ぶらんこ
前回紹介した「じゃあね」...もともとの谷川俊太郎さんの詩は
『空に小鳥がいなくなった日』という詩集に収められていますが
水内喜久雄という人が編纂した『いまぼくに』という詩集にも入っています
昨日、図書館で『いまぼくに』を借りてきたのですが
「死んだ男の残したものは」「朝のリレー」など、お馴染みの詩も入っていて
ぱらぱらとページをめくっていたら、「夫が妻へ」という一遍が目に留まりました
おまえをみつめていると
私は男らしさをとりもどす
おまえの手はひびがきれ
おまえのくちびるのわきには
小さなしわがきざまれている
・・・
おまえをみつめていると
おまえを守らずにいられない
あらゆる暴力から
あらゆる不幸からおまえを守り
こんなにも女らしいおまえを
こんなにもゆたかなおまえを
私は愛さずにはいられない
これって、小室等さんが歌った「守らずにいられない」ですよね
『私は月には行かないだろう(1971)』と『時間のパスポート(1996)』に収録されていて
小室さんが年をとった分だけ後者の方が歌に深みが感じられるのですが
そうかそうか、谷川さんの詩とは題名を変えていたのか...って
これは谷川ファンには周知の事実だったのでしょうか


