『いたずら防止警告LED』はすべてが一体化されたものを取り付けただけでしたが、ついでにLEDを使った工作をいくつか同時進行で手がけてみました。LEDや抵抗なんて、高い電車賃使って秋葉原まで行かなければ手に入らないかと思っていたのですが(行っても何を選べばいいか判らない)、ネットオークションなどからたどってゆくと、けっこう個人で通販している人がいることに気づきます。


 白色LEDの頭を平らにカットして光が拡散するようにしたものです。少し余分にお金を払うと12V電源に合わせた抵抗とリード線までハンダ付けして送ってもらえます。これで1個当たり120円程度(送料込み)の計算ですから、安いものです。(1時間半かけて行く秋葉原までの電車賃は片道1,280円もする)

 3個をひとまとめにします。LEDそれぞれに抵抗が入っているので並列につないでやる必要があります。

 2列目の左座席(通称:補助椅子)の脚部のプラスチックカバーに穴を開けます。

 拡散レンズになったブラケットをセットし、裏側からLEDを取り付けます。

 オンオフの回路には、@開発人fujiさんの『ドアオープン連動LED残照回路』を使うことにします。となると電源は『オートドアミラー』『いたずら防止警告LED』に芋づる式につなげばオーケーということになります。簡単です(笑)
 マイナス線が端子から抜けたため、ワンタッチコネクターでバイパスさせました。

 スライドドアの開閉を検知する信号は、MPCSユニットQカプラの2番…これ自体は奥まったところにあるのですが、すでにここからM相良さんの『半ドアインジケーター』に線を引き出しているので、その中の橙色の線に割り込んでやればオーケーです。この線は判りやすいところを通っています。

 完成です。意外とルームランプも明るいので、ステップライトの明るさが期待したほど目立たなかったのですが、LEDが光っているのが目に入るので、実際以上に足元が明るくなったように思えます。できるだけ地面も照らしたかったのですが、この位置からではどうしてもステップの影ができてしまうようです。

 ウェルカムランプと連動にしても良かったのですが、あえてスライドドア連動の回路にしてみました。つまり、運転席や助手席を開けても光りません。逆に言うとスライドドアを開けている間は点きっぱなしになってしまいます。キャンプやピクニックでドアを開いたまま長時間駐車している時には邪魔になりそうですが、コラム裏のスイッチで消灯できるから…ここでもあのスイッチは役に立ちますね。
 このステップライト、ずいぶん前からつけてみたくって場所を探していたんです。乗降の邪魔にならないのが条件で、天井や下側のドアレールとか、いろいろ考えたけど角度が悪かったのです。で、ある日気づいたのが補助椅子の脚カバー。斜めになっているのでうまくステップと地面を照らしてくれるのではないかな…って。

 関連サイト: 「@開発人fujiのページ」