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2007年11月 2日 の記事

Nov022007

高級ゼラチン

例の『ほねっこ』の続報ならぬ続感ですが...

読売新聞の「文書での問い合わせに対し」ってのは
おそらく新聞社に内部告発、タレコミがあったのではと想像します
他紙では騒いでいないように思うんですよ
表立って取材できないから手紙での確認から始まったのでしょう
税務署や検察の捜査も通報がきっかけになることが多いと聞きます
まぁ中にはやっかみによる誤解や単なる中傷もあるようですが...

昨日、11月1日にメーカーのサイトにアクセスしたら
さすがにトップページに「お詫びとお知らせ」が掲載されていましたが
ニュースで報じられた10月31日はまだ『What's New』のページを開いて初めて
「お詫びとお知らせ」が掲載されているのが判ったものでした
誰かが「コトの重要性が解っていない!」と進言して変えたのでしょうね
この辺の対応を誤ると逆効果になってさえしまいますからね

ニュース記事を読み返してみると
「24日に読売新聞社が文書で問い合わせ」「30日に事実を認め」
31日には新聞社とメーカーがそれぞれ発表をしていますね
単純に見たら、メーカーが対応策をまとめるまで回答を保留していたと取れますが
それだけではない「駆け引き」があったような気もします
読売だって文書で問い合わせるからには相当な自信を持っていたのでしょう
ただ、それだけで記事にはできません
ニュースソースを明らかにしてしまう危惧がありますからね
どうしても、メーカーの「はい、そうです」が必要だったはずです
かたやメーカーにしてみても、暴露されるのは仕方ないとしても
後処理をうまく立ち回りたいはずです
そのために、できる限り時間稼ぎをして対応の準備を進める...
読売は他紙に抜かれないよう冷や冷やしながらメーカーをせっついて
事実を認めさせようとする...
なぁんて勝手な想像をしてるんですが、考えすぎですかね?

ビーフはよく判らないのですが、ササミが白身魚に「変更」されたのって
ちょうど鳥インフルエンザの騒ぎの頃ですね
メーカーに好意的同情的に考えれば、鶏肉の調達が困難になったのかな
  さすがにイヌに健康被害が起きないように配慮したとまでは思いません
それでやむなく「変更」したものの
すでに印刷されていたパッケージがそのままだった
というのが「偽装」の発端ではなかったのではないでしょうか

今回の事件を正しく言うと「不当景品類及び不当表示防止法」に違反した行為
ということになるのかな?
品質上問題はなさそうなので、「食品衛生法」違反ではなさそうです



写真の再利用

ところで、今回初めて成分表を見たのですが「高級ゼラチン」って何ですか?

いえね、これを見て連想したのが「高級アルコール」や「高級脂肪酸」なんですが
これらは別に「品質が良い」「デラックス」という意味ではなく
分子構造において炭素の数が多いという化学用語なんですよ

でも、知らないと字面のイメージで「太らない」「コレステロールが少ない」
そんなふうに思えてしまうんですね

で、この「高級ゼラチン」における「高級」ってどちらの意味なのでしょうか?

ちなみに、高品質のゼラチンは写真フィルムの乳剤層を固めるために使われている
という話を聞いたことがあります

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Nov022007

6つめの「わたしが一番きれいだったとき」

SEEDS.jpg

さて、ワタクシの「わたしが一番きれいだったとき」を探す旅...
といってもPCの前に座って検索しているだけですが (^^ゝ
そろそろ終えようかと思います

今回紹介するのは、ピート・シーガーさんが作曲したものです
もちろん、前にも書きましたが、茨木さんの詩に直接曲をつけたのではありません
片桐ユズルさんが英訳したものに曲をつけたものです

聞くことができた音源は『Seeds:The Songs of Pete Seeger, Vol.3』というCDで
「Pete Seeger and Friends」というクレジットが示すとおり
ピートさん以外にもいろんな歌手が参加したアルバムで
あいにくこの曲は彼自身が歌っているものではありませんでした

Amazonで一部が試聴できますが、とても物悲しい女性の歌声です
ある意味、ピート・シーガーの声で聞くより良かったとも思います
…失礼。でも、彼が歌っているレコードがあるらしいです

ここで、自分の先入観に気づきます
ピート・シーガーだからもっと挑発的な歌ではないかと思っていた自分に
でも、聞こえてくる歌声は切々と流れる女性の声です
そういう意味でピート・シーガーの声で聞くより良かった気がするのです

あえて非常に乱暴な言い方をすれば、この詩は
「娘盛りの時期に戦争があったせいで、おしゃれも恋も楽しめなかった。プンプン」
という自分の気持ちだけを書いた詩です。書かれた言葉だけではね
それが読み手の心の中には反戦・厭戦の詩として伝わってくる、いや、湧いてくる
そういう気持ちになるためにも、ひところのピート・シーガーのような
それは彼に対して持っているイメージの大部分でもあるのですが
アジテーションの歌ではなく、こんな静かな歌のほうが
むしろ引き寄せられるような感じがするんです

茨木さんが詩に書いたのは太平洋戦争ですが
1967年にこれ(正確には英訳詩)に曲をつけたピート・シーガーは
当然ベトナム戦争を念頭に置いていたことでしょう
そして、今これを聴く事は、その後の民族紛争が引き起こしている
隣国間の争いや内戦をも連想してしまいます

このサイトで引用されている茨木さんの文章が...
適切な表現ではないかもしれませんが、とてもチャーミングでした

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