華台山 童子堂(秩父札所・二十二番)
前回は気づきませんでしたが
秩父公園橋(ハープ橋)の下にもうひとつの橋があり
巡礼道の道標はそちらを案内していました
きっとハープ橋ができあがるまでは
みんなこの橋を渡ったのでしょうね
今は河川敷に用事がある人や沿道に住んでいる人専用の道です
...そして、こうやって歩いている人のためのね
すっかりお馴染みになった案内札が示す細道は
例によって九十九折れの舗装道路をショートカットして
丘を一気に登り、民家の庭先を通って行きます
やがて、右手前方に童子堂の仁王門が見えてきました
ワタクシたちの正面から童子堂に向かってくる人もいます
...ここでハタと気がつきました
今ワタクシたちが歩いている道は
二十一番からやってくる道ではありません
二十三番へ向かう道でもありません
それなのに、ちゃんと道しるべが用意されているって、どういうこと?
「まずは二十二番へ行こう」と駅前を出発した
ワタクシたちのための巡礼道だったのでしょうか
かやぶき屋根の仁王門は
「童子堂」という名前から受けるイメージに似合って
どことなく優しさを感じさせてくれました