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2005年12月 1日 の記事

Dec012005

今日は『映画の日』

…なのだそうです

ワタクシが初めて見た映画、少なくとも記憶にある最初の映画は
ディズニーの『狼王ロボ』です。福岡の天神にある映画館で見ました
日本での公開が1963年だそうですから、幼稚園の頃に見たことになります

  ふだんは福岡市のことを「博多」と書くのですが
  天神は那珂川の西側なので「福岡」になります

その後原作の『シートン動物記』や漫画化されたものを読んでいるので
ストーリーは知っているのですが
映画の記憶そのものはほとんどありません
映画館の広いスクリーンをぼんやりと覚えている程度です

天神や中洲の映画館は父親に連れられてハレの日に行くわけですが
場末の3番館辺りには小学校2、3年の頃に一人で行ってたなぁ
入場料が50円だったのを覚えています

あれ、今いくらするんだ?

今年行った地元の映画館は大人が1,000円だったけど
あそこはちょっと特殊な例でしょうね

そういえば映画館の入場料と散髪の料金は大体同じという話を聞いたことがあるけど
今はかなり差がついているんじゃないかな?
ちなみに、ワタクシが小学校5、6年の頃は床屋が180円だったけど
こないだの日曜日は4,000円払ったぞ

以前『週刊朝日』に「値段の風俗史」という連載があって好きだったけど
あれって単行本になっていないかな?
映画の日から脱線して妙なことが気になってきたのですが、ネットというのは凄いねぇ
『値段史年表』というタイトルで単行本化され、いつもの図書館にあることが
休み時間に判ったものだから、早速帰りに借りてきました

  Amazom.co.jpで「こちらもどうぞ」と勧められた『キャラメルの値段』もあったので
  これも一緒に借りてきた…Amazonでは本の検索だけしたみたいで申し訳ない

で、映画館の入場料ですが、1963年の日本映画封切館で350円とありました
ワタクシが場末の劇場で50円で見ていた1966、7年頃は500円です
やっぱり大人がロードショーを見に行くとそれなりの料金なんですね
この本の発行が1988年ですから最新の値段も1987年の1,500円で終わっているのですが
この辺は今とあんまり変わらないのかなぁって気がします

さて、対する理髪料金です
1963年の東京における平均的な料金が280円。映画より安かったのです
1967年で420円でほぼ並んだあと、1987年では2,900円と倍になっています
昔は人件費が低く算定されていたのですね


今、『キャラメルの値段』をパラパラとめくったら
懐かしいものがいろいろ載っていましたね
そうだ、『ALWAYS 三丁目の夕日』が地元の映画館で上映されることになったら
見に行こう…と書いて、なんとか話題を映画に戻すことができました

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『値段史年表』は絶版ですが、その後さらに最新情報を補って
文庫版の『戦後値段史年表』という本が出ているそうです
映画より先に、これ買っちゃおう
『キャラメルの値段』は高いからパス、借りるだけ (^^ゞ

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