2月22日といえば、
で、ハッキリ参加するとは言わなかったけど、いちおう家族総出モードで準備を進めていたのです。結衣もいることだし、当日の天気が何より大事ではあります・・・でも、颯の時は1歳になる前から連れ出して、毛布にくるんでベンチに寝かせて、その周りで滑っていたこともあったなぁ。
さて、朝起きたら頭の上は気持ちよい青空。朝食は途中のコンビニでサンドイッチでも買うことにして、それっと荷物を積み込んで出発したのですが、めざす方向には暗雲が。なんと、出発後5分で雪が降り出してきた。10分進んで上武国道のパーキングあたりまで来たら吹雪いてきて、みるみる道路が白くなる。とたんに流れがノロノロになり、これじゃぁいつ着けるか判らないなぁと思ったところに前のクルマが赤信号でブレーキを踏み、お尻を振ってストップ。
はい、とっとと引き返しました。予定を交換して翌日出直そうかな、なんてね。
で、子供をなだめるために家の近所のマクドに寄って食べてたら、向こうの空が明るくなってきた。ここがまだ本当に家まで戻っていない尻の軽さで、再びGO!
でもね、天気は回復しても道路の雪は残ってた。最初の出発時からスイスイ走ってればそろそろ現着という頃に、家から30分ほどのところでチェーンを巻く羽目になろうとはね。そのうえ山間部に入ったら、やっぱりまだ雪はしんしんと降り続いていたし。
このところ群馬県=雨、栃木県=雪というパターンだったけど、今回に限り、県境を越えたら晴れていた。急に気持ちが明るくなって奥日光をめざしたのですが、風が凄かったですね。中禅寺湖畔はまだ良かったけど、戦場ヶ原まで行くと視界ゼロの地吹雪だったからねぇ。これじゃ晴れてることさえ判らない。
ここは直線だったと信じて走っていると、いきなり目の前にクルマが停車していて肝をつぶす。立ち往生するのだったら路肩に寄せてくれ・・・って、脱輪が怖くてそんなことできるはずはずないか。
ともあれ、午後のハイキングに出発する直前のテールウォークさん・渡部さん・けむたまに逢えたのはなによりだった。あそこでテールウォークさんの奥様が作っておいてタルトを戴けなかったら、いったい何のためにここまで来たのか、ということにもなりかねなかったからね。
林の中に消えて行くご一行様を見送った後、こちらは駐車場で子供と遊んだりしていたのだけど、前回(1月25日)で懲りたのか結衣が地吹雪の中に出るのを嫌がって(大人だって普通は嫌だと思うだろうけど)しまったので、とどが遊べなくなってしまい・・・仕方ないからと片づけ始めたところに戻って来たけむたまと一緒に坂を下って温泉に行ったのでした。
けむたまは我が家と同じクルマに乗っているのだけど(色・年式とも)、今回いろは坂を登るときに我が家のクルマと区別が付くようにしたそうである・・・気の毒に。
帰路も凍結路が時折現れるのでチェーンがなかなか外せず、結局、大間々までそのまま走る羽目になり、この日は全行程の75%をチェーン走行してしまいました。
とまぁさんざん書いてきてちっとも「スキーで滑る」話が出てこなかったけど、いちおう少しは林の中にも入ってみたのです。林の中は多少風が遮られていたけど、雪質も決して「よく滑る」というものではなかったのが残念だった。
これで今シーズンを終えるのは、消化不良を起こしてしまいそうですよね。3月半ばのぽかぽか陽気の日に、もうひと汗流したい気分です。雪の中にビールやワインを埋めておいてね。
・・・あらっ、なんだかもう一回くらい行きそうな気がする。