《2004.08》 | ■ スタンプラリーは快走中 |
8月の終わりに野反湖に行くとなると、これはもう誰が何と言おうと、いや、誰もが何も言えずに呆れ返っているのが本当のところだろうけど、往きはともかく帰り道は道の駅スタンプラリーをしながら走ってこよう、とまぁそう思うわけです。野反湖には11時くらいには着きたいので、朝のうちに草津に寄っておけば、翌日のコースが作りやすいぞと。
草津までは100km、3時間。『草津運動茶屋公園』の開業時刻である9時を目標に6時に家を出たのですが…なんと、8時13分に着いてしまいました。ゴールデンウィークの時と同じ道を走って所要時間が半分以下です。あの時だって本庄と草津道路で渋滞した以外はスイスイ走ったのだから、いくらなんでもここまで短縮できるとは、嬉しい誤算。いや、あんまり嬉しくないぞ。この駅はスタンプの夜間設置が無いので、9時になるまでスタンプが押せないのです。開いている施設もトイレだけ。こりゃヒマだぁ。
これまで2回訪ねて(2回目は通過したっけ)クルマが多く駐車場には停めにくいイメージでしたが、さすがに今回は3分の1くらい空いていました。逆に言えば、こんな早朝でも3分の2は埋まっていたということですね。そういうわけで、物音という面からは静かな印象でしたが、結構多くの人が敷地の中をウロウロと歩いています。行き交う人のほとんどが歯ブラシを口にくわえていたので、今世間ではそうやって歩くのが流行っているのかと思ったほどですが、どうも夜っぴてドライブしてきた人や、ここでP泊した人が朝の洗面中というのが正解のようですね。日独ロマンチック街道資料館と特産ショップの間の少し広くなった場所では自転車の若者グループがシュラフやシングルバーナーを片付けています。テントこそ張らないけど、ここで野宿をしていたに違いありません。「キャンプ禁止」と立て札があるのですが…
さすがに駐車場では
簡単に停めることができた
一部の売店では開店前の清掃中で、店の中を覗きこむことはできるのですが、肝心のスタンプの置いてある観光案内所はまだ閉まったまま。退屈してきたので一度町の中のコンビニに行って昼食用のおにぎりなんかを買ってきました。
かなり色がどぎつくて
酸っぱみが強い
戻ってきたら、観光案内所も扉が開いて中に入れそうです。さっそくスタンプを押し、同じカウンターで売っていた「木イチゴ」のソフトクリームを注文します。あれ? 去年の秋に寄ったときは「山ぶどう」じゃなかったっけ? 色もこんなに濃くなかったし…。どうやら時期によって変わるのかもしれません。木イチゴソフトは結構酸味が強かったのでミックスにして正解でした。
お菓子類の陳列の間に
展示されているという印象
ソフトクリームを食べ終えたら日独ロマンチック街道資料館(という立派な施設だと初めて知った。観光銘菓が一杯並んでいるのが目立つので、ディスプレイに凝った土産物屋だと思っていた)で草軽鉄道の機関車を見たり、特産ショップを覗いたりします。本当はここで何か昼食やコンサートの最中に食べるものを仕入れて行くつもりだったけど、これといったものが見つかりません。さっきコンビニに行っておいて良かったな。
結局、今回もこの駅の名前の由来は判りませんでした。スキー博物館があるから「運動」で、休憩コーナーや特産ショップで軽食が食べられるから「茶屋」で、日独ロマンチック街道資料館の裏に野鳥がいっぱいいそうな「公園」があるからなのかな?
