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2005年12月 3日 の記事

Dec032005

旧道デビュー (たびメモ 7)

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イヌを連れて軽井沢銀座を歩く
ミーハーなようですが
これがひとつのステータスというか目標というか
一度やってみたかったことです

いつものお店で遅めの昼食を食べ
旧道近くの駐車場にクルマを入れて
いよいよ旧道に向かって歩き始めます

と、いきなりストップ
イヌ&ネコの雑貨がいっぱい置いてある
『うー&ぺー』で足が停まります
地元じゃこんなお店はないですからね
見ているだけで楽しくなります

ここから旧道に行く道沿いには
9月にお邪魔した軽井沢探検隊本部があるのですが
隊長さんはお出かけ中らしく
戸が閉まって鍵がかかっていました

さて、ようやく旧道です
たしかにイヌ連れの人が何人もいます
世間一般の商店街よりも多いと思いますね
それでもサスケは体格が大きなほうなので
ちょっと目立ちます
しばらく歩いているうちに
サスケ自身が注目されていることに気づいたらしい
なんだか急に姿勢が良くなって
周囲の視線を気にしながら歩いている感じです

脇道に入ったところにある
『J.Johnny』というお店はイヌも中に入れるので
ムスメとペロは中に入っていろいろ雑貨を見ているのですが
サスケは遠慮して表で待機です
よだれを飛ばしたり棚を倒したりなど
粗相があってはいけませんからね

いったん男2人、女2人で別れたら
どこまで行ったのか、なかなか合流できない
待ちきれないのでムスコと2人で
先にミカドのモカソフトを食べちゃいます
…いやぁ典型的な旧道散歩してるなぁ (^^ゞ

ソフトクリームを食べながらふと見ると
サスケが満面に笑顔をたたえて
命令もしないのにキチンとお座りしている
何をねだっているかは明らかですね
周りを歩いている人も
笑いながらこちらを見て通り過ぎて行きます
いやぁ、当事者ながら面白い情景でした
手がふさがっていて写真が撮れなかったのが残念です

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これは病み付きになりそうです
帰ってきたら、早くもまた行きたくなってしまいました

クリスマスの頃に何とか…無理かなぁ


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Dec032005

12月のうた

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月が変わったら玄関先のハナミズキが
もう葉っぱの数が数えられるほどになっていました
やっぱり昨年まで12月になってイルミネーションを始めていたのは
ちゃんと理由があったんですね
とはいえ今年は先日書いたように家の裏側でイルミネーションを始めました

かといって家の顔は玄関ですから
やっぱり飾らなくっては


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 12月のうた
           茨木のり子

   熊は もう 眠りました
   栗鼠も うつら うつら
   土も木々も
   大きな眠りに はいりました

   ふと 思い出したように
   声のない 子守唄
   それは こな雪 ぼたん雪

   師も走る などと言って
   人間だけが息つくひまなく
   動きまわり
   忙しさと ひきかえに
   大切なものを
   ポトポト落としてゆきます



まったくですね

この週末も
あれやらなくっちゃ、これもやらなくっちゃ
…気ばかり焦って結局何も成し遂げられない

だったら始めっから放り投げて音楽でも聴いていようか
なぁんてこと言ってられるわけないよなぁ

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Dec032005

今日は『国際障害者デー』

…なのだそうです

もうずいぶん前になるのですが
『フォークス』というグループのコンサートを聴きに行き
そのときのゲストで『生ものバンド』という二人組が登場して
こんな歌を歌いました


  銀色のランナー

     そよ風の中を走るランナー 銀色のランナー 車椅子ランナー
     汗をかき道を走るぜ よく見て走るランナー
     道にはいろいろな障害物 周りの人は僕を見て不思議そう
     でもそんなことは どうでもよい 風を切って走るランナー

     そよ風の中を走るランナー 車椅子ランナー 銀色のランナー
     夕日が沈む道を走る 全力で走るランナー
     道にはいろいろな草花 周りの人は僕を見て不思議そう
     でもそんなことは どうでもよい 風を切って走るランナー

     そよ風の中を走るランナー 車椅子ランナー 銀色のランナー

     銀色のランナー


註)聞き書きですので語句や表記の違いがあるかもしれません


ボーカルの渡辺さんという人は
ご自身が筋ジストロフィーで車椅子の生活を送っていました
つまり、自分が散歩や旅に出ているときの気分を歌ったものらしいのですが
明るい曲調が印象的な歌でした

これを聴いていると
そうか、障害者だからって特別視してはいけないんだなぁ
そんな気がしてきます

もちろん、障害を持っている人にとっては
ワタクシにとっては何ということのない動作でも
大変な努力を必要とすることがあるはずです
でも、だからといって「何か手伝ってあげなければ」と身構えることは
やっぱり彼らに対して特別な思いを持ってしまっているような気がするのです

我々だって、ちょっと困ったときには「誰かここを押さえてて」とか言うじゃないですか
それに対して「よっしゃ!」と気軽に手を差し伸べるでしょ
そんな感じで普通に声掛け合っていければなと思うのです

最近は「バリアフリー」よりも「ユニバーサルデザイン」という言葉をよく聞きます
誰にでも使いやすいように...
世の中には障害者と、これから障害者になるかもしれない人しかいないのですから


