《2004.05》 ■ 今年も五十沢で『キャンプしましょう』 

颯が団子を丸めている。早くできないかな
 去年参加して楽しかったパーマークさんの『キャンプしましょう in 五十沢』に、今年も参加することにしました。
 昨年は3月くらいから告知されていたのだけど、今年はなかなか発表が無く、それでも社長の非公式発言では5月8日実施ということらしいのでそのつもりでいたら、実際には翌週の15日ということになりました。まぁ、8日ではまだゴールデンウィーク中みたいなもんだからなぁ。でも15日ということは、父ちゃん会社が休みじゃない…あわてて休暇願いを出しました。

 テント、テーブルなど大物グッズは『あづま』の後もクルマに積みっぱなしだったので、支度も早く済んで出発です。ゴールデンウイークの後でどちらさんも遊びに行くのを控えているのか、高速道路もスイスイ…あまり早く着きすぎてもちょっと困るなぁと贅沢な悩みが湧いてきました。というのも、どこかで食材を買い足す必要があって、そうなるとICのすぐ脇にジャスコがある六日町には10時に着きたいと思ったのですね。
 たぶん混んでいて落ち着けないと思った上里SAはパスして、その先の駒寄PAで持参のパンの朝食。さらに谷川岳PAで湧き水をポリタンに入れて…といつものパターン。でも今日は少し時間もあるので久しぶりに『JHとんねる館』も寄ってゆきますか。駐車場から水汲み場や売店に向かうと、こっちが関越トンネルじゃないかと間違えそうな(んなワケないだろ)建物の中
はトンネルの紹介や防災設備の体験コーナーがあります。非常電話や消火栓のシミュレーターは、なんだか吹上の防災学習センターを思い出すのですが、笑えるのがコンピ ューター仕掛けのアンケートコーナー。なんとプリクラになっている。質問にすべて答えると回答のお礼として4種類くらいの中から背景を選んでパチリ。
 …さて、トンネルを抜けて新潟県です。天気予報では雨が近づいているとのことで、内心2日目の午後は間違いなく降るだろうと思っていたのですが、とりあえず今のところはそんなことを感じさせない上天気。爽やかな初夏の日差しはむしろ日焼けを心配させるくらいです。
 しかしスイスイ来ちゃったねぇ。これじゃ10時前に六日町に着いちゃうよ。手前の塩沢で高速を降りて時間調整しようかなぁ。でも、ジャスコが開くのが10時とは限らないじゃない。去年のツルヤだって9時半に開いてたし…なんていう会話を交わしながら六日町ICで高速を降りると、ジャスコの壁面に大きく「食料品売り場24時間営業」の文字。なんだ、気を揉むことなんか無かったじゃないか(^^ゞ

 駐車場には見覚えのある新潟ナンバーの日産キャラバン。べつにナンバープレートの数字を覚えていたわけではなく、ボディに社名ロゴが入っているから判ったのだけど、ユニフレームさんも出動(or出勤?)中。店内で田瀬さん池田さんと久しぶりのご対面です。 「いやぁ、ここで皆んなに会えちゃったなぁ」
 どうやらUFDのメンバーも少し前にここで買出しして五十沢に向かったようです。後で会ったヒロシさんに訊いたら、ここが24時間営業だって知ってたんだってさ。
天竺の里。爽やかな山上の広場
 さて、我が家も買い物を済ませてキャンプ場に向かいます。ここに来るのは3回目ですが、過去2回の曇り空とはガラリと変わって青空が気持ち良く、これまでと同じ道を走っていても雰囲気が違って見えます。キャンプ場に着いて昨年テントを張った川のそばに行くと、LICAさんたち顔なじみのUFDメンバーがいて、笑顔で迎えてくれます。ふだんから親しく会ったりBBSで書き込みあったりしているわけではないのですが、誘い合って来た仲間のように親しくなれるのはキャンプ仲間だから? ネットの仲間だから? …ユースホステルの仲間にもそんなところがあるよね。初対面なのに一致団結したりできたりする。