草津という町は、大学の頃(四半世紀前という言い方もできる…嗚呼)に埼玉県ユースホステル協会のイベントがあって一度来たきりだったのですが、それが去年の秋から三度ですよ。六合村に向かって下って行く九十九折れもすっかり慣れてしまいました。
坂道を下り終え、と言ってもまだ山の中には違いないのですが、野反湖へはここで左折です。ウインカーを出しかけたものの、予定より早く行動していることを思い出しました。一緒にコンサートを聴く友人もまだ中之条あたりでしょう(草津で彼の携帯を呼び出したら、渋川伊香保ICだった)。時間に余裕もあるし、それに明日は友人と一緒だから話が弾んで予定を変更しないとも限らない。念のために今日のうちにスタンプだけでも押しておこうと、もう一軒の道の駅に寄って行くことにしました。道の駅『六合』へは、ここを右折して800mほどです。
とりあえずスタンプだけでもという軽い気持ちで寄ったので、この日はたいしたエピソードも感想もないです。ただ、トイレが、むき出しの小屋組みの幾何学的な直線と、ちょうちん風に和紙を張った丸いライトとのバランスが良くできているなぁと感心した程度でした…どうもワタシャ行く先々でトイレにこだわっているような気がしますね。
道の駅と呼ぶよりも
国鉄六合山荘の方がピンとくる
で、書きたい話があるのが翌日。
前の章で友人が「9時半から温泉が開く」と言って山を降りてきた続きになるのですが、野反湖からここまで下ってくる途中に『バーデ六合』という新しい施設ができていたのです。六合温泉医療センターの施設のひとつで、尻焼温泉から引いた温泉を利用した温水プールや寝湯、打たせ湯、かぶり湯…「一日居たくなるからやめよう」と、判ったような判らないような理由で懐かしの『応徳温泉くつろぎの湯』を選びました。またの名を『高齢者センター』。
どうして懐かしいかと言うと、かつて野反湖フィールドフォークコンサートの入場券には、この温泉の無料入浴券がセットされており、コンサートとキャンプでかいた汗をここで流して帰ったわけなんです。いや、一度キャンプの最中に入りに来て、濃霧の夜道を野反湖まで戻った年もあったような…前日、16年ぶりに野反湖へ向かう坂道を登りながら、よくそんな命知らずなことができたなぁと思い出して感心したものでした。
まぁそんなわけで、今や道の駅の裏手にひっそりと建つこの施設ですが、この温泉に入ってこそ野反湖のコンサートの締めくくり、みたいなところがあったのですね。で、9時半に着いたのだけど、やっぱり友人の得た情報は間違っていて、実際は10時オープンだったのでした。
最初は道の駅の物産コーナーなんかを見ていたのですが、それもすぐに飽きて温泉の入り口で雑談しながら待つことにします。我々以外にも、地元の人なのかなぁ、老人たちのグループがやはり待っていました。これだけの人が待っているのだから、5分くらい早めに開けてもいいんじゃないの…そう思ったりもしたのですが、建物内部は静まり返ったまま、誰かが扉を開けに出てくる気配もありません。それどころか10時を過ぎても開かない。おいおい、どうなってんの。すると駐車場の方から一人の老人が「いやぁ、遅くなって済みません」と現れて扉を開錠しました。民間じゃ考えられないよなぁ、開店前の清掃やミーティングはナシかよ。
初めて訪れたときの写真(1986)
今回同行の友人が撮影した
老人、いや、管理人は窓のカーテンを開けたりロビーの灰皿を片付けたりと急がしそうなので、お金を払うのは後にしようと勝手に決めて浴室に向かいます。こういう状況でも風呂だけはすぐに入れるところがさすが天然温泉ですね。水道水だったら「これから沸かす」羽目になるかも(^^ゞ
ただ、常連らしい人の会話を耳に挟んだところでは「今日はちょっとぬるい」そうです。やっぱり沸かし方が足りなかったかな? まぁ温泉は地下から湧いてくるもので、天候の影響も受けるのか、日によって温度に違いがあったりするからね。自分にとっては「ちょうど入り頃」で、友人の子供には「熱く」感じたようです。
湯上りには
セルフサービスで涼んでください
