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2008年2月 2日 の記事

Feb022008

知る人ぞ知る店

 
そんなわけで午後から行田だったものですから
ちょっと早めに家を出て、ランチも行田で食べることにしました
ここの料理は美味しいよと...言われるレストランです

あ、今ね「...」の部分に「評判の」と書こうと思ったのですが
実を言うとあまり評判を耳にしません。行ったことがある人が少ないんですよ
そもそも、ここで食事ができることが知られてないのかもしれません

オードブル(三点盛り合わせ)

というのも、このレストランがある建物は、とある企業のクラブハウスなんです
つまりプライベートな建物ですから普通の人は前を素通りするだけ
本来はそこの社員や取引先を招いての会合などで使われていたのですね
まぁ、コネやツテで使っていた人たちもあったようですが

本日のスープ、パン(焼き立て二種)

それが何年か前から一般の人たちにも開放され
  きっと一種のペレストロイカなんでしょうなぁ
いわゆる『なんとか会館』みたいに利用できるようになり
レストランも、特にランチメニューは予約なしで食べられるようになったのですが
公共の会館だって、会合があるから行くものだという頭があるわけですから
食事だけで利用しようなどとは、なかなか思いが回らないんですね

つまり、穴場なのです

A:牛ロースのステーキ ディアブルソース

このクラブハウスは、今は子会社が経営しているようですが
  だからこそ、ペレストロイカで営業拡大なのかも
親会社のウェブサイトを見ても、グループ会社一覧を見ても
クラブハウスの情報にたどりつけません

B:真鯛のムニエル

クラブハウスも独自のウェブサイトを持っているのですが
グーグルやヤフーで検索してもヒットしません
  名称をテキストではなく画像で表示しているから、ロボットにかからない?
出てくるのは「ここで会合をしたよ」という企業・団体のレポートばかりです(註)

コーヒー、デザート(季節の果物とケーキの盛り合わせ)

そんな、隠れ家的なクラブハウスですが
行田市のど真ん中、水城公園の正面に建つ5階建てのビルです
公園の桜が満開になると、レストランの窓から見下ろせて綺麗ですよ

ちなみに、正式名称は『アドバンテスト行田クラブハウス』といいます


註:サイトリニューアルにより
  クラブハウスのページがURLも含めて新しくなったようです
  今度のページにはテキストで「行田クラブハウス」とかかれていますので
  早晩検索エンジンに見つかることでしょう(2008.4.3)
  URL:http://www.afc-advantest.co.jp/afc/ch/ch_top.html
  

Feb022008

へのへのもへじの謎

 

レコードは当初2枚組みで発売されました

本日、埼玉県の行田市というところで
『常田富士男のあったか話』という口演があり
実は昨年のうちからチケットを買っていたのですが、観に行ってきました
会場は、急遽(?)当日券も売り出すほどの盛況でした

今日、会場入り口で。このあと「当日券あります」という張り紙が下に貼られた

常田富士男さんといえば
多くの人は『まんが日本昔ばなし』を連想するんじゃないでしょうかね
ワタクシの場合はそれよりもなによりも『巨泉・前武のゲバゲバ90分!!』です
あの番組で初めて彼を知ったのですが、それはそれは強烈な印象でした
ですから、ワタクシの常田富士男さんに対するイメージは
「むさくるしい、バッチィ、惨め」という、ご本人が聞いたら気を悪くしそうですが
まぁそういう役柄のイメージが定着しているのですね
そして、それにも増して不思議な雰囲気と「間」を持った役者さんというイメージです


チケット購入時に貰ったチラシには、こう書いてあります

「日本昔話でおなじみの常田富士男さん独特のほのぼのとした口調
 そして何か昔の風景を思い出させてくれる朗読のこんさーとです」

ワタクシもそうだったのですが、おそらく訪れたお客さんの大半は
「民話の朗読を中心にした講演会だろう」と思っていたのでしょうね
会場に入ると、ステージには黒板と、古い木の机と椅子が用意されていました
確かに懐かしさがこみ上げてくるような舞台装置です

始業を告げるベルの音は美しく響いた

やがて開演のブザーが鳴り、常田さんが登場して...
最初は八木重吉の詩を読んだり
古い小学校(それも低学年向け)の国語の本に出てくるような話を読んだのですが
なかなか会場が期待している民話方面に行かないのですね
それどころか、わけのわからない禅問答のような話が展開してゆくのです

黒板に○や□、△を書いて「これは何ですか?」「月」「石」「森」...
「人はお月様から円を発明しました」「人は石から四角を発明しました」
「それは…それです」「その通り、正解です」

なんだ、この不条理は!? なんだこのナンセンスは!?

…と感じた途端に気がつきました。これって別役実じゃん

そうです、常田富士男さんは、ご自身の出発点である
『演劇企画集団66』が手がけた別役実さんの作品を
一人芝居、朗読劇で演じていたのですね


このイベントを見に行くきっかけになったのは、小室等さんのライブにあります
小室さんがライブで、たとえば「雨が空から降れば」を歌うときに
「この歌は、『スパイものがたり』というお芝居で使われて、舞台では...」
と、そのときの状況を、常田富士男さんの声色を真似てやって見せるのですね
これがまた「いかにも」というオカシミがあって
ワタクシなんぞライブでは歌よりもこちらが楽しみなんですが
いつか機会があれば本物の常田富士男さんも見てみたいと思っていたのです

今日のイベントはまさにこの逆なのですね
常田さんの一人芝居を見ながら六文銭の歌を想像するという
とても不思議な感覚でした

「へのへのもへじの謎 ~最後の授業~」
「なにもないねこ」

語り終えた後に「歌を歌います」と言って歌ったのは
もちろん六文銭の「ネコの歌」…おけいさん以外のボーカルで聴くのは初めてでしたが
なかなか味があっていい歌いっぷりでしたよ

演じているその場で聞いているときは
正直「何をわけのわからんことを言っているのだ」と思ったのですが
あとから伝わってくるものがある、判ってくるものがある
言葉では言い表せないけど、確かに自分の心の中に受け止めたものがある
そんな感じがするのは、やっぱり常田さんの不思議な「間」なのでしょうか

家に帰ってきて、『六文銭メモリアリル』を聞き返したのは言うまでもありません


この口演はツレアイと二人で観に行ったのですが
「日本昔ばなし」世代の彼女は前半が面白かったと言い
「ゲバゲバ90分」世代のワタクシは後半が面白かったというのは
なんとなく納得してしまいました
 
 
 

 

 

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