 テントをバッグから出したら少々湿っぽい感じです。やっぱり先日のキャンプの際に乾ききっていなかったか。しばらくインナーだけで建てておいて乾かすことにしますか。今回もまた拾った石でペグを打ちつけて設営完了です。
 いつもならここでプシュッと缶ビールを開けるところですが、本日は我慢。持参の弁当で昼食を済ませた後、行きたい場所があるのです。
 五十沢キャンプ場から山を登っていったところに『天竺(てんじく)の里』という森林公園があって、景色もよさそうだし、前から一度行ってみたいと思っていたのですよ。でも、イベントがらみで来ていることもあって、誰かとおしゃべりなんかしているうちに午後が過ぎてしまい、なかなか行く機会が無かったのです。それにだいいちビールを飲んじゃってるから運転できない。そこで今年はお昼を過ぎてすぐに、周りの皆さんが設営やら食事やら自分のことをやっている時に行ってみようと考えたわけなんです。
 登山道の入り口はいつもゲートが閉まっているのですが、よく見たら錠がおりているわけでもなく、自分で開けてクルマを通せばよいみたいです。あ、いちおうキャンプ場の管理事務所に声をかけてゆきましょうね。キャンプ場利用者は無料ですが、一般の人は200円必要だそうですから。
 全線舗装で思ったより快適な道をぐんぐん登ってゆくのですが、狭くてガードレールも無い道ですので、後ろに座った颯から見える景色は、空と遠くの山と谷…結構怖がってます。やがて着いた山上の駐車場からみえる景色は…なるほど、「天竺」とは上手いネーミングだと思います。沢筋に雪を残した周りの山々と、近くの森から新緑が芽吹き始めてのコントラストが素晴らしいです。かの三蔵法師が目指した天竺も、こういうところだったのでしょうか。と、「天竺」は納得したけど「里」ってのがねぇ。どう見ても人家の無い山の中なんですけど(^^;

うしろにあるのがヒカリゴケ…?
 せっかくだから遊歩道も少し歩いて散策しよう。奥のほうにはヒカリゴケがあるらしいから見に行ってみようじゃないか。と歩き始めてしばらく行くと、素敵な滝に出ました。こりゃぁいいと写真を撮ろうとしたら電池切れ。そんなこともあろうかと持ってきていた予備の電池もなぜかエンプティー。しかし、この滝の飛沫がかかるような場所を行くのは遊歩道としては危険ではないだろうか。子供たちは怖がって進めません。どうも変だと引き返したら、初めっから道を間違えていたことが判りました(^^ゞ 途中まで戻って、そこから正しい遊歩道に抜けるエスケープルートを見つけて、お、今度はちゃんと標識があった。

(というわけで、このあと撮った写真は携帯電話内臓のカメラになります。解像度はウェブで見る分には充分すぎる性能なのですが、いかんせん手ブレが…)
 父ちゃんは前に長野県の御代田でヒカリゴケを見たことがあり、結構うすぼんやりと光っていたような記憶があったのですが、ここで見たのは、案内板が立っていても「どれがそうなの?」という感じでした。あの時もこんなものだったのかなぁ。ちなみに、ヒカリゴケは自分で発光するのではなく、レンズ状の細胞が僅かな光をも反射させることで光って見えるのだそうです。反射テープみたいなものですかね。

 キャンプ場に戻って父ちゃんはようやくビール。ナイスなタイミングで山後さんが(社長就任おめでとう!)スモークしたてのまだ温かいビーフジャーキーを持って現れます。
これでもいちおう(UFDが)調理中
 ユニフレームさんサイトに遊びに行くと、タープの下では今年の新製品であるスモーカーがもくもくと煙を上げていました。キャンプに来て、日がな一日ノンビリと燻製作りなんてのもいいですね。傍らでビール(ホントはウイスキーが似合うかもしれないけど、父ちゃんがぶ呑みしてブッ倒れるから)飲みながら本なんか読んでてさ。
 我が家もまだ子供たちがよちよち歩きだった頃、スモークにハマった時期がありました。そのあと子供と一緒に遊ぶようになってキャンプ料理にもあまり凝らなくなってきたけど、最近は子供たちが勝手に遊ぶようになってきたので、またこうやってスモークなんかもいいですね…おっと、だからといってこのスモーカーをすぐには買わないよ。
 そういや、今年やっぱり新型のスモーカーを売り出したメーカーがあったけど、なんと「岡持」を改造したものだった。あれにはびっくりしましたねぇ。だってウチにも本物があって、ずっと「これ、スモーカーに改造したら便利だろうなぁ」と思ってたからなぁ。先に作って実用新案取っとけばよかった。(正確には「岡持」は寿司屋の出前桶を呼ぶのだそうです)

なんだ、このキノコみたいな形は?
 おやつは…毎度マシュマロ焼きでは芸が無いので(でもやっぱり持って来てやった)、今回は一週間ほど前に買い物に行ったときに思いついて団子粉を買っておきました。颯が袋に書いてある作り方を見ながら悪戦苦闘していましたが、やっているうちにだんだんそれらしく出来上がってきました。そのまま食べるとまだちょっと粉っぽい感じですが、母ちゃんが即席で作ったタレをかけて炭火であぶってやるとなかなか美味しかったです。
 夕食は父ちゃんが支度。といってもダッチオーブンに鶏肉を放り込むだけなんですが(^^ゞ コツは焦げ付かないように下火は極力少なめにして上火を多くすること。『あづま』で使い残した炭をそのまま持って来て量に不安もあるので、10インチのUFDをユニセラに 乗せて熾っている炭は蓋の上に、火力が弱まったら鍋の下に、とケチケチと効率的に使ったのが幸いして程よく焼きあがりました。タマネギがトロトロとして、いやぁこんなに甘くなるとは!!
 で、突然思いついて、お昼に食べ残したおにぎりをチャーハンにして「ちびパン」に盛り付けたら、無国籍風なワイルドな雰囲気の食卓になってしまいました。でも、こういうのが美味しく食べられるからキャンプっていいですね…腕前の足りなさを道具と雰囲気に助けられているのであります(^^ゞ