風呂から出てロビーに行き、そろそろ一段落しかかった管理人に入浴料400円を払ってふとみると、窓口のカウンターに道の駅のスタンプがあるじゃぁありませんか。ここは道の駅の付属施設なのか、それともたまたま同じ場所にある施設なのか判りかねる面があったのですが(ドライブ客が立ち寄る場所に『高齢者センター』はないだろ)、これでどうやら「ここも道の駅の施設の一部だ」ということになりそうです。観光物産センターに置いてあるスタンプはレジの脇にあって、買い物客で立て込んでいるときにスタンプを押そうとすると邪魔になってしまい、肩身の狭い思いをしたものですが、ここなら落ち着いてゆっくり押すことができますね。
「来るときは近道と思って暮坂峠を越えてきたけど、帰りはノンビリ長野原を経由して帰る」と言う友人と『六合』の前で別れて、こちらが暮坂峠を越える近道を走ることにします。これも去年の秋から三度続けて走る道。日本ロマンチック街道などとムードあふれる名前がついているけど、基本的には狭い山道。それにしても前のクルマはずいぶん飛ばすなぁ。他に走るクルマが少ないのをいいことにか、山道には不釣合いなスピードを出しています。たまに追いつかれたクルマがあわてて路傍に寄って進路を譲る場面も二度三度じゃきかない…って、どうしてワタシがそれを知ってるんでしょうね(^^ゞ
しかしね、こうやってかなりカッ飛んで走ったのですが、中之条までなかなか遠い気がしました。いや、客観的にもそうですよ。ゴールデンウィークの時は草津の天狗山駐車場から『あづま森林公園』まで1時間で走った事になっています(しかも途中でトイレストップあり)。ところが今回は『六合』を出発して、JR小野上温泉駅近くまで同じ道を走り、『あづま森林公園』とだいたい同じ距離にある『おのこ』まで1時間かかったのです。トイレ休憩もなしで。
ということは、草津から『六合』までの約8kmの山道の分がまるまる差になってしまったことになります。前日、草津に行く時とは反対に、GWの時はどうしてそんなに速く走れたかが不思議でなりません。
ここまでやって来る途中、JR小野上駅の先で通行規制をやっているような立て看板を見てドキッとしたのですが、別に何事もなく今回は道の駅までやって来ることができました。いやぁ、前回は国道が通行止めで、県道を新幹線の先まで行って戻ってくる羽目になったからなぁ。という事情があったから「この先行き止まり」の駅には客も無く、静かで寂れた雰囲気だったのですが、今回はずいぶん賑わっています。草津や万座の宿泊施設をチェックアウトして関越道に向かえばちょうど今頃この付近、でもって道路の左側にあるので絶好の立ち寄り場所と言えましょう。ちなみに反対車線にもドライブインがありましたが、こちらはひっそりとしておりました。
人の出入りが多かったので
混んでいてもちょっと待てば駐車場に空きが出る
あ、今「ドライブイン」と書きました。最近は道の駅や農産物直売所、鮮魚センターみたいな施設やファミレス、ファーストフード、コンビニがロードサイドに並ぶようになって昔ながらのドライブインが減ってきたように思います。あっても契約した観光バスが立ち寄る場所や長距離トラック御用達の「飯屋」だったりして、マイカーでちょっと食事をして行こうかという雰囲気の店が減ってきたように思うんですよ。この『おのこ』は、なんとなく「家族で経営している小さなドライブイン」を思い出すような、そんな雰囲気が漂っています。父親と娘がレストランを引き受け、母親が土産物コーナーを切り盛りしているような…実際の経営主体が誰かは知らないんですけどね。
こちらの勝手な想像はさておき、中に入ってみると農産物直売所はお客がぎっしり。通路を通り抜けるのも難儀しそうです。お客が多いということだけではなく、少々狭いようで、8月7日から9月30日にかけて改築工事をする旨の貼り紙がありました。外に出てみると建物の裏手に基礎が打ってあって、どうやら壁を抜いて直売コーナーを増築する計画のようですが、これっぽっち広くなってもなぁ…でも、敷地がそこで行き止まりだから仕方ないか。
裏手には小さな広場
ホット一息つける空間
という限られた敷地ではありますが、静かな公園が用意されており、犬を休ませている人がいました。ペットを連れてのドライブでは、こういうところで一息つけるのは嬉しいでしょうね。人間だって気持ちが休まるってもんです。
