モデルコース
7月を過ぎてドライブと言うと
毎年「関東道の駅・スタンプラリー」がからんできます
ここ何年かは回ってスタンプ帳に押印しても、応募していないのですが
つい習い性となって、先日も沼田に行った折には
ちゃんと帰り道で3箇所回ってきました
ところで、今年はルールが大幅に変わったようです
今までは
・7月1日から12月15日までに
・集めたスタンプの数によって(10、20、50など)各賞に応募
だったのですが、今年は
・7月1日から9月30日までに
・10箇所回る
というのが基本ルールになりました
これとは別に「全駅制覇」は無期限で募集しているようです
印象としては、ハードルを低くして
誰もが夏休みを利用して同じようにチャレンジできるようにした
そんな感じですね
ワタクシも50箇所くらい回った年がありましたが
これは結構大変でした
10箇所でしたら比較的簡単です…だったら、一日で回れないか?
そんな考えが頭をもたげました
つまり自分でハードルを高くしてゲーム性を高めようというのです
いくつかルートを考えついたのですが
真っ先に頭に浮かんだのが次に紹介するルートです
まず、埼玉県深谷市の『おかべ』がスタートです
ここは朝7時から開いていますから一日が長く使えます
スタンプを押したら本庄児玉ICに行って関越道に乗ります
いきなり禁断の「高速ワープ」を使って小諸ICまで一気に走ります
ICを降りたら高速道路と並行に5分走って『雷電くるみの里』
ここも7時半にオープンしているので、朝立ち寄るのが有利な駅です
あ、『おかべ』から30分で行けるという意味ではありません
1時間ちょっとかかると思いますよ
それでも9時や10時オープンの駅よりも早くスタンプ2個ゲットです
ここから湯の丸高原を越えて群馬県側に出て
鹿沢から草津に向かって県道を登って行きます
ふつう中軽井沢、長野原経由というルートが一般的ですが
日によっては長野原から先の草津道路で渋滞する恐れがありますので
こういうルートを考えてみました
草津温泉の入り口にあるのが『草津運動茶屋公園』です
草津温泉からは旧国道を使って坂道を下れば『六合』です
このあとは暮坂峠を越えて沢渡温泉へ抜ける「日本ロマンチック街道」が
交通量が圧倒的に少ないので楽に走れます
ただし、中之条の市街地を通り抜けるときに少々イライラしますが
中之条からは渋川方面へ国道を走って『おのこ』です
そして、かつてはスキーシーズンの渋滞の名所だった鯉沢交差点を
新しくできたバイパスでかわしたところが『こもち』になります
国道17号を北上し、沼田市街地を避けるように片品川に沿って東に向かうと『白沢』
その前の国道120号線を横切ってローカルな道を抜けると
『川場田園プラザ』までは約7分で到着です
これといって快適な抜け道もなさそうなので
いったん沼田市街に戻って17号に復帰、北上を続けて新幹線の上毛高原駅を目指せば
次の目的地『月夜野矢瀬親水公園』です
そこからは上越線に沿って県道61号線を北上
水上温泉の入り口にあるのが最後の目的地『水紀行館』
…というプランなんですよ
結構広範囲に移動しますが、早朝からスタートできるということと
交通量の少ない道路を選んで走れるので充分可能ではないでしょうか
道中の景色もいろいろ変化があって楽しめます
でもね、あまり自分ではやりたくありません
スタンプラリーをやっている人を見ていると
駆けつけて来てスタンプを押し、それで「さよなら」って人がいるんですよ
そういうのってつまらないし、主催者も望んではいないと思うのですね
まぁ、すべての道の駅で飲食や買い物をしろとまでは言いませんが
せめて売店を覗いて特産品や新鮮な地元の野菜を見て行くなど
何か接点を持ちたいものです
それに、道の駅には郷土資料館的な展示施設を持ったところも多いので
一箇所に1時間以上滞在したくなるところだってあるのです
そういうことを考えると、このモデルコースで道の駅を楽しむとなると
やっぱり時間が足りなくなります
『こもち』から渋川伊香保ICに行き、一気に水上ICまで「高速ワープ」して
『水紀行館』の水族館や『矢瀬親水公園』の散歩を諦め
『白沢』で温泉に入って『川場田園プラザ』で湯上りの地ビールを楽しむ...
酔いが醒めるまで帰ってこれなくなりますが
せめてこれくらいは楽しみたいものです
もうひとつ、こんなコースも考えました
これは自宅中心の周遊コース
まずは『かわもと』からスタートです
このコースの前半は荒川に沿って国道140号線を走ります
続いて『はなぞの』、さらには『ちちぶ』へと向かいます
行楽シーズンには渋滞必至のルートですが、それなりにいくつか裏道もあり
その一つを選べば『龍勢会館』に寄る事もできます…脇にそれすぎかなぁ
いったん140号線から離れて『果樹公園あしがくぼ』、戻ってきて『荒川村』
このあたりからはようやくクルマの量が少なくなってきて
快適に走れる反面、山道になってきます
カーブの数が増えてきたところで『大滝温泉』
国道沿い、埼玉県内の道の駅はこれでもうおしまいです
さらに進んで山梨県に抜けるのもいいのですが
それでは帰りが大変ですので、ちょっと引き返して北に向かいます
『両神温泉薬師の湯』に立ち寄ったあとは国道299号を群馬県に入り
いちおう『上野』が次の目的地なのですが
スタートを『おかべ』や『めぬま』にするとか『龍勢会館』に寄るなどして
貯金があるというのであれば『上野』をパスして『万葉の里』に
最後は『上州おにし』なのですが、ここは夕方早く閉まったような記憶があります
もし間に合わなかった場合は慌てず騒がず『ららん藤岡』に行きましょう
実は昨年、深夜零時過ぎにスタンプを押した実績がありますので (^^ゞ