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2007年10月25日 の記事

Oct252007

目撃者

オリジナル発売日1981年9月5日

小室等さんがかつてニューヨークで録音して制作したアルバム『目撃者』が
来年1月にCDとなって発売されるそうです(情報元はこちら

このアルバムには『もう一度』という歌が
『Once More』という英訳された歌詞で併せて収録されており
おそらくその録音の際のエピソードだと思うのですが
『人生を肯定するもの、それが音楽』という本に、こんな話が紹介されています

…日本語で歌っていた同じ歌を英語にしたものを演奏したわけです。そうしたら、ガラスの向こうで操作していたエンジニアがふっと身を乗り出した。それまで彼らは、きちっと仕事をしてくれていたし、ぼくらとしては納得のいくかたちで進行していたのですが、彼らは日本語がわかりませんから、ぼくらが途中打ち合わせなどで時間を費やしているときなどは、われ関せずという感じでペーパーバックを読んだりしてたんです。ところがいっぺんに態度が変わった。
 「お前はそういう歌を歌おうとしているのか? だったら、マイクが違う!」
 それから、あっけにとられるくらいの勢いでした。「おまえの音楽をとるにはこのマイクじゃなくて、これこれのメーカーのこれこれという番号のマイクロフォンだ」と言い、「だけど、残念ながらこのスタジオにはいまそのマイクロフォンがない」。そう言うやいなや、今度はアシスタントがすぐ、「いや、そのマイクだったら、ツー・ブロック先のどこどこのスタジオにあったはずだ」。言うが早いか、もう脱兎のごとく、飛び出してゆくんです。

弦楽器奏者、田代耕一郎さんのブログを読んでいても
彼がマイクにこだわっている様子がうかがえるのですが
オーディオ機器・媒体を通して音楽を届けるという前提の元では
なるほど、マイクも個性を持った一要素なのですね

ということを思い出したのは9月の小諸でのライブで、でした
あの日は小室さんではなく、ゆいちゃんが『もう一度』を歌ったのですが
実は、その前のリハーサルのときに
ある曲がどうしてもうまくゆかなかったのです
小室さんもゆいちゃんもマイクから離れて歌うスタイルなのですが
そのせいもあってか、身体を動かした際に音のバランスが崩れる瞬間があったのです
ゆいちゃんが大きく身体を揺らしたときに音を拾いきれなくなるという感じです
客席にいるとそれほど感じられなかったのですが
隣で演奏している小室さんには顕著に思えたようです
ステージ上では音の聞こえ方が違いますからね。自分の声が聞こえないことだってある

ギターや二人のボーカル用のマイクの出力バランスをいろいろ調整してみた挙句
上田マネージャーが「二人のマイクを取り替えてみよう」と提案しました
二人の前に用意されているマイクは型番が違っていたのです

結果は鮮やかでした
鈍感なワタクシの耳でもハッキリ判るほど良くなったのです

そんなリハーサルの様子を目撃しちゃったから
本番でゆいちゃんが『もう一度』を歌ったときに
先ほどの本に書かれていたエピソードを思い出してしまったのでした


ワタクシ『目撃者』のLPレコードを持っています
ということは、自分用にCD化してすでにPCやカーステレオでも聴いているので
いまさら市販CDが発売されたからといってあわてることはないのですが
…でも、買っちゃうだろうなぁ。『東京』や『デッドヒート』みたいに

まだ市販CD化されていない小室作品…『ザ・ベスト』はまずCD化されないだろうと思う
Oct252007

保管

下のニュースを見て驚いたことは

偽装ミンチにいろんな肉が入っていたことではなく
道警が徹底的にDNA鑑定をやったことでもありません

過去1年、327回にわたって購入した肉を残しておいた食品会社に驚きました

昔、リポビタンDというドリンク剤のコマーシャルで
王貞治氏が保管されている製品の棚の中から
ホームラン記録を出した日などのメモリアルデーに作られた製品を手に取る
そんな作品がありましたが、あれは自社の製品です
それに引き換え、この食品会社は材料として仕入れた肉を
サンプルとして保管していたということでしょうか

最近、HACCP(ハサップ)とかトレーサビリティとか耳慣れない横文字を聞きますが
この「取引先の食品会社」は凄いなぁと感心したのでした


ミートホープ、DNA鑑定でウサギ肉混入発覚

 北海道苫小牧市の食肉加工会社「ミートホープ」(破産)の食肉偽装事件で、不正競争防止法違反容疑で逮捕された同社社長田中稔容疑者(69)らが偽装ミンチを作る際、豚肉や鶏肉のほか、ウサギ肉も混ぜていたことが、道警によるDNA鑑定の結果で分かった。
 道警は、田中容疑者らが利益を少しでも増やすため、安価な肉を混ぜたとみて調べている。
 農林水産省の調査や元従業員の証言から、偽装ミンチにはこれまで、豚のほか、羊や鶏、カモの肉が混入されていたことが分かっている。
 田中容疑者は今年6月下旬までの約1年間で、約138トンの偽装ミンチを327回に分けて販売した疑いが持たれている。道警は取引先の食品会社から327回分すべてのミンチの提供を受け、DNA鑑定をしたところ、うち1回分でウサギ肉が混入していることが分かった。


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