《1996.02》



1月のとどまつハウスは
つねに誰かが風邪をひいていたような・・・
今年は早い時期から雪遊びをしよう!
そう思っていただけに少々残念でした


 
やっぱり正月はこれでなくっちゃ
ご注意、風邪が流行っています
ちょっぴりイヤな気分


やっぱり正月はこれでなくっちゃ


 新しい年を迎えて2日目、一家揃って信州上田にドライブに行った。駅前通りにある飯島商店という店の初売りに行き、ここでゼリーを買ってくるというのが、いつも小諸に泊まって新年を迎えたときの定番行事だったのだ。
 高速道路をひと走り、めざす買い物を済ませた後は小諸ユースホステルに立ち寄って、これまた定番行事の餅つきに参加してきた。
 食後は仲間たちと一緒に望月の温泉に行き、とどまつファミリーは泊まらずにそのまま帰ってきたのであったが、2年続けて自宅で新年を迎えたものの、今年はちょっぴりいつもの正月気分も味わえたのだった。


ご注意、風邪が流行っています


 冬休みも終わり、明日から仕事が始まるね、という日になって父ちゃんの胃が急に痛み出した。てっきり持病の「サザエさん症候群(休日が終わりそうになると気が塞いだり体調が悪くなる現代病)」かと家族のみんなが思ったのだけど、そのあと悪寒と熱が出て風邪だということになった。翌日、父ちゃんは猛烈な下痢と腰痛でさらに冬休みを延長したが、もちろん遊ぶどころではなく、ほとんど何も食べずに寝ていた
 父ちゃんの風邪が治ったかと思ったら、今度は結衣が。父ちゃんと颯は風邪気味の結衣を置いてきぼりにして遊びに行ってきたが、そのあと2人が風邪をひいた。
 そして、ざまぁみろと笑った母ちゃんも・・・母ちゃんの症状もすごかった。声が全然出なくなってしまったのだから。電話をかけてきた人は、みんな家を間違えたと思ったことだろう。


ちょっぴりイヤな気分


 アパートの階段の下に母ちゃんの自転車が置いてある。去年の秋に買ったやつだ。それがある日気がつくと荷台に付けた颯の椅子のクッションだけが無くなっていた。ビニール製の専用のものだから、持っていっても他に応用が効くとも思えないのに、わざわざホックをはずしてまで持ち去った誰かがいるらしい。
 以前、アパートの自転車置き場で父ちゃんのMTBが盗まれたことがあった。あのときはうっかり鍵をかけ忘れていて、近所の人の話では「ママチャリは借用ドロだからその辺に乗り捨てられるが、MTBは本当に欲しいヤツが盗んで行くから出てこない」と言うことである。話してくれた人の近くのマンションには、1年で3回も盗まれた子供がいるらしい(可哀想に、それ以来、自分の家まで階段をMTBを持って上がるそうだ)。
 母ちゃんの自転車はちゃんと鍵をかけているのでとりあえず無事だったが、クッションだけ盗まれるというのも薄気味悪い。スキー用品で便利なものがあったことを思い出し、早速次の日買って帰ってきた。ま、いわゆるワイヤー錠だが、ワイヤーが巻き取り式になっているというヤツ。これで自転車のタイヤを階段の鉄骨に縛り付けてしまおうと思ったのだ。これだって道具を持ってきてワイヤーを切断されたらおしまいだが、そこまでして持って行くほどの自転車でもないと思うのだが・・・