サポセン
一ヶ月ほど前に仕事場で使っているパソコンが故障しました
昼休みが終わってスイッチを入れたら
Windowsの起動ロゴが出たところで青い画面になって
なにやら英語のメッセージが出てきます
BIOSセットアップのユーティリティに組み込まれていた診断ソフトを使うと
メモリに異常があるという結果が返ってきました
とはいえ、予備のメモリは持ち合わせていませんし
2枚1組で作動するタイプなので1枚だけ外して使うということは無理のようです
ということを自分でやってみた後にメーカーのサポートに電話しました
まだ購入して一年以内でしたから、引き取り修理の保証期間中でした
電話口に出た男性に状況を説明すると
アレを試してくれ、コレを試してくれと指示が出ます
先ほどワタクシがやったことが半分くらいあったのですが
何故か彼の指示で試してみると
さっきは表示できたメッセージが出なかったりするのです
…いじればいじるほど調子が悪くなっていくようです
「どうやら何かの拍子でシステムファイルが壊れたみたいですねぇ」
「あのぉ、診断プログラムではメモリに異常が…」
「こうなるとOSの再インストールを試すしかありません」
いや、あなたねぇ、気安く言うけど
それをやったらデータが消えてしまうんだよ。最後の手段なんだよ
「どうします? 今やりますか?」
あくまでもシステムファイルの破損だと断言するので
まぁハードディスクがクラッシュしたわけではなさそうだから
とりあえずできるだけバックアップを取っておこうと
その場で再インストールをすることはやめたのですね
実はその前に一度HDDを外してみていたのです
万一のときは別のPCに繋いで中身をコピーしようと思ったのですね
ところが、HDDのコネクターの形状が、ワタクシが知っているものではなかったのです
ATAという規格なんだそうで、てっきりIDEだと思っていたのが目算はずれ
「あたたた...」(駄洒落を言っている場合ではない)
IDEだったら自宅のPCがすでに何台もHDDを繋いでいるので
1個交換してしまえばすぐにコピーできると思ったのですね
それをDVDに焼いて仕事場に持ってくればいい、と
まぁATAやIDEをUSBに変換するケーブルが売られているというので
それを買って来て、仕事場にある別のPCに接続してコピーをとりました
そしてそのままフォーマット、元のPCに戻してOSの再インストールです
…が、再インストールを始めたらまもなくエラーが出て止まってしまいました
やっぱりPC本体に問題があったのです
日を改めて再びサポートに電話です。今度は女性でした
これまでのことを説明すると、前回のサポート記録を検索して
「メモリの不調については記録がありませんねぇ」
おのれ、あの野郎、こちらの話を全然聞かず自分の考えを押し付けていたのか!
彼女はすぐに引き取りの手配をしてくれて翌朝には梱包材が届き
午後には引取りの運送屋が持って行き
翌々日には購入時のOSやアプリがインストールされ
もちろんライセンス登録も済ませた状態で戻ってきました
修理伝票によると「メモリ交換」が修理内容だったのは言うまでもありません
この手際の良さに感心すると同時に、最初の男性の不手際にムカッ腹が立ってきました
まぁ、再インストールを勧める気持ちも判るんですよ
PCの不調なんて後からインストールしたソフトや周辺機器の影響もあったりするから
問題を切り分けるためにも初期状態に戻してみた方がいいんです
それに引き取るとしたらそれなりに経費もかかるし...
でもね、今回は最初から診断ソフトでメモリに異常が出ていると言ってるんですからね
いくらバックアップを取ったからといってそれを書き戻す手間が大変なんですよ
作った文章や表のデータだけならいいんです
大変なのが「使い勝手」…辞書やツールバーのアイコンの並び順など
鍛え上げたものが失われるのですからね
昔、アプリケーションが一枚のフロッピーやフォルダー内だけに収まっていた頃だったら
まぁだいたいどれが環境設定ファイルか判りますから書き換えるのは簡単でした
でも、今はシステムフォルダにあったりレジストリに書き込まれていたりで
単純にバックアップしたものをコピーすればいいとは限らないから厄介です
それに、業務で使っている一部のソフトは
再インストールするのにマスターの媒体がないのです
システム会社の人にCD持ってきてもらってインストール
…幸いにしてこのソフトが必要になる日までにスケジュール調整が付きましたが
というわけで、一ヶ月ほど経ってようやく復旧したかなぁ、という感じです
やれやれ
コメント
やっとかめ
Win系のサポートでもそうなんですか。まあ人によりなんでしょうけど。
Macは昔はサポートに電話も通じなかったし、その後はとにかく再インストールするか
こちらに送れというような素っ気ない態度をされたようです。
昔、どういう状態だったか忘れたんですが、Macのサポートに電話したらまつおさんと
ほとんど同じような対応をされました。後で別の女性がフォローした所まで同じ(笑)。
結局購入したショップに泣きついて事なきを得ました。
まつお
▽やっとかめさん
D社のサポートは半島や大陸の人が多いみたいで
今回も女性の方は『クイール』の映画監督と同姓でした
まぁ彼女はハキハキと対応してテキパキこなしてくれたのですが
中にはかなり怪しい日本語を話す人もいて
それでなくても専門用語が判り難いのに
普通の会話さえも判り難かったことがありました