ゆとり教育

通学する小学生たち

今朝、仕事場に向かっていたら
熊谷市内で小中学生が登校しているのを見かけた
「あれ、今日は土曜日だよね?」

どうやら来月開催される『全国障害者スポーツ大会』の関係で
学校が臨時休校になる日があるとかで
今日はその振替らしい

そういや国体でも臨時休校になるからって
2学期の始まりは9月1日ではなく
8月30日の月曜からだったようだ

授業がつぶれるから振替ってのは理屈じゃ解るけどね
こう何度もあると混乱しちゃうね
それよりも
1日や2日くらい休校になっても平気なくらい
ふだんの授業で吸収できないものかね
それくらい余裕があるのが「ゆとり教育」ってもんだろ

『ゆとり教育』というのは
ゆっくりと時間をかけて教えるのかと思ってたら
授業をしない時間に「ゆとり」を持たせることらしい

だから、教える内容に対して授業時間がギリギリになって
突然の行事や天候による予定変更を吸収する余裕がないのだろう

そんなことよりも
例えば、その子が理解するまで
一週間かけても一つの算数の問題に取り組むとか
学校に泊り込んでも理科の観察を続けるとか
それだけ時間をかけられることのほうが
よっぽど『ゆとり教育』だと思うんだが

『ゆとり教育』ですという名目で時間だけ減らしておいて
「えっ、今はこんなことも教えないの!」と内容を省略するのではなく
一つでいいから本格的なことを真剣に教えてみろよ
あとは子供が自分で学ぶから

(ういろーな話シリーズ)