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2005年12月20日 の記事

Dec202005

NO GOOD WITHOUT YOU

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9月のライブの折に
「今、谷川賢作さんとスタンダードをメインにしたアルバムを作っている」と聞き
これは「歌」が楽しめるアルバムになるなと思ったものでした

実はこう考えたのには前科がありまして
何年か前に八木のぶおさんと共演したコンサートを聴いたあとでご本人に向かって
「いやぁ、今日は演奏を楽しませていただきました」と言ったことがあるのです
それくらい小室さんのギターと八木さんのハーモニカの掛け合いが美しく
歌っているときには「早く間奏にならないか」とさえ思えたのでした

もちろん、このアルバムで谷川さんのピアノ「演奏」は素敵です
それだけでソロCDにしてもいいほど
でも、小室さんに限って言えばギターは控えめで
「歌」を存分に聞かせてくれました

小室さんが60歳を越えたからこそ歌えるラブソングなのかもしれません
男女の愛の歌でありながら
それ以上の普遍的な愛
解説の谷川俊太郎さんの言葉を借りれば「やさしさ」

小室さんのアルバムに『時間(とき)のパスポート』というのがありますが
正直言って、あまり好きではないんです
それと、ここ何年かライブでNHKドラマ「蝉しぐれ」の主題歌を歌ったりしますが
なんか馴染めなかったのですね
が、これを聴いて
「ああ、このアルバムに至る過渡的なものだったのかなぁ」って
そんな気がしてきました

小室さんがひとつの境地を切り開いたというか辿り着いたというか
口幅ったいようですが、そんな印象を受けるアルバムでした

しかし、ジャケットの写真を見てブッ飛びましたね
これもある意味では新境地を開いたと言えるのでしょうが...
荒木経惟、恐るべし


これはこれで素敵なアルバムで
ファンとして喜びではあるのですが
でも心の底にあるワガママな部分では
…フォークが聴きたい

    坂庭省悟トリビュート『やくそく』発売まであと一ヶ月

Dec202005

今日は『鰤(ぶり)の日』

…なのだそうです

どうして12月20日かというと
12月(師走)は「鰤」が魚篇に師と書くことから。20日は「ふ(2)り(0)」の語呂合せ
ううむ、かなり苦しいというかスマートではありませんね
何もわざわざこじつけなくっても寒ぶりが美味しい季節だから
それでいいじゃぁありませんか
「鰤起こし(冬の雷)」という俳句の季語もあることだしね

でもって誰が提唱したのかとネット上をあちこち探しても
「FM長野の番組の中で」ということまでしか判りませんでした
たぶん「いぇぃ! この時期は鰤が旨いから鰤の日を作ってアピールしようぜぃ!」
というノリではないかと想像します
ま、なんにしても海無し県の長野で、というのが面白いですね
海が無いだけに、海や海産物への憧憬が強いのかもしれません

  いや、実際それはたいへんなもので、あるバスガイドさんいわく
  「どんなにシラケていても、海が見えると皆さん急に元気になられます」

やっぱり海無し県である山梨県の名産品にひとつに
「アワビの煮貝」があるというのも面白いですね
これなんかも海から離れた地で
海産物を腐らせずに美味しく食べようとした結果の産物でしょう

なまじ海に近いところに住む人のほうが
無頓着のかもしれません


学生時代、同じサークルにいた男が
まるで骨格標本を作るかのように魚を綺麗に食べていたものです
彼の出身は新潟県の山間部
「魚は貴重だから丁寧に食べるように育てられた」とか
同じ新潟でも海沿いの町が出身地の男は
食べ散らかすと言うか、美味しいところだけ箸をつけている
もっとも、これは当人の好き嫌いや器用さ加減もあるので
一概に皆そうだと言うわけにはゆきませんがね

Dec202005

19日は『日本初飛行の日』

…なのだそうです

ライト兄弟が初飛行したのが17日でしたから
2日後には日本でも飛行機が飛んだのかというと
そこには7年の間があいているのでした。当たり前か

当時の飛行機の性能から考えると
アメリカから飛んでこれるはずもなく
たぶん船で運んできたのでしょうね
そして港からは荷車で飛行場まで運んで...
まさに「初飛行」というわけですね

