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2005年4月24日 の記事

Apr242005

漢語表記に於ける私的考察

この前の記事で
なぎら健壱さんの『日本フォーク私的大全』という書名を書いたときに
ふと思い出したことがあります

去年あたりから、かな
個人のウェブサイトやブログ、掲示板の書き込みなどを見ていると
やたら「私的」という言葉が目につきました
しかもそれが前後の文章の流れとは不似合いに堅い言葉に響くのです
へんだなぁ、他ではくだけた文章書いているのに
どうしてここだけ文語的になるんだろう?

あちこちのサイトでそういうことに遭遇するうちに
ようやく気がつきました

これは「してき」ではなく「わたしてき」と読むのだ、と

このブログでは、自分の一人称表現を「ワタクシ」と統一しています
「私」と書いたのでは「わたし」とも読めるし
たとえ「わたくし」と読んでいただいたとしても
わざと改まったフリをしているというニュアンスが伝わらないため
意識的に「ワタクシ」という表記をしているのですが

「わたしてき」の場合も「私的」ではなく「ワタシ的」と
表記して欲しいなぁ、いや、ワタクシだったらそう書きますよ

逆に言えば、今の人は
「この評論、どうしてここだけ『わたしてき』って
 若い子ぶった言葉使うんだろう?」
って感じるのかな?

Apr242005

タカダワタル的だわね

高田渡トリビュート

歌を歌うのは好きだが、カラオケは大嫌いである
だが、宴席などで成り行き上どうしても歌う羽目になることがある
つい先日も、そういった事情で十数年ぶりにマイクを握った
これなら知ってるからと選んだ歌が『自転車に乗って』

一週間後、高田渡さんの訃報に接した

取り立ててファンということはないが、高田さんの歌は好きだった
激しい怒りや深い悲しみ
そういった感情を押し殺したのか乗り越えたのか
飄々とした歌いっぷりが好きだった

去年だったかな、地元の図書館で
『バーボン・ストリート・ブルース』を見つけて読み
高田さんの歌の奥底にあるものが少し判ったような気がした
…そんなことは加川良が30年以上も前に『下宿屋』で歌っていたのだが
ようやく自分の感覚として判った気がしたのだった

あたらめて思い出してみたら
高田さんがしゃべっているのを聞いたのは
 古くは『第4回フォークキャンプコンサート(1969)』の復刻CD
 最近では坂庭省悟さんのライブCD『この想い(1999)』でのゲスト出演
高田さんが動いている姿を見たのは
 もちろんナマでは一度もなく
 映画『タカダワタル的』の予告編をウェブで見ただけ
 本編はまだ見ていない
  近場でやってくれたらぜひ見たいのだが…
  先日、高崎映画祭での上映は、やっぱり行けなかった
  6月にDVDがでるそうなので、これを買うか

そういう意味では、歌でしか高田さんと接していないので
彼の歌が手元に残る限りは、ワタクシにとって
高田渡は永遠に現役なのである…新曲を聴くことはできないが

もう一度読み返そうと
さっき図書館に『バーボン・ストリート・ブルース』を借りに行ったら
以前は開架式の書棚にあって自由に手にとることができたのに
保管庫に移されて貸出不可になっていた


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一緒に借りてこようと思った
高田さんのエピソードが楽しく書かれている
なぎら健壱さんの『日本フォーク私的大全(文庫版)』も
一般の書棚から保管庫に移されて貸出不可
さいわい単行本の方が閉架書庫にあって
こちらは借りてくることができたので
しばし、高田さんのご冥福を祈ることも忘れて
抱腹絶倒のエピソードに腹をよじって笑おうと思う

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