次の駅まではたいして距離はありません。かつて渋滞の名所と言われた鯉沢交差点も信号2回待ちでクリア。この交差点を抜けるだけで30分や1時間もかかった頃があったなんて嘘のようです。でも、今でもスキーシーズンだとあるのかな? まぁ、あったとしても県道−渋川市街−高崎とこの交差点を避けるか、もっと手前で吾妻−榛名−高崎と走るけど、『こもち』を目指すならやっぱりここは避けて通れないから渋滞が無いのは何よりです。というわけで今回も順調に目的地に着きました。
ちょうど昼時とあって混んでいましたねぇ。ここの表側の駐車場は妙に通路がクネクネして広く見える割には収容台数が少なめで、また、矢印の指示を無視して逆走するクルマも多く、けっこう停めにくいところです。と言いながら自分は建物に近い位置に駐車できましたが(^^ゞ 横手の方にも第2駐車場があるみたいだけど、気付く人がいないみたい。
やっぱり群馬だ。時計台では
かみなりのマスコットがお出迎え
食堂も外まで人が並んでいるけど、同じ建物にある売店もあふれんばかりの人。この時間だからお弁当類に人気があるみたいです。去年の記憶ではこの中にスタンプが置いてあり、この混雑の中でスタンプを押すというのはお互いに迷惑だよなと思ったのですが、スタンプが見当たらない。あれれ変だなと探し回ったら別棟の観光案内コーナーに置いてありました。うん、ここなら落ち着いて気兼ねなく押せる。ただし、ここの小さな休憩コーナーも売店で買ってきた弁当を食べている人がいましたが。おや、奥の方には畳み敷きの休憩コーナーもありますね。でも、しっかり占有して寝てる人がいたなぁ。
まぁそういうわけでどこもかしこも人ひとヒトでありましたが、裏手にある水車小屋や四阿屋など旧白井宿の面影をしのばせる建物群のあたりはベンチも無いせいかあまり人もおらず静かな雰囲気を保っていました。
時間に余裕があれば
こうやって楽しむことも
本当の白井宿跡は道の駅の裏手だそうで、人力車を雇って一巡りってのもオツな楽しみかもしれません。そうそう、それに日帰り温泉もあるそうです。温泉のハシゴというスタンプラリーも悪くないけど、渋温泉みたいに歩いて廻れる範囲ならともかく、クルマで移動したんじゃ途中で厭になってしまいそうですね。(廻るのが? 入浴するのが?)
さて、順序から行くと次に目指すのは『ぐりーんふらわー牧場・大胡』でしょう。ここから家に戻るのなら前橋・高崎といった市街地を通るより、道の駅が無くっても大胡経由で帰るほうが走りやすいですから。ところが大胡の道の駅はすでに今月8日にスタンプを押していたのです。それにまだ時計は正午を過ぎたばかり…。
「よし、沼田へ行こう」
深谷からわざわざ沼田というのは特別な目的が無ければ億劫ですが、ここからならばそれほど思い切らなくても決心がつく。国道だって昔のようには混まないから順調に走れるだろうし…そう思って遥か山の上を走る関越道を見ながら沼田に向かいます。目指すは道の駅『川場田園プラザ』。沼田から片品方面へは20年以上も前に一度だけスキーに連れて行ってもらったことがあるだけで、事実上行ったことがありません。先ほどのロマンチック街道の続きでもあるし、いつか金精峠を越えて日光まで走ってみたいと思っているので、その前哨戦とばかり、進みます。なぁんて意気込んで走ったけど、沼田の市街地で信号機の数にイライラした以外は案外とあっさり着いてしまいました。
いやぁ、ここも駐車場は混んでいますねぇ。正直言ってこの道(県道64号)の先には何があるのかと思ってしまいました。武尊(ほたか)のスキー場はまだやっていないしね。ロマンチック街道の金精峠や尾瀬に向かう国道からは少しそれている。つまりは道の駅を「行楽客が道中に立ち寄るところ」という認識で考えていたわけです。表の県道や駐車スペースに沿ってやけに間口の広い建物の裏手に回りこんで勘違いに気がつきました。広い庭園のような敷地を囲むように趣のある建物が立ち並び、それぞれがブルーベリー館、そば処、ビアレストランにミート工房、ミルク工房と個性的な「食」のテーマパークだったのです。そして裏手の丘はブルーベリー狩りができる公園とあっては「ここが行楽客の目的地」だったわけです。そうかそうか…。
ここでもヤフーBBがモデムを配って勧誘していた
地元の人よりも都会から来た人がターゲットか?
