世界一食べにくいスパゲッティ

今日の夕食はスパゲッティでした...一時帰宅中のツレアイが作ってくれたのです
ただし、写真はフリー素材サイトのものを使っています
伊丹十三さんの『ヨーロッパ退屈日記』というエッセイ集に
「スパゲッティの正しい食べ方」という一文があります
引用すると長くなってしまうので要点をまとめますと
・イタリー風に調理したスパゲッティの前にきちんと坐る
・スパゲッティとソースを混ぜ合わせたら、
フォークでスパゲッティの一部分を押し退け
皿の一隅にタバコの箱ほどの小さなスペースを作る
・スパゲッティをフォークに引っかける
麺の一本が50センチもあるようなら2~3本
日本風のコマ切れなら7~8本は大丈夫だろう
・フォークの先を軽く皿に押し付け、時計廻りに静かに巻いてゆく
フォークの4本の足は、スパゲッティを巻き取るあいだじゅう
決して皿から離してはいけない...でないと大変なことになる
つまり、ちょっとでも足を浮かせると周りのスパゲッティを巻き込んで
しまいには皿中のスパゲッティを全部一巻きにしようとしてしまうみたいになる
ということなのですね
余談になりますが、後年、伊丹さんが脚本・監督をした『タンポポ』という映画で
これをネタにしたエピソードが出てきます
伊丹さんの『ヨーロッパ退屈日記』と『女たちよ!』が
ワタクシにとってダンディズムのバイブルとなっているのですが
この本に書かれている内容を下敷きにしたエピソードが散りばめられていて
本編のストーリーとは別に、あの映画が好きなのです
閑話休題、本題に入ります (^^ゞ
