ドッグラン (たびメモ 6)
今回の旅では2ヶ所のドッグランに行きました
去年までなら考えられないような行き先です
いや、そもそもドッグランという言葉さえ知らなかった
ここはハイウェイオアシスになっていて上信越道の佐久平PAと直結しています
第2駐車場に車を停め、センターハウスへは長~いエスカレーターで
ここで問題発生。サスケがエスカレーターにびびって後ずさりするのです
強くリードを引っ張っても嫌がって乗ろうとはしません
仕方なく抵抗する30kgを抱きかかえてエスカレーターに乗せましたが
怖がったのはサスケだけではありませんでした
我が家が帰ろうとクルマに乗り込んでいるとき
もちろん、帰りも抱きかかえてエスカレーターに乗せた
ちょうどやって来たレトリバーも激しく嫌がり
飼い主が抱きかかえてエスカレーターに乗せていましたから
エスカレーターって、車椅子の人も使いにくいだろうし
健常者には楽チンでも、あまり優しくないですね
しかし、まだ10時過ぎとは言え、日曜日なんですよ
第2駐車場に停まっているクルマが我が家のほかには1台しかない
パラダに行ったら我が家以外の人間はすぐに見当たらず
滞在中もぽつり、またぽつりと交代で1グループずつ現れるといった感じですね
天気も曇り空だけど、寒々とした雰囲気でした
当然ながらドッグランは貸し切り状態
先日の森林公園では周りに他のイヌもいっぱいいて萎縮したのか「良い子」だったけど
この日は自分たちだけだから勝手し放題です。呼んでも無視しやがる
それにしてもサスケとペロは仲がいいのか悪いのか
普段の散歩でもそうなんだけど、一緒にするとすぐに取っ組み合いのレスリング
まぁ本気で牙を立てていないから勝手にやってろと見ているんだけど
ペロは早くもシャツが泥だらけ…クルマに乗せるときは脱がせろよ
身体が大きいからサスケのほうが優勢なんだけど、ペロも負けてはいません
こいつ、噛み付いたら離さないからねぇ
落ちていた帽子を二匹で奪い合っていたので取り上げたら
帽子に食いついたままペロが宙に浮いちゃった。それでも離さないんだから
それやこれやで1時間くらい過ごして
次の目的地は…ちょっと早いけど、お昼にしようか
状況しだいではもっと先まで行けるようにとクルマを高速道路側に置いていたのですが
ここで高速道路を降りることにしてスマートICのゲートをくぐり
御代田の町に向かって坂道を下って行きました
旅の二日目は、朝こそ深い霧でしたがスカッと晴れた上天気になりました
霧が出るってのは気温が上がる兆しだからね
今日も雨だったら温泉に入って帰ろうと思っていたのですが
こうなったら予定変更、いや、もともとそのつもりだったんだと
北軽井沢に向かって山道を登って行きました
峰の茶屋の少し先で右折、群馬・長野の県境に沿う形で高原のゴルフ場の脇を走ります
へぇ、こんな広々とした景色があったんだ
やがて着いた『プレジデントリゾート』の一角にあるのが『軽井沢スカイパーク』
とはいえ10月の10日で営業は終わっており『軽井沢スノーパーク』に改装中
来るべきスキー場オープンに向けてリフトとの点検の業者がいるけど
実質無人状態で「散策やドッグランは使えます」というセルフサービス
入場料(イヌ500円・ヒト無料)は箱の中に入れてくださいとのこと
そのドックランも日当たりの良い広い仮設のものは撤去され
林の中にある常設されたものだけが使える状態でした
ハッキリ言って、こんなに広々したところなのに
わざわざ薄暗い林の中で柵に囲まれてイヌを遊ばせるのは面白くないです
実際、イヌと一緒にゲレンデになる斜面を登っている人も見かけたのですが
我が家のイヌたちはまだそうやってのびのびと穏やかに散歩できるとは思えません
少ないとはいえ他人がいるところでノーリードにするわけにもゆかないので
いちおうドッグランの中で遊ばせます
素晴らしい青空なので、もっと明るく広々としたところで
うまくすればカッコいい写真も撮りたかったのですが
残念ながら木立の中ではロケーションに恵まれませんでした
それに、こいつら走り回っていてファインダーの中にとどまってくれません
昨日も今日も、期待して行ってみた割には今ひとつ盛り上がらなかったなぁ
イヌたちもまだ一歳になっていない子供だし
こちらもまだイヌたちとどうやって遊ぶかが判ってないのかもしれない
だいいち、今年初めてイヌを飼い始めたばかりなのだから
成果を求めてはいけないのかもしれません…でも欲しいんだよね
まぁこうやっていろんなところに行ってみて
我が家としての評価をしてゆくのでしょう
そして、その評価は絶対的なものではなく
次に来たら今度は楽しく愉快に過ごせるかもしれません