ビアレストランで焼きたてのパンと一緒に地ビールを飲んでしまっても、酔いが醒めるまでここでゆっくりしてゆけばいい。景色を見ながらノンビリして、最後に美味しいお土産を買い込めば高速道路のインターまでひとっ走り。そうかそうか…。
道の駅巡りなんかやめて
地ビールを呑んでゆっくり昼寝したい
まぁ、ブルーベリーの時期はそろそろおしまいですが、秋に近郊のリンゴ狩りと併せてここを訪れるのはいいでしょうなぁ。自分がアルペンスキーをやらないせいもあってか片品方面にはトンと縁が無く、こういう良い場所があるとは知りませんでした。いやホント、さっそくこの秋にでも家族揃ってリンゴ狩りに…来れたらいいけどねぇ(^^ゞ 自信がないから今のうちにお土産を買っておきますか。ハム工房でソーセージとベーコンの「お試しセット」にしてみよう。あれもこれも欲しくなってしまうけど、もともと今回のお出かけは「野外コンサートを聴いてシンプルキャンプをする」ことでした。フトコロ具合もシンプルなのであまり買って帰れません。まぁ、そのほうがまた来たくなるから、かえって良いかもしれませんね。
さて、沼田地区もう一箇所の道の駅に向かいますが、この道中について特段書くことがありません。だって5分で着いちゃうんだもの。『なはぞの』−『かわもと』間も近いけど、それ以上の近さです。
ええっと、ここもまた温泉施設のある道の駅です。というより温泉施設がメインという感じがします。キチンと区画分けされた駐車場にクルマを停めると、正面の少し高くなった丘の上に堂々と建っているのが『白沢高原温泉・望郷の湯』。レストランもこの中にあるそうです。で、特に区画分けされておらずに「臨時駐車場」的に格が落ちてしまう駐車場(広場)の前にあるのが農産物直売所。入り口が駐車場の方を向いていないので、クルマから降りただけでは一瞬「どこから入るの?」と戸惑いそうです。
温泉施設を中心に
展望台や遊具のある公園などが設置されているでもまぁ、休憩コーナーや施設群を行き来する人が中庭を歩く感覚でいられるようにワザと駐車場に背を向けて作ったと好意的に解釈しましょうか。農産物直売所はどこの道の駅でも混んでいますが、ここも例に漏れません。ところがレジの先にある土産物&休憩コーナーはすっかり寂れていました。奥にある畳敷きの部屋には、農産物直売所の値段シールを発行するのに使っているのか、ノートパソコンが電源を入れたまま置いてあって、ドライバーのためというよりは従業員のための休憩施設および事務室に見えてしまいます。観光パンフやタッチパネル式のディスプレイも申し訳のように隅っこにひっそりと置いてあって、なんだかここだけが妙に興醒めする一角でした。
道の駅では
トイレと電話はいつも使えます
それはそうと、スタンプはどこだ? レジの脇にスタンプが置いてあるのを発見。手にとって見ると、どうも大きさや図柄が変だぞ…あ、そうか、これは利根沼田地域で開催している『みのりの里スタンプラリー』のスタンプだ。先日、『月夜野矢瀬親水公園』でも見かけたぞ。あの時は「そんなにあれこれ手を出してられない」とパスしたのですが、今回再び沼田地域に来ることになって、最低応募ラインのスタンプ3個を達成できることに気がつきました(5個押すことも可能だった)。あの時にも押しておけばね(^^ゞ
農産物直売所
その名も『座・白沢』
まぁそれは仕方ないというかオマケだからいいとして、本命の道の駅スタンプラリーのスタンプはどこだと探したら、直売所の外にある椅子とテーブルを並べた休憩テラスのところにありました。直売所の壁に貼り紙があったのですが、実物は人の陰に隠れて見つけにくかったです。あ、そういや「みのりの里」のスタンプを「道の駅」のスタンプ帳に押している人もいたなぁ。同じ場所に置いておけば「こっちは違うぞ」と気付くのにね。
さすがにここから家に帰るのは高速道路を奢りましょう。沼田ICから乗って本庄児玉ICまで。高速を降りたら、それまで曇っていた空から太陽の光が差し込んできました。まだ夕方には間がある時間です。家に帰ってテントとタープを広げて干し、今回のお出かけの目的は「野外コンサートを聴いてキャンプする」ことだったと再認識した次第です。
翌週は子どもたちが通っている学童保育所のキャンプがあり、行く途中にある『くろほね・やまびこ』でトイレ休憩。その際にスタンプを押したのですが、この駅は今年のラリーには不参加なので、獲得数はそのままですね。でも、7月にスタートした時には30個獲得できるかなぁという気持ちだったのが8月を終える段階で26個です。このままゆけば9月中には30個達成できそうですが、これは天気次第(小諸に行くついでに廻ろうと画策しているのだが、一昨年のように子供の運動会で呼び戻される可能性もあるのだ)。
ところで、ここまで読んでくださった人だけにお教えしますが、上の地図をクリックすると今年のスタンプ獲得歴の表が別ウインドーで見ることができますので、お役立てください(何に?)。