浅間縄文ミュージアム (たびメモ 5)
ここの存在を知ったのはいつだったのかなぁ
今年の正月? それとも去年の秋?
いずれにしても小諸の定宿に置いてあったパンフレットを見て
場所も近くだから、そのうち寄って見たいと思っていたのでした
とはいえ、実のところ古墳とか土器石器というのものは
申し訳ないがあまり興味はないのです
本音で言えば興味があるのは「体験工房」だったりする
御代田の役場近くに行くのは久しぶりで
「かりん通り」という広い道路ができていて
街路樹がその名の通り「かりん」
たわわに実ったこれが「まるめろ」なんだろうな
『エポールみよた』という文化会館みたいな建物に
目指すミュージアムが併設されていました
部屋のレイアウト上、入場料を払わずに「体験工房」だけも大丈夫みたい
でもまぁ、初めての訪問ですので一度見学しておきますか
1階は「縄文」がテーマ
地元の遺跡から出土した土器や石器が薄暗い中に展示されていまして
特に、焼町土器というのだそうですが、それがズラ~ッと並んでいます
照明の薄暗さが神秘的な雰囲気をかもし出しているのですが
ハッキリ言って、それだけかなぁ
やっぱり興味がないのでたいした感想が出ませんなぁ
2階は「浅間山」がテーマ
階下の部屋とはガラッと変わって明るい部屋では
四季折々の高山植物やら浅間山の火山活動を
壁に映したビデオ映像とともに紹介していました
「天明の大噴火」の資料なんかも展示して
…これはあんまり明るい内容ではないけど
火口を模して映像が映し出されているオブジェの前方には
晴れていれば本物の浅間山が見えるのでしょうが
残念ながらまったく何も見えず、けれども
向かいのウイスキー工場の壁を覆うツタが赤く色づいているのが
綺麗でした
「体験工房」では
ムスコが「まが玉づくり」、ムスメが「古代ビーズつくり」にチャレンジです
子供だけかなぁと思っていたら老人のグループがいて
やはり「まが玉」がペンダントになるから人気ですね
ロウ石のような柔らかい石をサンドペーパーでひたすら削って磨いて…
水で洗ってつややかな輝きを見たら歓声が上がります
ワタクシは口も手も出さずにじっと見てい…なければと思っていたのですが
つい我慢しきれず言ってしまいました
「おい、こうするんだ、貸してみろ」
御代田町は、作曲家・武満徹氏が仕事場にした山荘があり
このミュージアムでも過去に武満氏をテーマにした特別展や
小室等・荘村清志のコンサートを開催しています
その特別展の際に作られた本があったので一冊買い求めてきました
「ここでしか買えない」…この言葉に弱いなぁ (^^ゞ
子供たちの作品が出来上がった頃
気がつくと窓の外は雨に変わっていました