と、こ、ろ、で、、、

今年の春ごろだったか、この『銀色のランナー』がネット上の一部で話題になり
その時に知ったのが、「ワタクシの知っている歌とは違う」ということでした
歌詞はこのサイトで見ることができるのですが曲は判りません

と思っていたら、例の省悟トリビュートに収録されることになりました
こむろゆいさんが歌ってくれるとのことで、楽しみにしています

Dec032005

ドッグラン (たびメモ 6)

今回の旅では2ヶ所のドッグランに行きました
去年までなら考えられないような行き先です
いや、そもそもドッグランという言葉さえ知らなかった


◆(南)パラダ◆

ここはハイウェイオアシスになっていて上信越道の佐久平PAと直結しています
第2駐車場に車を停め、センターハウスへは長~いエスカレーターで
ここで問題発生。サスケがエスカレーターにびびって後ずさりするのです
強くリードを引っ張っても嫌がって乗ろうとはしません
仕方なく抵抗する30kgを抱きかかえてエスカレーターに乗せましたが
怖がったのはサスケだけではありませんでした
我が家が帰ろうとクルマに乗り込んでいるとき
  もちろん、帰りも抱きかかえてエスカレーターに乗せた
ちょうどやって来たレトリバーも激しく嫌がり
飼い主が抱きかかえてエスカレーターに乗せていましたから
エスカレーターって、車椅子の人も使いにくいだろうし
健常者には楽チンでも、あまり優しくないですね

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しかし、まだ10時過ぎとは言え、日曜日なんですよ
第2駐車場に停まっているクルマが我が家のほかには1台しかない
パラダに行ったら我が家以外の人間はすぐに見当たらず
滞在中もぽつり、またぽつりと交代で1グループずつ現れるといった感じですね
天気も曇り空だけど、寒々とした雰囲気でした

当然ながらドッグランは貸し切り状態
先日の森林公園では周りに他のイヌもいっぱいいて萎縮したのか「良い子」だったけど
この日は自分たちだけだから勝手し放題です。呼んでも無視しやがる
それにしてもサスケとペロは仲がいいのか悪いのか
普段の散歩でもそうなんだけど、一緒にするとすぐに取っ組み合いのレスリング
まぁ本気で牙を立てていないから勝手にやってろと見ているんだけど
ペロは早くもシャツが泥だらけ…クルマに乗せるときは脱がせろよ
身体が大きいからサスケのほうが優勢なんだけど、ペロも負けてはいません
こいつ、噛み付いたら離さないからねぇ
落ちていた帽子を二匹で奪い合っていたので取り上げたら
帽子に食いついたままペロが宙に浮いちゃった。それでも離さないんだから

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それやこれやで1時間くらい過ごして
次の目的地は…ちょっと早いけど、お昼にしようか
状況しだいではもっと先まで行けるようにとクルマを高速道路側に置いていたのですが
ここで高速道路を降りることにしてスマートICのゲートをくぐり
御代田の町に向かって坂道を下って行きました


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◆軽井沢スカイパーク◆

旅の二日目は、朝こそ深い霧でしたがスカッと晴れた上天気になりました
  霧が出るってのは気温が上がる兆しだからね
今日も雨だったら温泉に入って帰ろうと思っていたのですが
こうなったら予定変更、いや、もともとそのつもりだったんだと
北軽井沢に向かって山道を登って行きました

峰の茶屋の少し先で右折、群馬・長野の県境に沿う形で高原のゴルフ場の脇を走ります
へぇ、こんな広々とした景色があったんだ
やがて着いた『プレジデントリゾート』の一角にあるのが『軽井沢スカイパーク』
とはいえ10月の10日で営業は終わっており『軽井沢スノーパーク』に改装中
来るべきスキー場オープンに向けてリフトとの点検の業者がいるけど
実質無人状態で「散策やドッグランは使えます」というセルフサービス
入場料(イヌ500円・ヒト無料)は箱の中に入れてくださいとのこと

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そのドックランも日当たりの良い広い仮設のものは撤去され
林の中にある常設されたものだけが使える状態でした
ハッキリ言って、こんなに広々したところなのに
わざわざ薄暗い林の中で柵に囲まれてイヌを遊ばせるのは面白くないです
実際、イヌと一緒にゲレンデになる斜面を登っている人も見かけたのですが
我が家のイヌたちはまだそうやってのびのびと穏やかに散歩できるとは思えません
少ないとはいえ他人がいるところでノーリードにするわけにもゆかないので
いちおうドッグランの中で遊ばせます
素晴らしい青空なので、もっと明るく広々としたところで
うまくすればカッコいい写真も撮りたかったのですが
残念ながら木立の中ではロケーションに恵まれませんでした
それに、こいつら走り回っていてファインダーの中にとどまってくれません

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昨日も今日も、期待して行ってみた割には今ひとつ盛り上がらなかったなぁ
イヌたちもまだ一歳になっていない子供だし
こちらもまだイヌたちとどうやって遊ぶかが判ってないのかもしれない
だいいち、今年初めてイヌを飼い始めたばかりなのだから
成果を求めてはいけないのかもしれません…でも欲しいんだよね

まぁこうやっていろんなところに行ってみて
我が家としての評価をしてゆくのでしょう
そして、その評価は絶対的なものではなく
次に来たら今度は楽しく愉快に過ごせるかもしれません


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