今日は『国際障害者デー』

…なのだそうです

もうずいぶん前になるのですが
『フォークス』というグループのコンサートを聴きに行き
そのときのゲストで『生ものバンド』という二人組が登場して
こんな歌を歌いました


  銀色のランナー

     そよ風の中を走るランナー 銀色のランナー 車椅子ランナー
     汗をかき道を走るぜ よく見て走るランナー
     道にはいろいろな障害物 周りの人は僕を見て不思議そう
     でもそんなことは どうでもよい 風を切って走るランナー

     そよ風の中を走るランナー 車椅子ランナー 銀色のランナー
     夕日が沈む道を走る 全力で走るランナー
     道にはいろいろな草花 周りの人は僕を見て不思議そう
     でもそんなことは どうでもよい 風を切って走るランナー

     そよ風の中を走るランナー 車椅子ランナー 銀色のランナー

     銀色のランナー


註)聞き書きですので語句や表記の違いがあるかもしれません


ボーカルの渡辺さんという人は
ご自身が筋ジストロフィーで車椅子の生活を送っていました
つまり、自分が散歩や旅に出ているときの気分を歌ったものらしいのですが
明るい曲調が印象的な歌でした

これを聴いていると
そうか、障害者だからって特別視してはいけないんだなぁ
そんな気がしてきます

もちろん、障害を持っている人にとっては
ワタクシにとっては何ということのない動作でも
大変な努力を必要とすることがあるはずです
でも、だからといって「何か手伝ってあげなければ」と身構えることは
やっぱり彼らに対して特別な思いを持ってしまっているような気がするのです

我々だって、ちょっと困ったときには「誰かここを押さえてて」とか言うじゃないですか
それに対して「よっしゃ!」と気軽に手を差し伸べるでしょ
そんな感じで普通に声掛け合っていければなと思うのです

最近は「バリアフリー」よりも「ユニバーサルデザイン」という言葉をよく聞きます
誰にでも使いやすいように...
世の中には障害者と、これから障害者になるかもしれない人しかいないのですから


と、こ、ろ、で、、、

今年の春ごろだったか、この『銀色のランナー』がネット上の一部で話題になり
その時に知ったのが、「ワタクシの知っている歌とは違う」ということでした
歌詞はこのサイトで見ることができるのですが曲は判りません

と思っていたら、例の省悟トリビュートに収録されることになりました
こむろゆいさんが歌ってくれるとのことで、楽しみにしています