12月というとジョン・レノンを思い出す。彼が凶弾に倒れた月だ。
 特に彼の歌が好きだったわけでもないし、彼の生き方に共感を持っていたわけでもない。しかし、1980年12月8日に自分が新宿の喫茶店で珈琲を飲んでいたということを、店内のたたずまいとともに今でもはっきり覚えているのは、やはりそれなりに大事件の日だったのだと思う。

 ジョン・レノンがミュージシャンとして来日したのはビートルズ時代の一度きりだが、夫人のオノ・ヨーコの家が軽井沢に別荘を持っているので、プライベートではそれ以外にも来日しているらしい。
 ジョンがこの店でパンを買って休暇を過ごしたという話が残っている。

 ま、そういう話を知らなくてもここのパンは充分に旨い。しかし、キャンプに行くときにここで仕入れて行き、朝食に食べると昼食が食べられなくなる。
 満腹になるのではなく、予算オーバーになるのだ。




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