また新しい年の始まりですね
さてさて、今年はどんな出来事が起こりますやら
できることなら楽しい思い出が多くなることを願っています

ところで、上の風車は我が家がキャンプに行くときのマスコットです
タープの先で牛が泳いでいたら、それは我が家のサイトです
「とどまつファミリーですか?」と声をかけてくださいね


 
とどまつハウス、96年の重大ニュース
デジカメは偉かった
軽井沢しんどろーむ
年末はバケツリレー


とどまつハウス、96年の重大ニュース


 ・・・は削除いたしました。だって、97年を振り返った特別企画(?)のコーナーで96年を振り返るニュースがあるのは変でしょう? ・・・そう思わない人もいるかも知れないけど、毎年こういうことになってしまうと、バックナンバーみたいになってしまって、それはそれで便利かも知れないけど、データ量が増えてサーバに収まりきれなくなってしまうし(まさか)、それになによりディレクトリ階層が深くなってしまい、頭が混乱してしまうことになりかねませんからね。


デジカメは偉かった


 前号の更新をしていたとき、スキャナが不調になってしまった。ま、幸い最後に「もう一枚追加しようかなぁ」と思った写真を読みとれなかっただけなので、とりあえず困りはしなかったのですが、その週末に軽井沢に行って結婚式の写真を撮り、それを『とどまつハウス』上に載せなければならない。
 勤め先にはフラットベッド型のスキャナがあるので、プリントが出来上がったら使わせてもらおう・・・そう考えながら出勤したら、突然デジタルカメラがやってきた。

 他の部署が取引先のメーカーの拡販キャンペーンか何かでデジタルカメラを貰ったのだ。普通のカメラだと思っていたらデジカメがやってきて、その部署では使い道が無いからというので回ってきたのである。
 回ってきたと言っても個人的所有物になったわけではない。もちろん、ぼくの部署の備品である。備品であるから「カメラだけあっても使い道がありません」と経費でパソコン接続用キットを買ってもらい、
「すみません、今度の週末、借用させて貰えませんか(^^;)」

 カメラの機種はカシオのQV−10・・・そう、一年前に買おうと思ったものの、3ヶ月待ちと言われて即キャンセルしたあれだ・・・あれ? 今年の始めにQV−10Aという後継機にモデルチェンジしたんじゃなかったっけ? 何で今頃旧機種の新品が?  (これを書いている年末現在、近所のホームセンターでQV−10とQV−10Aがどちらも\27,800で並べて売られている)
 こんたに聞いたら「QV−10の方がレンズが明るいから室内で使いやすいよ」とのこと。ちなみに彼は結婚式に「SONYのサーバーショットを持って」くるとか。これもどうやら勤め先の備品らしい。

 実際に何がどう写ったかという話は別に譲るとして、写真そのものの出来はまずまずでありました。前号の速報ページ(上の表で12月9日をクリックすれば見られる)では、「教会とオルガン」と組み合わせたもの以外はカメラから転送したものを無修正で使っています。
 使ってみて気に入ったのが、気軽にバンバン写せるということ。途中でフイルム交換せずに最大で96枚まで写せるというのは一泊で出かけるには充分だし、明らかに撮影に失敗したコマはその場で消去してしまえるから無駄がない。なにより、後のDP費用が気にならないので、本当に気軽にバンバン写せる・・・ま、これはQV−10の特徴で、こんたが持ってきたサイバーショットは電池の持続時間が短く、肝心のシャッターチャンスに電池切れという悲劇に遭っていた。
 欠点というか期待はずれだったのが、パソコンへの転送に時間がかかるということ。転送速度は何段階かを選べるのだけど、速い速度を選ぶとエラーを起こしてしまう。画像を見るだけなら高速でも転送できるのだが、正式に転送しようとすると通信に失敗するのだ。結局、最低速で転送したのだけど、気軽にバンバン写したのがアダになって、途中で一眠りできるほど時間がかかってしまった。

