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2007年3月21日 の記事

Mar212007

サポセン

一ヶ月ほど前に仕事場で使っているパソコンが故障しました

昼休みが終わってスイッチを入れたら
Windowsの起動ロゴが出たところで青い画面になって
なにやら英語のメッセージが出てきます

BIOSセットアップのユーティリティに組み込まれていた診断ソフトを使うと
メモリに異常があるという結果が返ってきました
とはいえ、予備のメモリは持ち合わせていませんし
2枚1組で作動するタイプなので1枚だけ外して使うということは無理のようです

ということを自分でやってみた後にメーカーのサポートに電話しました
まだ購入して一年以内でしたから、引き取り修理の保証期間中でした

電話口に出た男性に状況を説明すると
アレを試してくれ、コレを試してくれと指示が出ます
先ほどワタクシがやったことが半分くらいあったのですが
何故か彼の指示で試してみると
さっきは表示できたメッセージが出なかったりするのです
…いじればいじるほど調子が悪くなっていくようです

「どうやら何かの拍子でシステムファイルが壊れたみたいですねぇ」
「あのぉ、診断プログラムではメモリに異常が…」
「こうなるとOSの再インストールを試すしかありません」

いや、あなたねぇ、気安く言うけど
それをやったらデータが消えてしまうんだよ。最後の手段なんだよ
「どうします? 今やりますか?」

あくまでもシステムファイルの破損だと断言するので
まぁハードディスクがクラッシュしたわけではなさそうだから
とりあえずできるだけバックアップを取っておこうと
その場で再インストールをすることはやめたのですね

実はその前に一度HDDを外してみていたのです
万一のときは別のPCに繋いで中身をコピーしようと思ったのですね
ところが、HDDのコネクターの形状が、ワタクシが知っているものではなかったのです
ATAという規格なんだそうで、てっきりIDEだと思っていたのが目算はずれ
「あたたた...」(駄洒落を言っている場合ではない)
IDEだったら自宅のPCがすでに何台もHDDを繋いでいるので
1個交換してしまえばすぐにコピーできると思ったのですね
それをDVDに焼いて仕事場に持ってくればいい、と

まぁATAやIDEをUSBに変換するケーブルが売られているというので
それを買って来て、仕事場にある別のPCに接続してコピーをとりました
そしてそのままフォーマット、元のPCに戻してOSの再インストールです
…が、再インストールを始めたらまもなくエラーが出て止まってしまいました
やっぱりPC本体に問題があったのです

日を改めて再びサポートに電話です。今度は女性でした
これまでのことを説明すると、前回のサポート記録を検索して
「メモリの不調については記録がありませんねぇ」
おのれ、あの野郎、こちらの話を全然聞かず自分の考えを押し付けていたのか!

彼女はすぐに引き取りの手配をしてくれて翌朝には梱包材が届き
午後には引取りの運送屋が持って行き
翌々日には購入時のOSやアプリがインストールされ
もちろんライセンス登録も済ませた状態で戻ってきました
修理伝票によると「メモリ交換」が修理内容だったのは言うまでもありません

この手際の良さに感心すると同時に、最初の男性の不手際にムカッ腹が立ってきました
まぁ、再インストールを勧める気持ちも判るんですよ
PCの不調なんて後からインストールしたソフトや周辺機器の影響もあったりするから
問題を切り分けるためにも初期状態に戻してみた方がいいんです
それに引き取るとしたらそれなりに経費もかかるし...

でもね、今回は最初から診断ソフトでメモリに異常が出ていると言ってるんですからね
いくらバックアップを取ったからといってそれを書き戻す手間が大変なんですよ
作った文章や表のデータだけならいいんです
大変なのが「使い勝手」…辞書やツールバーのアイコンの並び順など
鍛え上げたものが失われるのですからね
昔、アプリケーションが一枚のフロッピーやフォルダー内だけに収まっていた頃だったら
まぁだいたいどれが環境設定ファイルか判りますから書き換えるのは簡単でした
でも、今はシステムフォルダにあったりレジストリに書き込まれていたりで
単純にバックアップしたものをコピーすればいいとは限らないから厄介です

それに、業務で使っている一部のソフトは
再インストールするのにマスターの媒体がないのです
システム会社の人にCD持ってきてもらってインストール
…幸いにしてこのソフトが必要になる日までにスケジュール調整が付きましたが

というわけで、一ヶ月ほど経ってようやく復旧したかなぁ、という感じです

やれやれ


Mar212007

さて、コーヒーの話だが…



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映画版はどうなっているかは知らないけれど
TVドラマ版の『黄色い涙』には「SHIP」という喫茶店が出てきます
原作の『若者たち』では、この喫茶店は「ぽえむ」という名前です

そもそも『若者たち』というタイトル自体
既に「♪君の行く道は~」で有名なTVドラマがあったから
『黄色い涙』になったのだと思うのですが
「ぽえむ」というのも喫茶店のフランチャイズチェーンがあったわけですね

マンガの「ぽえむ」はチェーン店ではないようですが
実在の「ぽえむ」1号店は、マンガの舞台になった阿佐ヶ谷の店だと聞いています

学生の頃は都内の学校に通い
あちこちで「ぽえむ」の黄色い看板を見たものです

…そのわりには、あまり入ったことなかったな

印刷されたメニューで、どこの店に入っても同じものが飲める
チェーン店ならではの画一さを嫌っていたのかもしれません

4年間利用した下高井戸の駅前にも一軒ありましたが
あれだけ喫茶店を利用した時代だったのに
一度くらいしか入ったことがありません
隣の桜上水にあるミートパイを出す喫茶店にはよく通ったけどなぁ(笑)

まぁ学生街の喫茶店には
人情の機微に通じているマスターとかがいたほうが面白いので
「ぽえむ」はちょっと雰囲気があっさりしていたのかな

でも、今になって
ドトールやスタバが広まっている状況を見ると
「ぽえむ」の先見性はたいしたものがあったように思います
いや、商売としての先見性ではなく、コーヒー文化を広めようという志の高さ
仲間と熱い議論をする場所でなく、マスターのウンチクを聞かされる場所でなく
美味いコーヒーを気軽に飲める場所としての喫茶店を普及させようとした志

最近、あの黄色い看板を見かけなくなりました
気になってネットをいろいろ探したら、まだフランチャイズの本部はあり
店舗の方もいくつかあるようです
そして「ぽえむ」を愛する人も...

気がついたら一年余り都内に遊びに行っていませんが
今度でかける機会があったら下高井戸に足を伸ばしてみようかな
去年の秋、甲州街道はクルマで通ったんだけどね


さて、コーヒーの話だが…

昨日、仕事場で誰かが「コーヒーが苦すぎてお湯で薄めた」といっている声が聞こえ
そういえば、昔、アメリカンコーヒーはそうやって作るものだと思い込んでいたなぁ
なんて思い出したんです…いや、店の人だってそう思い込んでいて
実際にそうやって作っていたのかもしれません(笑)

そうそう、それに対抗してアフリカンコーヒーというのを考案したことがありました
作り方は、まずドリップでコーヒーを入れ、そのコーヒーをもう一回ドリップします
…考えただけで、試したことはありませんでしたが (^^ゞ

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