プロバイダを＠niftyに換えたのを機にIP電話を導入しました

実を言うと、これまでIP電話に対して
あまり良いイメージを持っていなかったんですよ
というのも...

何年か前に近所の家がYohho! BBを契約して
接続を手伝ったことがあったのですが
そのときIP電話もセットについてきたのですね
当時はADSLモデムとIP電話装置が別になっていて
それに電話機とパソコンを繋ぐわけですから何本ものコードが行ったり来たり
もともと家庭内で電話機を置く場所って決まっているじゃないですか
…その家庭では、パソコンを使う場所から離れているわけです
付属のコードでは長さが足りないということもあって
面倒くさいからIP電話は使わないことにして
IP電話装置は接続しなかったのですね

今はIP電話装置はADSLモデムに内蔵されて一体となっています
おかげで配線もシンプルです
我が家の場合は電話機の近くの食器棚の上にモデムとルーターを置けば
その後のLAN配線の末端にも近いのでスッキリしたものになりそうでした
　　実際は電話機をパソコンのそばに持ってきてしまいましたが

あまり興味がなかったので、詳しくは知らなかったのですが
IP電話というのは多くのプロバイダが提供していますが、基本的な通信事業者は3社で
プロバイダが違っても通信事業者が同じなら無料で通話ができるそうです
逆に、＠niftyは接続の契約によって通信事業者が違うので
同じ＠niftyのメンバー同士でも無料にならないことがある、と

で、無料無料といいますが、無料で通話するにはIP電話回線で使う電話番号
つまり「050」で始まる電話番号にダイヤルする必要があるそうです

…はて？

ワタクシのところに届く友人知人からの年賀状で
IP電話用の番号を書いている人間は一人しかいません
これだけネット環境が普及している昨今ですから
IP電話を引いている人はかなりいるのではないかと思うのですが
番号が判らないから掛けようがない、無料通話ができないのであります
これじゃ宝の持ち腐れじゃありませんか？

というわけでワタクシは…いや、ここで電話番号を公表するには問題がありますので
「NTTコミュニケーションのIP電話を使っている」と宣言するにとどめておきますが
お心当たりのある方はメールでお問い合わせください

今これを書いていて思ったのだけど
ほら、固定電話はそうそう解約しないけど、プロバイダの乗り換えってあるでしょ
そのときにIP電話は解約したり番号が変わったりするから
あんまり仲間に知れ渡るというのも、変更の連絡が大変になるから
それであんまり教えないのかもしれませんね

IP電話の料金について検討したのですが、固定電話を使ったときと比べると
市内の固定電話や携帯電話に対してはほとんど差がありません
微妙に安いかなと思う程度ですが
ウチみたいに通話頻度が少ない家は、一ヶ月に10数円の差でしょうね
我が家で使っているａｕの携帯電話に対しては、むしろKDDIの料金が安いので
ワタクシとツレアイ宛に電話を掛けるときは強制的にKDDIを利用するように設定しました
これは安い！　と思えるのは市外と海外ですね
市外通話は、今、KDDIのサービスでほぼ半額になっているのですが
　　その月に一番多く掛けた相手だけに対してどぉーんと割引されるという
　　掛ける相手がツレアイの実家くらいしかない我が家向きのお得プラン
それよりもさらに安くなるので、これはIP電話さまさまになりそうです