 デジタルカメラが買えなくて、代わりにスキャナを買ったとき(インターフェースボード付きでデジカメの半額だったので衝動買いしてしまった)に負け惜しみに「デジカメと違ってスキャナは古い写真やカタログも取り込めて便利だ。それにデジカメのデータを家のパソコンで取り込むのなら、近所のDP屋で1時間もあれば現像してもらえるので時間的にも差がない」と言ったことがあった。今回転送時間の長さを味わって、この差はますます縮まったようにも感じた。
 でも、、、でも、やっぱりデジタルカメラは速かった。DP屋に出したフイルムは、その後残業やら忘年会やらで忙しくて取りに行けなくなり、出来映えを確認できたのは一週間後になってしまったのだった。

 というわけで再びデジタルカメラが欲しくなってきている。まぁ、わざわざ買うほどでもないけど、懸賞で当たるか小遣いで買える程度ならば。
 近所のホームセンターで売られているのがちょっと気になってる。


軽井沢しんどろーむ


 結婚式の翌日は小諸ユースホステルで朝を迎えた。夜中2時まで仲間と話し込んでいて、ここに来た目的は結婚祝いのパーティーだったが、もはやそんなことはどうでもよく、仲間が顔を合わせたときのいつもの朝でありました。
 以前のように「今日中に家に着けばいいや」と言うほどの体力が無くなったというのか年末なので他にやることもあるのかそれぞれ帰り支度を。我が家も家に帰って年賀状の名簿整理をしたいので(本当は昼寝をしたい)出発することに。
 ところが、実際にはどういうことになったかというと・・・

 その朝の新聞の折り込みで、馬瀬口でリンゴの安売りをしているという情報を得たので、それなら通り道みたいなものだから寄って行こうとユースを出て坂道を下って行くと忘れ物に気づきます。
 取りに戻ったついでに母ちゃんは折り込み広告をもらってきました。これなら場所もよく判る。で、訪ねたお店はリンゴの問屋みたいなところで、いろんなリンゴが箱ごと山のように積まれていたのですが、お客さんはその箱を3つ4つとまとめて買って行くのです。
 同じ10kgの箱でもL玉と2L玉のがあって、どちらにしようかと迷っている間に2L玉のが無くなってしまいます。あわててL玉を一箱買ったのですが、一箱だけ買うなんて我が家くらいのものです。

 店を出て少し走って「実家にも買って行こう」と引き返します。買った箱の中から2、3個分けようかとも思っていたのですが、おみやげ用みたいな小さな箱も売られていたので、それを持って行こうと考え直したのです。
 それを買い足して、国道に戻り、ふと思い出したことがあって進路を小諸に向けます。ふだん小諸と軽井沢の間は広域農道を走ることが多く、またこの馬瀬口までもユースから細い道を走ってきたのですが、国道18号に出たところで寄って行きたい店があったことを思い出したのです。
 4月の終わりに、近所に住む同じ会社の人に 『やまへい』 で野沢菜を買っていったら好評だったので、せっかく近くまで来ているのだから、また買って行こうと思ったのです。まだ時間も早かったせいか、いつもいっぱいの駐車場もこの日はガラガラで、素早く買い物を済ませ、今度こそはと軽井沢に向かったのでした。

 離山から六本辻を抜け旧軽井沢へ。早く帰って昼寝をしたいと言いながら、どうして寄り道をするかというと、前夜あざらし夫妻が耳寄りな話を聞かせてくれたのでした。
 村上康成サンというイラストレーターがいまして、彼の絵をあしらったタオルやコーヒーカップ類がよくアウトドアショップなどで売られています。『BE−PAL』という雑誌の通信販売でもお馴染みですが、軽井沢に行くとあちこちの土産物屋で売られていて、実物を見て選べる利点で我が家では「村上グッズは軽井沢で買う」と決めています。
 あざらしの情報は「少々難ありだけど、お皿のセットが半額だった」というもので、さすがにセット物はこれまで買うのに度胸が必要だっただけに朗報です。どこの店だったかというと、いつも我が家が行っている郵便局の前の店ではなく「旧軽井沢の入り口に専門店があって、そこで買った」ということで、その店を探すことにしました。
 ところが、旧軽井沢にクルマを乗り入れて左右をキョロキョロしながら奥へと進んでいったのですが見つからない。そのうち郵便局の前まで来てしまいました。引き返してもう一度キョロキョロ・・・でも駄目。いくら人出が少ないと言ってもそれなりに歩行者の数は多いので、これでは危ないから駐車場に停めて歩くことにします。

