小室等フォークライブ(信州・小諸)

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クルマから降りてきた小室さんを見てビックリしました
髪がすっかり短くカットされていて、一瞬別人かと思ったほどです
よく小室さんの紹介記事に使われる写真
フォーライフの公式ページでも使っているアレを見るたびに
「これは年寄りくさいなぁ」と思っていたのですが
今回はまた極端に若返った印象です

  10月24日発売の『まるで六文銭のように』としてのアルバムには
  このヘアースタイルでジャケットが作られることでしょう

チラシには「ゲスト・こむろゆい」とありますが
昨年の佐野同様、コンビのステージですね。漫才の方も息が合ってきました
という冗談はともかく、今回は小室さんの若々しさとノリの良さが印象的でした

小室さんのコンサートは今年の3月にも行っているのですが
あの時は、敢えて言えば「鑑賞する」という感じだったのが
今回は「一緒に楽しむ」という気分でした
もちろん会場の雰囲気が違うということもあります
大泉はキャパ808席の音楽ホールでしたし
小諸はふだんは食堂として使っている部屋で50人弱ですから
緊密感も違うのは当然なのですが
それだけではない「違い」がありそうです

ソロでは新しい詩人との出会いやスタンダードナンバーを歌ったり
『まる六』でのグループや、ゆいちゃんとのデュオ
さがゆきさんといった別ジャンルのシンガーとの共演など
いろんな新しい側面を見せてくれているようです

なぁんて理屈っぽいことを考えることはありませんね
もちろん、選曲の背景には小室さんのメッセージが隠されているはずなのですが
そういうことを意識しなくても
とにかく楽しくリラックスできるひと時を過ごしたのでした

それにしても「さがそうの唄」は珍しい選曲でした
しかも歌詞の最後を「浅間山の噴火口、高原のキャベツ」と
小諸バージョンに変えてましたね



終演後のパーティーも、もちろん毎回お楽しみのひと時です
いくつものテーブルに分かれてしまうのですが
小室さんは必ずすべてのテーブルを回ってみんなと言葉を交わします

ライブ本番から続く緊密間や一体感、そしてアットホームなくつろぎ
この雰囲気が好きだから、みんな毎年やってくるんだろうね
「じゃぁ、また来年!」
これは小室さんにだけではなく
ライブを聴きに来た者同士の別れの挨拶でもあるのでした

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