というわけで今夜、これから長距離夜行バスに乗って旅に出ます
夜行バスに乗るのは、第13回の宵々山コンサートを見に行って以来ですから
なんと31年ぶりになります

それだけではありません
思い起こせば、長距離列車だってずいぶん乗った記憶がないし
毎日見ている新幹線だって最後に乗ったのは20年ほど前
飛行機も同じくらい乗っていませんね
（国内線の飛行機は33年前に乗ったのが最後、かな？）

つまり、ここ30年ほどのワタクシにとって、旅とは
「マイカーを自分で運転して出かけるもの」
と言っても過言ではなかったのだということに気づきました

　　♪旅する男の寂しさは、夜汽車に映る白い顔（漂泊浪漫by海援隊）

学生の頃は、夜行鈍行なんてのもあったんだけどね
今や寝台特急だって『サンライズ出雲・瀬戸』だけ？
代わって現代は夜行バスが花盛り、百花繚乱であります

31年前に乗った『ドリーム号』なんて、昼行の高速バスをそのまま使った車両で
トイレがあるといっても、窓際の席だと席を立てませんでした
あれって、50人くらい乗れたんだっけ？

今夜これから乗るバスは、同じサイズの車両でありながら
２列×６席で乗客定員１２名
パーティションとカーテンで仕切られてほとんど個室状態
後ろの人に気兼ねなくシートをリクライニングできるそうです
いやはや、ずいぶんと豪華になったものだ

窓ガラスに映った自分の顔を見ることもなく、眠りについちゃいそうです
夜が明けたら、そこは...