京の毒談と変見
ひところタウン情報誌というのが流行したことがあって
もちろん今でも地域に根付いて発行し続けているところもあるわけですが
残念ながらなくなってしまったものも多いようです
...やっぱり地方だといろいろ厳しいものがあるのでしょう
ワタクシも埼玉にいながら『シティ情報ふくおか』というのを定期購読していたっけ
全国的に名を知られた観光地でも、そこに住む人たちにとっては「地元」であり
暮らしの中で食事をしたり遊びに行くスポット情報というものがあって
それはもちろん観光客の視点とは違ったものなのですね
だからこういった各地のタウン情報誌を読んでいると
飲食店の詳細は役に立たなくても、毎号の特集記事や読者のお便りコーナーなどは
知らない街を旅する気分を味わえると同時に
そこもやっぱり同じなんだなぁと安心する部分もあって
その町に対して憧れと親しみを感じてしまうのです