 あらためてブラブラ歩いてみたけど、やっぱり見つかりません。いつもの店で買うくらいなら、なにもわざわざ今日買って帰る必要もないわけで、それではこのまま帰りますか。
 と、簡単に行かないところが我が家のズッコケ道中でして、 『ブランジェ浅野屋』 でパンを買って行くことにしました。クリスマスシーズンということでパンで作ったリースも売られていて、欲しいなとも思ったのですが我慢。とりあえず食べられるパンだけ買いました。
 来た道を引き返すのも何だし、昨日の聖パウロ教会の前を通って帰ろうかと茜屋珈琲店を路地を入ると・・・ 『デリカテッセン』 の前を通ることになります。ボーナス直後という気持ちのゆるみから、ここでもハムを買ってきました。ああ、なんだか非常にエンゲル係数の高いサンドイッチが作れそう。

 駐車場からクルマを出し、駅前に向かって進んで行くと・・・あ、あった!  あざらしが旧軽井沢の入り口と言ったのでロータリー周辺を探していたけど、旧軽井沢の手前の、このあたりは新軽井沢と呼ばれているのではなかろうか、というところにありました。
 さっそく路上にクルマを停めて『森へようこそ』に入ります。でも、聞いていた半額のセットは見つからず、カレンダーだけ買って帰ろうかと思っていたところに店の人が「ごめんなすって(とは言わんが)」分け入ってきて置いた箱が「少々難あり、半額」
 これだ、これ。「ほとんど気になりませんよ」と言われなくても買って来たでしょうが、実際に家で箱を開いてみたらどこが「難あり」なのか判りませんでした。まさしく掘り出し物。

 さて、今度こそ家に向かおう。そうそう、途中で昼食の心配もしなければ。現在位置から考えると 『フレスガッセ』 で食べて碓氷の旧道を下って行くというのが一番合理的なルートなのだけど、フレスは前の日も昼食を食べたし、母ちゃんの体調があまり良くないのでクネクネした旧道を走るのも気が進まない・・・しかし、わざわざ遠回りしてまで有料のバイパスを使うのは信条に反する(まして軽井沢ICから高速道路を使おうとは思わない。東京方面から軽井沢・小諸の市街地に行くには松井田妙義ICで降りるのが一番早いと思っている)

 ここで母ちゃんが「せっかく信州に来ているのだから、たまには蕎麦でも食べれば」と意見を出したので、方向的には引き返すことになるけど 『かぎもとや』 の塩沢店に行くことにします。ここならバイパス沿いなので、碓氷バイパスを使う大義名分が立つというものです。前日から仲間たちと軽井沢は人が少ないねぇと話していたのですが、いつも路上にまでクルマがあふれている『アリスの森』さえもが、休業かと思えるほど駐車場にクルマが少なくてびっくりしたのです、『かぎもとや』もすいていました。

 ここまで来たのだからと、さらにクルマは引き返して塩沢の 『ツルヤ軽井沢店』 に行く。どうもなかなか家に向かえません。
 今回の週末は土曜日に有給休暇を使って休んでいるので、勤め先への土産ということでお菓子を買って行くことにします。いまや全国どこでも『○○へ行ってきました』というのを買えば義理土産はそれで済むという状況になりつつあるけど、あまりにも安易なので一応名産のクルミを使ったものを買いましょう。ま、上田のお菓子だから厳密に言うと軽井沢土産ではないことになりますが。

