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2008年1月23日 の記事

Jan232008

おぞい紙

 

107.jpg

先日来の報道を見ていますと
つい、この話を思い出してしまいます

1979年7月10日、東芝EMIのスタジオで行われた
「107 SONG BOOKシリーズ完成記念発表会」での
笠木透さんが語る制作秘話であります


 ぼくらはなるべく悪い紙で、印刷もあんまり良くなくて。で、写真も自分たちが撮って全部入れるから、ビカッと出たら却ってアラが目立って困るからですね、こうちょっと印刷も落ち目でやって欲しいという注文を出したわけですね。
 で、紙もですね、四国のこれは…徳山製紙かどっかの紙なんですけども、その紙がちょっと何といいますか大昭和製紙といいますか、名前を出しちゃうと悪いんですけども、いわゆる日本の一流企業の一流の紙よりは、ちょっと落ちると。そこんとこが気に入って特注したわけです。
 頼んでやっと出来上がってですね、その紙がきたもんですから、やれやれ悪い紙が…、ぼくらの言葉で言いますとね、ローカルな言葉で言いますと「おぞい紙」と言う。「おぞい紙が来て良かったなぁ。これ、なかなかおぞいじゃないか」…と、パッと開けてみたらですね、良くなっているわけですね。いい紙が来ちゃった。
 これは困るじゃないかという話をしたら、そこのメーカーの方が「ま、それだけ買ってもらえるんだったら、一生懸命私たちは勉強させていただいた」…で、どういうふうに勉強させていただいたかというと、その金で少し良くしたちゅうわけですね、紙質を。
 日本という国はそういう見事な何といいますか、こう前向きな気持ちをみんな持ち合わせている国だのうということをしみじみ思ってですね、「いや、ぼくらは悪くしたかったんや。悪くしたいという考え方でやってたんだ」と言ってもですね、メーカーの方は「いやぁ、一生懸命これでいい紙を漉いてきたんですから受け取ってください」ということであの紙になっちゃったんです。

「107 SONG BOOK全集・おまけ編」に収録


今日、久しぶりに聴き返しました
 

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Jan232008

ゆ、っきでした(by 猫)



  
仕事場で、スタート直後の忙しさが終わる頃
窓の外に雪がちらつき始めました

今日は一応それなりに真剣に降っているようですが
積もるような根性はなさそうです
それでも、お昼に見たら
停めてあるクルマの屋根がうっすら白くなってはいましたが

埼玉県北部って、そうなんですよ
今日みたいに太平洋側からの雪は都内や県南で降っておしまい
日本海からの雪は上越国境や群馬県で降っておしまい

結局、ここまで来るのは夏の暑さと、冬のからっ風なんだよなぁ

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