あなたが夜明けをつげる子供たち
CDなどの販売サイトで「笠木透」を検索すると
まぁたいていは徒労に終わるのですが
キャンプソング集のCDが1枚ヒットすることがあります
「私の子どもたちへ」が収録されているのですね
こんな中古レコードを見つけました
あれっ?
「あなたが夜明けをつげる子供たち」って
細田登さんの作曲じゃなかったっけ?
白鳥英美子さんって、これは? …全然違う曲でした。歌詞は同じ
20年も細田さんの曲を聴いているので
最初はなかなか馴染めませんでした
いや、ちゃんと田口さんの曲を使っている大好きな「小さな町」でさえも
木田たかすけさんの編曲にかかるとフィールドフォークの素朴さが消え
都会的な歌に聞こえてくるから不思議です
歌っているのはデユーク・エイセス
『サークル・ゲーム』という1980年のアルバムです
表題曲の『サークル・ゲーム』も
ジョニ・ミッチェルの同名の歌とは違う歌だからややこしいです
ジョニ・ミッチェル版を日本で歌ったのは
ジローズとアグネス・チャンだそうです
ともあれ、デューク・エイセスは好きなコーラスグループだから
何度か聴いていれば、きっとこちらも耳に馴染んでくるでしょう
コメント
エンドウマメ
おっ、レアなレコードを発見されましたね。 作曲者が違うと、聞き慣れた唄でも
別な唄に聞こえてくるでしょう。 木田さんは、いつも都会的なアレンジを
されていたのでしょう。 六文銭の「旅立ちの日に」も、木田さんでしたね。
『北方原野から』は、一度だけ聞いた事がありますが、とっても好きな唄です。
笠木さんがボーカルで、省悟さん・じゅんじさん・進ちゃんがバンド形式で
披露されました。
TodomatsuHouse
▽エンドウマメさん
個人的な連想ゲームですが
デュークエイセス→永六輔→宵々山→ナターシャーセブン→木田たかすけ
笠木透→フィールドフォーク→ナターシャーゼブン→木田たかすけ
と、どちらからたどっても木田さんに行き着くので
編曲者の人選は間違いないと思うのですがねぇ
でも、確かにデュークエイセスの持ち味には合ってますね
松本
このアルバム、40年前に東芝EMIのレコードカタログで収録曲を見た段階
では80年代初のデュークのオリジナル・コーラス・アルバムと思い込み、
レコード店店頭では全く見ないまま年が過ぎ、10年前によく行く神戸の中古
レコード店で手に取ってびっくり。
あの笠木透さんとの、今の言葉でいうコラボだったのです。
岐阜県の片田舎に暮らし、フォークソングを広められ、高石ともやさんら
と交流しながら成長され、一時代を築かれた伝説の方が、デュークエイセス
とタッグを組まれたのですね。
聴いてみると、我夢土下座(カムトゥゲザー)合唱団の「小さな町」が
デュークのコーラスでまったく新しい都会的な歌に生まれ変わっていて大変
感激でした。
デュークファンのみならず、ナターシャセブンや関西フォークファンにも
喜ばれる1枚でしょう。
TodomatsuHouse
▽松本さん
コメントありがとうございます
ずいぶん前に書いた話で、自分でも忘れていました
まだ自分が中津川に行って我夢土下座の唄を生で聴く前だったのかなぁ
少しメンバーに変化はありますが、皆さん今でも元気に歌っています
デュークは残念ながら4年前に活動をやめましたね
このレコードはまだ家にあるはず…プレーヤーは動くかな?