お、焼けてきた 盛り付けたら旨そうに見える いやぁ、食べても美味しいよ

 夕食後は参加者皆んなが集まって、主催者パーマーク社長・若林氏の独演会、じゃないビンゴ大会。協賛メーカー各社の社員をアシスタントに今年も豪華賞品の争奪戦です。ウチの颯も上位賞品を見て目が輝いていたのですが、そういつもいつも当たるほど幸運ばかりではありません。今年はず〜っと下のほうでLEDを使ったハンドライトのようなものが当たりました。去年当たったUS-Dは翌日キャンプ場で昼食作るのに使いましたが、このハンドライトもさっそくテントサイトに戻る際に…この一家、キャンプ歴10数年のクセに懐中電灯さえ持ってないのかよ。いや、かつてはクルマの中に5、6個常備していたんですけどね。最近は夜中にトイレに行くのだって「自然界には真っ暗闇ってのは無いからね。そのうち目が慣れるし、キャンプ場ならどこかに明かりが立っている」といたってアバウトなのです。

 夕方から曇り始めていたのですが、今度は風が出てきました。サイトに戻って焚き火でもしようかと思ったのですが、風が火の粉を横に飛ばすようになったので断念。それでもしばらくスクリーンテントの前でビールを飲んでいると、ヒロシさんが自分のサイトからファイアースタンドを広いところに引っ張り出して焚き火を強行しようとしています。焚き火を見ると囲みたくなるのはキャンパーの本能ですね、父ちゃんも近づいていっておしゃべりの輪に加わりましたが、そのうち首筋にポツリと冷たいものが当たります。 「雨だ、明日まで待ちきれなかったか」
 だんだん本降りになってきたので、焚き火はお終い。自分のサイトに戻って外に出ているものをスクリーンテントの中にしまいこみ、父ちゃんも寝袋にもぐりこむことにしました。明日は雨の中での撤収になることは間違いないでしょう

バケツに雨水がみるみるたまる
 雨は一晩中降り続き、朝になってもやむ気配はありません。もとより今回のキャンプは、天気予報を見ても、撤収と雨の競争になるだろうと覚悟はしていたので仕方無いなという気分でした。いや、天気予報を見なくてもメンバーを見れば判る、そもそもあいつは雨男で…と、前の日散々○○氏を雨キャンプ談義の肴にしていたくらいでして、たしかに去年の御殿場では雨こそ降らなかったけど、一週間天気予報で「晴れ」が続いていたというのに、当日になると10月には珍しい「台風」がやってきたっけ。
 冗談はさておき、濡れ物汚れ物を増やさないよう段取りをよく考えながら撤収しなければなりません。小物中物類をクルマに積み込み、最後にテントとスクリーンテントを畳みます。ああ、こういうときはやっぱりポールをスリーブに通す方式ではなく、ダンロップ社のテントみたいにインナーをフックで吊り下げる方式が楽だなぁ…ウチのもそうですよ、だから前から早く買いなさいって言ってるでしょと、田瀬さんの顔が目に浮かびます。濡れたテント類は元のバッグに入れられるものではありませんから、荷物を入れ替えて空っぽにしておいたRV-BOXに。こうやってテントをRV-BOXに入れて帰るのは3回目かなぁ。前はFCAMPの全国オフと、ユニフレームのネイチャーミーティング…あれっ? どれも六日町ICで高速道路を降りたキャンプだ…そして○○氏と泊まり合わせたキャンプでもあります(^^;
 しかし、水を含んだテントを入れたRV-BOXは重いです。スクリーンテントのもあるから2個ですしね。これをステップワゴンの屋根に載せて走り、走行中にもしものことがあったら大変です。それに積み降ろしの時にうっかり手を滑らせてクルマを傷つけても困ります。荷室内を整理してRV-BOXを置ける場所を作りました。まてよ、1個分の床面積が確保できたなら積み重ねれば2個積めるんじゃないか…もう1個乗っかるんじゃないか…車内に3個収まってしまいました。だったら来るとき屋根の上に3個も積んできたのはいったい何だったのだろう。ベルトやネットをかけるのに結構手間食う作業なんだよね。まぁ車内に積み上げると後方視界が悪くなって、父ちゃん結構後ろを見ながら走るので、ストレスがたまって疲れてしまうから、ふだんはやっぱり車内に積み上げないほうがいいですけどね。
 さて、火事場の馬鹿力ではないけど、我が家としては珍しく素早い撤収ができました。まったく、いつも周りのサイトがまだ朝食を食べている最中から撤収を始めておきながら、皆さんを見送って管理人さんからは「そろそろチェックアウトの時間です」と追い立てられることばかりでしたからねぇ。で、雨が降っているところで撤収を終えてしまうと自分たちの居場所が無いのです。そういうわけで今回は皆さんより一足先に帰ることにします。