 さて、ようやく我が家に向けて出発です。時計を見ると2時30分。朝の心づもりでは、とっくに家で昼寝している時間だよなぁ・・・しかし、この後が速かった。碓氷峠(バイパスを使ったから正確には入山峠だ)を越えて松井田妙義ICから高速道路に乗ったのが3時。本庄児玉ICで料金を払って高速を降りたのが3時30分。このあと実家に寄ってリンゴを置いてきたりDP屋にフイルムを預けたりしたので我が家までの総所要時間はハッキリしませんが、まずまずの早さではなかったでしょうか。
 しかし、これまで我が家から小諸までの最速記録2時間というのが、全線一般道路を使って達成したものだけに、どうもあの上信越自動車道というものが料金稼ぎの遠回りをしているようで信用ならないのです。

 ともあれ、ちょっと結婚式に顔を出してパーティーに参加してという週末が、ずいぶんあちこちうろつき回ってしまいました。ああしんど。


年末はバケツリレー


 暮れの23日に実家でクリスマスパーティーというか忘年会というか、まぁとにかく昼食会がありました。我が家と妹の家族が集まって食事をしてプレゼントの交換をしたわけです(撮影中のフイルムはまだカメラの中・・・やっぱりデジカメは偉い)。

 夕方、家に帰ろうとすると突然父ちゃんの背中がゾクゾク・・・風邪だ。急に胃も痛くなってきて、とどまつハウスに戻って父ちゃんはそのまま横になって寝てしまいました。
 悪寒も大変だったけど、今回の特徴は胃腸がその働きを停止してしまったこと。昼に食べたものが胃から先に行かず、もたれて気分が悪い。とうとう夜中に戻してしまい、そのあと1時間ごとにトイレに行って下痢。腹の中が空っぽなのにどうしてなのかねぇ。もちろん固形物がないので、便器に座ったとたん、レバーを引いたのかと錯覚するような状態でしたが(食事中に読んでいる人、ゴメン)
 翌朝、熱もあることだし仕事を休みたいなとも思ったけど、年末で忙しいから、とりあえず顔を出して段取りつけたら早退するつもりで出勤したのです。
 朝食を抜いて、また戻したら怖いから昼食も抜いて、数えたら30時間絶食状態だったわけですが、そういう中で早退せずに体を動かしていたら何とか回復しました。さらに次の日には熱も下がって普通に食事ができるようになってやれやれです。

 と思ったら、今度は母ちゃんが風邪です。27日の仕事納め(といっても父ちゃんが仕事納めで、母ちゃんは年中無休なのヨ)の日に気分が悪くなり、一晩中トイレに通う羽目になりました。翌日も昼間ずっと横になっていて・・・でも、こちらもどうにか治まりました。

 ところが、今度は颯です。親の風邪であまり遊んでやることができずに可哀想だったので28日に近所のホームセンターのペットコーナーで熱帯魚などを見せてやっていたりしたら、やっぱり夕方連れ出したのが悪かったのでしょうか、数日前から少し咳が出ていたのがすっかり悪くなって本格的に熱を出してしまいました。
 38度台が2日ほど続き、大晦日になってようやく小康状態に。でもまだまだ大人で言うところの微熱が続いています。

 さて、結衣です。この騒ぎの中で特に風邪の症状ということはないですけど、もともと11月頃から鼻水が少し出ていて・・・ま、結衣の場合はみんなが遊んでくれないのが不満のようです。

 今、この文章を作っているのは大晦日の夕方です。颯までリレーした風邪は、どうも再び父ちゃんに戻ってきたようです。微熱が出てきました。
 1月の2日には上田まで買い物に行くのが毎年の恒例なのですが、この分では・・・ゆく年くる年、とどまつハウスでおとなしく寝て過ごすことになりそうです。