《1996.04》



3月の終わりに信州に行って
春がそこまできているのを感じました
この、むずむずするような気分が大好きです
でも、ぼやぼやしているうちに
一気に春爛漫になってしまいました


 
引っ越しました
3ドルをめぐって
宅配ハンバーガー
ようやく写真を


引っ越しました


 と言ってもホームページのURLの話です。
 これまでJustNetのサーバに置いていたものを、このたびKuMaGaYa−Netに移しました。引っ越したからといって間取りが大きく変わることがないのですが、勉強しながら少しずつ変化をつけてゆきたいと思っています。
 毎月1日には新しい内容でお届けすることを目標にスタートした『とどまつハウス』、1月2月はその通りだったのですが、3月、そして4月とだんだん遅れがちになってきています。このぶんでゆくと、年間で11回の発行になるかも・・・いや、10回かな。感想メールをお寄せくださった人には更新時にお知らせメールを出しております。

 で、実生活の引っ越しは、しばらく予定がありません。子供たちが走り回って畳が痛んできたのが気にはなるのですが、公園や買い物にも近くて便利な環境だし、近所には旨いソバ屋もあるし・・・


3ドルをめぐって


 前回、子供用の防寒ブーツが気に入って取り寄せた会社、商品そのものは気に入っているのですが、送料のトラブルが発生しています。
 この会社の送料の計算方式は「お買い上げ額に応じて」というスタイルで、最初にオーダーしたのは$75で、料金表を見ると送料は$35となっていました。実際に届いた商品は、欠品があったため$39分で、それに送料として$28がチャージされていました。
 ところが料金表によると、購入額がこの金額だと、それに応じた送料は$25であるはずなのです。$3間違っているのではないかと問い合わせたところ、先方は誤りを認め、返金するという返事をくれたのですが・・・
 ある日ひょっこりと品切れだったと思っていた商品が届きました。金額にして$30.5分で、送料$28がチャージされて。これもやっぱり$3間違っています。それに、この店のカタログには「当方の都合で2回に分けて発送するときは、後から送る分は送料無料」と書かれています。それならタダになるんじゃないの?  これまた問い合わせた直後に手紙が来て「あなたの注文された商品は、すべて品切れのためキャンセルされました」・・・おいおい、商品は全部届いているんだよ。で、送料で不審な点があるんじゃないか。
 その後ファックスで届いた送料についての回答もチグハグだし、こちらの言い分が正しく伝わっていないような気がします。
 海外通版も、スムースに行けば国内の通信販売と同様かそれ以上に簡単で早く商品が届き、便利だなぁと思うのですが、トラブルが発生すると厄介だなぁと感じてしまいます。もちろん、我が家に英語が判る人間がいないというのが最大の原因なのですが。

 話は変わりますが、この店から買って先月なくしたと思っていた颯の手袋の片方、クルマの中から出てきました。そしてそのクルマ、先日5万km走行を達成しました。偶然にも購入したディーラーの前での達成でした。


宅配ハンバーガー


 マクドナルドが先日まで「ビッグマックが200円」というキャンペーンをやっていました。我が家の父ちゃんはマクドのハンバーガーに異様な憧れを抱いているのです。

 昔、舶来品がすべて立派な物でアメリカ人がみんな偉かった頃、ポパイの友人でいつもハンバーガーを食べているキャラクターがいて、父ちゃんにとってハンバーガーこそが遠く海の向こうのアメリカの象徴だったのです。それが日本でも食べられる。しかし東京の銀座まで行かねばならない・・・当時、九州の田舎に住んでいた少年にとって、アメリカは近くまでやって来たけど、未だ手の届かない遠くにあったのです。
 初めてマクドのハンバーガーを食べた日のことを、父ちゃんは今でもはっきり覚えているそうです。
 父ちゃんの夢は、マクドのハンバーガーを一度に10個食べること。きっと、父ちゃんにとってアメリカ征服に匹敵するようなことなのでしょうが、以前、5個で結構それなりに満腹になったことがあって、ちょっと心に痛手を負っているようです。

 そんな話をするつもりではありませんでした。「ビッグマックが200円」の話でしたね、ごめんなさい。
 今では私たちの住む町にだってマクドはあります。でも、なかなか忙しくって(遊びに出かけてばかりいた)ようやくキャンペーンの最後の日にビッグマックを買って食べることにしました。妹家族の分も買って遊びに行き、一緒に食べようというのです。
 ところが、妹のマンションで袋を開くと中身が足りないのです。お金はちゃんと払ったのに・・・こういうときはどうするかって? もちろん電話です。状況をキチンと説明すると、お店の人が足りなかった分をバイクで届けてくれるんですよ。
 実は、中身が足りなかったのはこれで3回目で、最初は「しょうがないなぁ」と思って諦めたんですが、2回目の時に(お腹が減ってイライラしていたせいもあって)文句のひとつも言ってやろうと電話したら「すぐお届けします」と言われてビックリしたんですよ。こう対応が良いと、怒りも治まって逆に気分が良くなりますよね。よしよし、この店ひいきにしてやろう、って。
 でもね、今回は少し考えちゃった。妹の住むマンションは大きな建物で、エレベーターが何カ所もあるんですよ。それでマクドの人は「どのエレベーターが一番便利ですか?」って訊ねてきたんです。そういう事情を知っているって、ずいぶん宅配慣れしているなぁって思いませんか。

 しかし不思議だなぁ。これまで「中身が足りなかった」ことは3回あるけど、「多かった」ことは一度もない。

 関西風にマクドナルドのことマクドと呼んでみました。我が家は関西出身ではありませんが、ハンバーガー屋を「マクド」、コンピューターを「マック」と呼び分けるように心がけています(でも、使っているパソコンはDOS/Vマシン)。


ようやく写真を


 世間一般とは逆に、我が家では子供が産まれたら写真を撮らなくなりました。もともと父ちゃんはカメラが好きだったのにね。どうやら子供に手がかかっていると、カメラを手にするどころでは無いというのが理由のようです。
 でも、育児にも少し余裕が出てきたというか、最近少しずつ写真を撮るようになってきました。それに、このホームページ用に新しい写真も必要ですし。

 ところが、昨年の秋に颯がイタズラをして机の上に載っているカメラを落としてしまい、レンズを壊してしまったのです。さぁ、困った。我が家には他にもカメラは何台もあるのですが、父ちゃんが一番使いやすいのは、このペンタックスSFXなのです(本当はペンタックスMXが好きなのだけど、これは本体がとっくに壊れている)。
 仕方ないので望遠レンズに換えて使っていたのですが、これだとスナップ写真を撮るのにもわざわざ遠くに離れなければならないのです

 それで妹が同じペンタックスのカメラを持っているのを思い出して、レンズを借りてきて使っています。妹もこのレンズしか持っていないので借りると不便かなぁと思ったのですが、妹の亭主がニコンの立派な一眼レフを買ったことを知ったので、安心して借りっぱなしにしています。

 先日、妹の家に遊びに行くと
「レンズのことなんだけど・・・」
「あ、あんまり長いこと借りてると悪いかなぁ。返そうか?」
「そうじゃなくって、ウチにレンズの無いカメラがあっても使い道がないから・・・」
「???」
「カメラごと買わない?」

 妹の言い値がいくらになるのか、フトコロの寂しい父ちゃんは少々気になっているのです