さて、コーヒーの話だが…
映画版はどうなっているかは知らないけれど
TVドラマ版の『黄色い涙』には「SHIP」という喫茶店が出てきます
原作の『若者たち』では、この喫茶店は「ぽえむ」という名前です
そもそも『若者たち』というタイトル自体
既に「♪君の行く道は~」で有名なTVドラマがあったから
『黄色い涙』になったのだと思うのですが
「ぽえむ」というのも喫茶店のフランチャイズチェーンがあったわけですね
マンガの「ぽえむ」はチェーン店ではないようですが
実在の「ぽえむ」1号店は、マンガの舞台になった阿佐ヶ谷の店だと聞いています
学生の頃は都内の学校に通い
あちこちで「ぽえむ」の黄色い看板を見たものです
…そのわりには、あまり入ったことなかったな
印刷されたメニューで、どこの店に入っても同じものが飲める
チェーン店ならではの画一さを嫌っていたのかもしれません
4年間利用した下高井戸の駅前にも一軒ありましたが
あれだけ喫茶店を利用した時代だったのに
一度くらいしか入ったことがありません
隣の桜上水にあるミートパイを出す喫茶店にはよく通ったけどなぁ(笑)
まぁ学生街の喫茶店には
人情の機微に通じているマスターとかがいたほうが面白いので
「ぽえむ」はちょっと雰囲気があっさりしていたのかな
でも、今になって
ドトールやスタバが広まっている状況を見ると
「ぽえむ」の先見性はたいしたものがあったように思います
いや、商売としての先見性ではなく、コーヒー文化を広めようという志の高さ
仲間と熱い議論をする場所でなく、マスターのウンチクを聞かされる場所でなく
美味いコーヒーを気軽に飲める場所としての喫茶店を普及させようとした志
最近、あの黄色い看板を見かけなくなりました
気になってネットをいろいろ探したら、まだフランチャイズの本部はあり
店舗の方もいくつかあるようです
そして「ぽえむ」を愛する人も...
気がついたら一年余り都内に遊びに行っていませんが
今度でかける機会があったら下高井戸に足を伸ばしてみようかな
去年の秋、甲州街道はクルマで通ったんだけどね
さて、コーヒーの話だが…
昨日、仕事場で誰かが「コーヒーが苦すぎてお湯で薄めた」といっている声が聞こえ
そういえば、昔、アメリカンコーヒーはそうやって作るものだと思い込んでいたなぁ
なんて思い出したんです…いや、店の人だってそう思い込んでいて
実際にそうやって作っていたのかもしれません(笑)
そうそう、それに対抗してアフリカンコーヒーというのを考案したことがありました
作り方は、まずドリップでコーヒーを入れ、そのコーヒーをもう一回ドリップします
…考えただけで、試したことはありませんでしたが (^^ゞ
コメント
エンドウマメ
インスタントコーヒーを、毎日2~3杯は飲んでます。 寒いとコーヒーを
入れてしまいます。 最近貰いモノですが、1杯ずつ出来る粉のコーヒーの
ドリップタイプなのを、2種類貰いました。 1つは全然香りがしないので
でもコクがあります。 もう1つは凄く香りがいいのですが、味は薄い。
フレーバーを使えば、香りだけいいのが出来ますが、やはりコクが無いと
美味しくありませんから、難しいですね。 なので、インスタントも侮れないです。
まつお
▽エンドウマメさん
コーヒーが飲みたくなって、豆を挽き
ドリッパーをセットして、ゆっくりと糸のようにお湯を注ぐ
…味はいいのだけど、気分がもうコーヒーを飲みたいという
「旬」ではない
後片付けをしていると余韻もどこかに消え去ってしまう
なぁんて時もありますよね
飲みたいときにすぐ飲めるということでは
インスタントは大変ありがたいものだと思います