ネジ部分の防水シール?
そ〜っと剥がして再利用
 これもクルマの購入前に何かの雑誌で見て「あ、格好いいなぁ」と思ってました。メルセデスが採用して以来、国産車でもオプションで用意するクルマが出てきましたが、それよりも昔、ボンネットバスなんかでピラーのところから腕木が跳ね上がるような感じで飛び出すウインカーがあったけど、ちょっとそれを思い出しますね。Breezingはフェンダーにウインカーが無い(フロントのウインカーがコーナーにあって兼用しているようなデザイン)し、これは位置も高いので安全にも貢献できると思って欲しくなったパーツです。
 何故か担当の営業氏がDOOV製品を扱いたがらず、「オートバックスやイエローハットのような店で注文してくれ」と言うのですが、DOOVに問い合わせたら、当社製品はホンダディーラーにしか卸さないとのことなので(この営業氏は知らなかったのかなぁ?)、ドアバイザーと一緒に注文しました。

 上記の問い合わせのときにD.I.Y.について訊ねたら「ドアの内張りが外せる人でしたら、大丈夫ですよ」ということなので、これも持ち帰って自分でやることにします。

 お馴染みのM相良サンのサイトにあるスピーカー交換のページを参考にドアの内張りを外し、説明書を見ながらドアミラーも外してバラします。ドアミラーの外側に2ヶ所、ビス穴を隠すために透明と黒の丸いシールが貼ってあるのを剥がさなければならないのですが、作業後に再利用するので丁寧に剥がしましょう・・・これくらい付属品としてドアミラーカバーのキットに同梱しておいて欲しいものですね。
 途中、オリジナルのカバーにドリルで穴を開ける必要があるのですが、これはちょっと度胸がいりますね。技術的にどうのとか、力が必要ということではなく、「ここまできたらもう後には引けない」という覚悟ですね。この穴を隠すためにも、完成させてドアミラーカバーを被せなければならないのです。取付説明書では8mmの穴を開けろとのことでしたが、手持ちの6mmのドリルでも大丈夫でした。ウインカーの配線が通ればいいのです。
ドアを閉めれば隠れるが・・・
 ウインカーの点滅に必要な電源はフロントウインカーから横取りします。さすが市販品だけあって既存の配線を傷つけることなくカプラーで分岐させるのですが、その後フェンダーに沿ってドアまで配線するのはあまりスマートなやりかたではありませんね。コードが見えたりして、素人の配線と大差ないです。
 ドアの内張りを外す理由は、こういった配線を接続するカプラーをドアの内側に持ってくるためです。こんなゴロゴロしたものを置いておけるのはここしかないということでしょう。ドアミラーから直接コードをフェンダーのウィンカーまで引き廻す手もあるでしょうけど、長い線が邪魔になるので「プロがやる仕事ではない」のでしょうね。

 標準作業時間2.2時間ということですが、説明書を見ながら恐る恐るやっていたので片方だけで3時間くらいかかってしまいました。でも、慣れて要領が判ったせいか、もう片方は早かったです。

 関連サイト: 「DOOV」