《1997.03》

1月25日




 またまた奥日光へ行ってきました。父子モードのつもりが性懲りもなく一家総出・・・だって朝起きたら上天気だったから・・・ところが、渡良瀬川に沿って進んで行くうちに空模様が怪しくなって雪がちらつき始める。2年前にも父ちゃん一人で出かけてこんなことがあったよなぁ。あのときは先に進むのがシンドクなって足尾で引き返したけど、今日はまだ小雪だからと日足トンネルを越えたら雪が強くなってきた。
 結局、奥日光は吹雪で、3台くらい前のクルマが見えなくなる状態。三本松の駐車場に寄って先週落としてきたポールが残っていないのを確認して(やっぱり気になる)、今日は土曜日だし、この天気だからまだ大丈夫だろうと、12時近かったけど光徳に行ってみたら、案の定、県営駐車場は空いていました。ただし3台分で、我が家が停めたらすぐにいっぱいになりましたけど。

 ほんと、こんな天気でも結構皆さん来ているんですねぇ。雪質は、歩くとキュッキュッと鳴く、細かく乾いた雪。思い切り体を動かせば熱くなるから、顔の防寒さえちゃんとしておけば、滑りにくいことは確かだけれど、それでも楽しめるかなぁ・・・でも、こちらは家族連れ。
 結衣は吹雪に驚いたか泣き出すし(空腹のせいもあったらしい)、こちらも子供をかまいながら機敏な動きができそうもない。光徳沼のあたりで雪遊びをしようかと思って来たのだけれど、とても無理と判断して帰ることにしました。

 ちょうどこの日から華厳の滝近くで『日光氷雪まつり』が始まったのは知っていたけど、もはやクルマから降りる気分ではないのでそのままいろは坂を下って温泉『やしおの湯』へ。ちらつく雪の中で露天風呂を楽しんできました。

 結局この日は、スキーは車に積んだままで・・・あ、そうか、駐車場で颯にオモチャのスキーを履かせて手を引いて遊んだから、こいつだけがスキーを楽しんだんだな(あの吹雪の中で「もっと遊ぶ」と帰るのを嫌がった)。

 そうそう、数日前にパソコン通信の書き込みにもあったのですが、光徳の県営駐車場にいつ行っても(と言っても雪のあるときだが)閉鎖されているトイレが撤去されて、別の場所に新しく綺麗なトイレができていました。
 最低限維持する関係からか、この日行った時点では女子トイレを閉鎖して男女共用になっていましたが、凍結せずに使えるトイレがあるというのは、特に女性にとっては嬉しいでしょうね。建物に入ってすぐ便器、ではなくロビーというか土間のようなコーナーがあるのもいい。ここで吹雪をしのぐこともできるし(母ちゃんと結衣はここでいなり寿司を食べていた)、コンロに火をつけて食事の支度・・・はやめましょうね。
 (注:この写真は、もちろん別の晴れた日に撮ったものです)