーオートキャンプ場(長野県・青木村)」。このあたりは別所温泉など15年来足繁く通ったところだが、青木村へは久しぶりだ。滞在中に修那羅峠に石像を見に行ったが、父ちゃんにとってすごく懐かしい場所だった。
 わずかひと月あまりで、下見の時は寒々としていたキャンプ場が緑と光にあふれていた。あのときはまだ雪が残っていた奥のサイトの土手にはフキノトウが顔を出していた。麓の学校のグラウンド脇には桜が満開で、キャンプ場からの景色も実に気分が良かった。
 久しぶりに逢った人、初めて逢った人、、、いろいろ話したり、イベントも続いたりであわただしいような気もした2泊3日だったけど、天気にも恵まれ(初日の晩に雷雨があったらしいが「誰だ、こんな夜中にフラッシュ焚いて写真撮っているのは?」ぐらいに思っていた)とどまつファミリーは楽しく過ごしてきました。
 颯ときたら、手足を真っ黒にして、、、キャンプ場近くの温泉に入って洗ってやっていると、なんだか堀りたてのダイコンかゴボウを洗っているような気分がしたほどでした。


パン作ったぞ


 その全国オフでパンを作った。我が家はいつもホームベーカリーで粉から食パンを作っているのだが、今回はすべて手作り。粉も手でこねるのです。
 こねると言うからもう少し優しいものを想像していたが、どうしてどうして、思いっきり叩きつけるようにしないとダメなのである。初めは父ちゃんが手にべっとり粉をつけながら面白がってやっていたが、だいたいまとまったようなので母ちゃんに代わったところ、実はそれからが力仕事なのであった。「父ちゃんは楽なところだけやって」と母ちゃんに愚痴られたが、その後もっと楽な作業、すなわち食べるというところも率先して父ちゃんがやってしまった。
 しかし、参加者が持ち寄ったツーバーナーの上にコールマンのオーブンが整列した姿は見物であった。これだけ数は揃ったのを見るのは初めてだ。さすがFCAMPerの集団と言うべきか、、、。たこ焼き用の鉄板で焼いたのも上手くでき上がり、これもなかなか美味だった。

 それにしても、これは本当に楽しい催しだった。言い出しっぺのキノピオさんには感謝!です。
 そのご亭主のアル・デンテさんに連続写真をお借りしたので、どうぞ右側のご本人の顔写真をクリックしてご覧ください。(画像はJPEGデータです)


那珂川のミニオフに乱入、、、?


 前述のようにパソコン通信の仲間が直接集まることをオフライン・ミーティングと呼んでいるが、各地で不定期・突発気味に行われるのをミニオフと呼んだりする。飲みオフや出張で出てきた人を交えて迎撃オフというのもあるけれど、FCAMPの場合、やっぱりキャンプということが多い。
 5月3日夜から4日昼間にかけて、茨城県は那珂川の川原でミニオフが開かれることがほとんど一週間の余裕も持たずに発表された。ゴールデンウイークの後半は家でアウトドアグッズの手入れなんぞをしているはずだった我が家であるが、全国オフから帰ってきてとりあえず道具を放り込んでいた部屋を整理するために一度キャンプ用品をクルマに移し替えたら、、、そのまま出かけてしまった。ただし今回は父ちゃんと颯の二人だけ。
 いくらゴールデンウイークとはいえ、午後からでかければ道も混まないだろうと思ったのは甘かった。国道50号線は結城から下館がノロノロで、笠間の手前でピッタリ止まってしまった。尺取り虫のように自分の長さだけ動いては止まりながらようやく目的地の『道の駅かつら』に着いたのであった
 しかし、ここも人でいっぱい。知っている顔や目印になりそうなステッカーを貼ったクルマも見つけられないので、諦めてテントを張り父子キャンプの体勢をとる。いやあ、全国オフで使った6人用の大きなテントで2人とは、、、夜はずいぶん寒く感じた。

 翌朝どうにか仲間を見つけて、そちらに移動。楽しいデイキャンプとなる。父ちゃんはビールと談笑で気が緩んだのか、時々颯から目を離してあわてる一幕もあったのだが。

 帰りもしっかり渋滞に巻き込まれた。やはり笠間から下館・結城まで、ほとんどブレーキを踏んだり緩めたりするだけで走ったのではなかろうか。しかし、そのあと小山からはアクセルを目一杯踏みながら走れたので(それでも後ろからあおられて怖かった)だいぶん挽回したが、、、焼け石に水ってのはこのことかな。
 これが嫌だからゴールデンウイークの後半は家でおとなしくしているつもりだったんだよな。でも、楽しかった。


パン作ったぞ Part2


 そう、本当はこのキャンプには、ゴールデンウイーク中にお出かけの予定が無かった姪っ子たちも連れて行くつもりだったのだ。それが那珂川は遠いということでヤメになったというわけです(あの渋滞では、結果的に非常に良い判断だったと思う)。
 そこで、最後の一日、パン作りをしませんかと声をかけて妹の家に押し掛けてしまった。全国オフで面白かったとはいえ、わざわざヨソの家まで粉や材料・道具を持って出かけるなんて、人騒がせなとどまつファミリーです。

 もちろん今回はホームベーカリーを持っていったので、粉をこねて一次発酵を済ませるまでは機械まかせ。さすがにあの作業をやるには始まりの時刻も遅かったし、だいいちマンションでドスンドスンとやったのでは近所迷惑だと思う。
 近所迷惑は避けたが、妹の家の迷惑は顧みない。テーブルの上を粉だらけにして形を整え(ひょっとすると、とどまつハウスが散らかるのを避けるため、ここでやったのかな?)オーブンで焼き上げたら、なかなか綺麗に仕上がって食べてみても美味しかった。
 姪っ子たちも楽しんだようで、これでゴールデンウイークの思い出ができればいいなと思って帰ってきた、、、のだが、計量カップやドライイーストなどを置き忘れて帰ってきたので、その後一週間、とどまつハウスでのパン作りが難儀な思いをすることになった。