Suicaの落とし穴
日曜日に仕事で伊香保に行って
きのうの月曜には王子に行ってきたのですが
どちらもJR東日本の電車を利用しました
伊香保の場合は麓の渋川までですけど
この4月に消費税率変更に伴って運賃が改定され
その際、IC運賃というものが設定されたのをご存知かと思います
...1円単位で設定されているやつですね
一般的にはIC運賃のほうが安くなっていると認識していたのですが
ワタクシが利用したこの2つの区間は、どちらもIC運賃が高いんですよ
ニュースで話題になったのが初乗り運賃だったせいもあって
それだけかと思っていたのですが
運賃表を見ると乗車16kmを過ぎるとIC運賃のほうが高い区間が結構あります
都会で短距離を国電に乗るのと違って郊外へ出れば
それくらい乗ってしまうことはザラですよ
どうせ電車の本数も少なく、時間の余裕をもって駅に行くのですから
手間を惜しまず運賃を確かめて
そちらが安ければ券売機で切符を買ったほうがいいなと思ったのでした
Suicaを使えば小銭で釣銭でポケットがジャラジャラすることもないですし
Suicaの落とし穴はもうひとつあります
それは「振替輸送の対象にならない」ということです
事故か何かで不通になって、並行する私鉄などで振替輸送をする段になっても
Suicaで乗った乗客は「ご自分で切符を買ってください」なのですね
というのも、そもそも切符を買って電車に乗るということは契約行為であり
鉄道会社は責任を持って目的地まで運ぶことを請け負ったという解釈になるようです
ところがIC乗車券で乗っている人は「とりあえず乗っている」状態なんですね
本人が頭の中で行き先を決めていても、鉄道会社との契約にはなっていないというわけ
なんだそうですよ
Suica定期券は別ですよ。乗車区間も決まって運賃払い済みですから
...でもね、ローカルな地方って並行する公共交通機関がほとんど無いですからね
そもそも振替輸送をしてもらえるのかどうか