《1999.03》
ビールは瓶? 缶? いやいや、壷です。思う壷

 正月から春にかけて清涼飲料水やビールの新製品が相次ぎました。こういうのはたいていばらまき懸賞の試飲キャンペーンをやるようで、対象者も2万とか10万とか、ハンパな数じゃないですよね。
 わざわざ缶ビール2、3本を10万人にも送るパッケージ代や運賃というのは、いったい幾らくらいなんでしょうね。ビール本体より高いのではないのでしょうかね。もっとも、運送会社も「それだけまとまった受注ができるなら」と大幅な値引きをしているんでしょうけど。

『富士山』は当たらなかった  応募する立場から言うと、当選者が多いとそれだけ当たる確率が高いわけで、今年になってから『サントリーHOPS(6本)』『麦の薫り(6本)』『アサヒ・ファーストレディシルキー(3本)』『サッポロ北海道生ビール(24本)』・・・あと、コーヒーだけど、『BOSS・ブラック(30本)』というのも当たったなぁ。これは職場宛てに送られてきて、みんなで飲んで感想を送れというものだったけど。
 感心したのはHOPSで、これは他社の製品と飲み比べてみようというキャンペーンだったのだけど、ちゃんと『?』マーク入りのグラス2個とアイマスクまで一緒に送られてきたものなぁ。それも特製ケースで。
 北海道生ビールは、ウェブサイト上のクイズで1ケースを毎日100名・30日間プレゼントというものだったのですね。このキャンペーンを知ったのが始まって2日目だったのですが、ビギナーズラックで見事当選。でも、そのあとも毎日応募したけど駄目でした。

 しかし、これだけ当たればハガキ代やインターネットにアクセスする費用を差し引いても自分でビール(発泡酒)を買うよりも得なのですね。ハッキリ言って儲かっている・・・という気持ちの緩みなんでしょうなぁ、ついつい飲みすぎてしまう。アブク銭は身につかないなんてことを言うけれど、これはビールだからまさにアブク・・・なんて洒落を言っている場合ではないのです。当選品の在庫が無くなって自前のビールに手をつけるようになっても、飲みすぎの癖が抜けなくて困っているのです。さ、財布が火の車だ〜。