何でこんなことを思ったかというと
数日前に北九州市の航空会社が導入した飛行機が
日本に届いたというニュースがあったのですが
あれはフランスから自分で飛んできたわけで
これから来春の運行開始まで習熟のための訓練もあるとか

鉄道なんかもそうですね
新しい路線ができて、開業の日にはテープカットなどのセレモニーをやるけど
実際にはずっと前から試験運転していたり、沿線の住民を乗せて走っていたりで
開業の日ってのが空々しく思えてしまうんです

気にしすぎですかね?
そう言えば、以前、北海道の人と話をしていたら
「トラックなんか自走してくるから
 新車で買ってもメーターは1,000km以上回っているよ」

Dec202005

18日は『東京駅の日』

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…なのだそうです

ワタクシは鉄道ファンではありません、というところは自他共に疑わしく
まぁ、それを無視したところで
ひところ藤森照信氏の「建築探偵」や「路上観察」の著作を熱読しておりましたので
東京駅というものに対して興味を持っていた時期があったわけです

折しも新潮社から『東京駅探検』という本が出まして(1987年)
早速買い求めましたところ、あっという発見がありました

「やっぱりあそこは床屋だった!」

丸の内口と八重洲口を結ぶ中央通路の中間地点を南通路に向かうところ
新幹線の南乗り換え口の手前、当時は新幹線の切符自販機が並んでいたと思うのですが
その壁に鉄製の窓のないドアがありました
ぱっと見たところ、その中に事務室でもあるか
自販機の裏側でメンテナンスするためのドアにしか見えないのですが
一度、たまたま通りかかったときにそのドアが開いて
中がチラッと見えたことがあったのです

そのときは「まさか!?」と思っていたのですが
この本によると、やっぱりそのドアの向こうは床屋さんだったのです

今ほどではないけど、あの頃だって駅ナカの商店はいろいろありましたよ
でもね、この床屋さんはドアを閉めたら存在がまったく判らないのです
ドアには「職員専用」と書いた貼り紙と、○の中に「り」と書かれたシール
  「理容室」を意味する符丁とか

「職員専用」とは言いながら実際には出入り業者や縁故者など
知る人ぞ知るって感じで利用する一般人もいたようです
特にバッチや身分証の提示が必要なわけではないそうですから
ワタクシも一度潜入して散髪してもらおうかと思っていたのですが
本当に大丈夫かなとビクビクしてなかなか果たせず
そのうち国鉄がJRになって
しかも東京駅の場合はJR東日本とJR東海が区分けして使っているので
いろいろと改装されてしまって、あの場所にはなくなったみたいです

  ワタクシ自身、東京駅には数年に一度くらいしか行かないので
  詳しく確かめていないのです

改装されたといえば、八重洲北口もすっかり明るく綺麗になりました
前は「これが東京駅の中なの!?」と思うような場末の路地裏みたいなところで
いちおう『東京ストア』という洒落た名前があったけど
「購買部」と呼びたくなるような職員向けの売店があったのでした


というのが庶民向けの話

東京駅には『東京ステーションホテル』という名門ホテルがあるのです
駅の開業から一年遅れの1915(大正4)年開業
当時のことですから宿泊客のほとんどは外国人
日本に行って東京で泊まるなら帝国ホテルかここと言わしめたそうです

客室の天井の高さが4メートル、隣室との境の壁の厚さが40センチ
レストランやバーも大人の雰囲気です
そんな古いヨーロッパの映画に出てくるような素敵なホテルが
日本にもあるんですよ

もちろん、と胸を張って言うことではないけど
ワタクシは泊まったこともなければ
カウンターでバーテンダーと向き合ったこともありません

さきほど、久しぶりに例の本を広げてみたら
ラウンジでコーヒーを飲んだときのレシートが挟まっていました
ま、せいぜいこの程度ですね (^^ゞ

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