 思えば去年はキャンプ場で昼食を食べてしまったので、楽しみにしていた塩沢の蕎麦屋は満腹状態で通過してしまいました。それで今年こそはと2日目の昼食の用意を持たずに来たのですが、今回は時間が早くってまだそれほどお腹が減ってないのです。いや、軽く味わうだけでもと思ったところで、肝心の蕎麦屋さんの前を通りかかったらまだ暖簾が出ていないのでありました。11時開店か、しょうがない、まずお風呂だぁ。
『ぽんしゅ館』入り口のディスプレイ
 越後湯沢までやって来ました。実は例のテレビ番組でのKONISHIKIの旅、越後湯沢で『ぽんしゅ館』というところに立ち寄っていたのですね。越後の地酒が沢山並べてあって500円で10種類試飲できるらしいのです。母ちゃんが興味を持ったようなのでここに寄ってみようと思い、ついでにいろいろ調べたら、同じく『ぽんしゅ館』には日本酒を入れた立ち寄り湯があるらしいのです。ますます面白そうではありませんか。
 場所は駅構内。駅の無料駐車場にクルマを停めたら、駅のほうからレジ袋に日本酒を何本も入れた人たちがゾロゾロ歩いてきます。さっそく我が家も行ってみようと駅舎に入ったのですが、とりあえずは西口に通り抜けて温泉総合案内所で絵葉書セットをもらってきました。インターネットのページを印刷してゆけばもれなくプレゼントと書いてあったのですが郵便番号枠は5桁しかなく、ひょっとしたら以前有料で頒布していたものの残りかもしれませんね。しかし、越後湯沢駅ってのは斜面の裾に建っているんですねぇ。東口から階段(エスカレーター)で2階に上がったところがコンコースだったのですが、西口から見るとそのコンコースは半地下。つまり駅からは階段を昇って外に出るのです。
 まぁそんなことはさておき温泉です。『ぽんしゅ館』の奥にある温泉は、ほのかにお酒の匂いが漂っていました。といっても子供や慣れない人が気持ち悪くなるというほどのことは無く、もちろん飲んだら旨いということもありません。でも、血行が良くなったり美容上の効果は間違いなくあるそうです。我が家がふだん入っている立ち寄り湯の標準からすると入浴料はちょっと高めですが、珍しかったから許容範囲かな。露天風呂もなく、それどころか窓も無いというのは駅の中だから仕方ないか。逆に駅風呂ということもあってか、タオルや洗面具がついてくるのは手ぶらで入れて便利ですね(我が家にはあまり関係ないけど)。
 肝心の日本酒の試飲ですけど、湯上りで温まったところに店内の人ごみでのぼせてしまったのか、母ちゃんは安心してお酒を飲める気分ではなくなったとかでパス。父ちゃんは…残念だけどこのあと運転があるしね。まったく、スキーシーズンが終って新緑の頃には今ひとつという中途半端な時期ですが、土産物屋としての機能もある『ぽんしゅ館』は結構賑わっていました。土産物屋といったけど、お菓子や山海の珍味類ばかりで、日本酒そのものはフロアの向かい側にあるお店が専門店で品揃えが凄かったです。(「駅の酒蔵」と書いてあったから別の店かと思ったけど、ひょっとしたら『ぽんしゅ館』の酒販コーナーなのかもしれない)
具は好きなものを2種類選んで入れてもらえる
 食事処も備えていたので、ちょうど昼時でもあり、また雨の中を他の店を探しに行くのも面倒なのでここで食べることにしましたが、庶民的な郷土料理というか懐かしの田舎料理がいろいろあって面白いメニューが楽しめました。父ちゃんは砲丸投げの玉みたいな大きなおにぎりのセット…子供の頃はよくこんなの作ってもらったっけなぁ、ほんと懐かしい。
 というわけでほとんど駅ビルの中だけで用事を済ませてしまい、あとは高速道路で一気に我が家へ。次の休日はテント干しといきたいけど、ちゃんと晴れてくれよ〜。
(結果報告:次の土曜日、午前中テントは乾かせたけど午後になって雨。翌日曜日は午前中別の用事があって午後が雨。結局スクリーンテントを完全に乾かせたのはさらに翌週の日曜になりました。夏のキャンプにはスクリーンテントを使わない予定なので、これはしっかり乾かしておかなくては)