STEPWGNにはハイマウントストップランプがありません。純正オプションのリアスポイラーに組み込まれたものはありますが、デザイン的に目指している方向が、ぼくとは違うかなぁという気がします。というわけで汎用のものを室内側に着けてみることにしました。
 風2号(ファミリアワゴン)に乗っている時も同様の「お工作」をしたのですが、リアコンビネーションランプから分岐させたコードを、ボディ内からジャバラのゴム管の中を通してリアゲートの中に持ってきてという、面倒くさい作業でしたっけ。またそれをやるのかと思ったら、意外なことに・・・


 これが今回取り付けるハイマウントストップランプです。最近はメーカー側での標準装備化が進んだせいか、カー用品店でなかなか見かけなくなってきました。で、ヤフーオークションに出品されていたもの(出品者は卸売業者でした)をゲットしました
 ワンタッチカプラーやタイラップも付属していましたが、今回は不要です。

 リアゲートの内張りを外します。まずハンドルは両脇のカバーを開いてドライバーでビスを外します。

 続いて下側にあるピン2本は中央を中に押し込んでから全体を引き抜きます。

 あとはクリップ止めですので思い切って引っ張ります。なるべく垂直方向に一気に力を入れたほうが簡単に外れます。

 クリップの配置です。中央の2個は外すときに力が入れにくいので、内装はがし用のレバーがあればバールのように使うといいでしょう。

 ボディから引き込まれたハーネスの中に、あらかじめストップランプ用の線が準備されている(純正オプション取り付け用)ので、これを利用することにします。場所はSTEPWGNエンブレムの裏側あたりです。

 ハイマウントストップランプの位置決めをし、両面テープで脚部を貼り付けて固定します。
 ガラス面ではなく、リアゲート最上部の鉄板面に貼り付けて吊り下げる格好で使おうかとも思いましたが、発光面とガラスの隙間が大きくなり、夜間などに室内側への反射が煩わしくなるような気がしたのでやめました。

 コードは窓ガラスとモールの間に落としました。これが一番簡単でしかも目立たない。そのうち垂れてくるかもしれませんが、そうなったらモールで挟み込むようにやり直しましょう(なにせ暑い日で滝のように汗が流れるので、手のかからない方法を選んでしまった)。

 プラス線にオスのギボシ端子を取り付け、車体からのコードに接続します。
 すぐ近くにあるネジ穴にボルトをねじ込み、マイナス線をボディーにアースします。

 左右のネジを緩めて角度を調整し、再度締め付けて完成です。

 プライバシーガラスのおかげで外からは存在が目立たず、ブレーキを踏んだときだけ浮かび上がるのが気に入ってます。

 追記 : 2003年3月、サイズを大きいものに取り替えました。これまで使っていたのものは、妻のクルマに取り付けようと思っています。


 蛇足:内張りを外したときにナンバープレートを留めているボルトが見えたので、ナットを追加しておきました(Breezingはナンバープレートカバーに付属している、通常より長いものを使っています)。これでボルトを外すのが面倒になって、多少はドロボウ対策になるかもしれません。

 関連サイト: 「ヤフーオークション」 「ガンプ」