Happy Christmas (War is Over)
この前の記事の最後に
「平穏無事な年の瀬と新年を切に願っております」
と書きました
ワタクシの気持ちとしては
「世間話の話題から取り残されたくない」という
低次元低レベルの願いだったのでありますが
文字面だけを見ると
まるでジョン・レノンからのメッセージみたいではありませんか
折りしも昨日はジョンの命日でした
残り時間1分、ギリギリセーフのポストとはいえ
そこに何かしらの符合を感じてしまうのであります
でもちょっと待てよ…
気になって調べたら、ジョンが凶弾に倒れたのは
1980年12月8日、午後10時50分頃だそうです
もちろんこれはニューヨークでの出来事
日本では12月9日、そろそろ昼休みも終わる頃になります
病院へ行ったり身元確認したりという手続きがあっての発表でしょうから
早くても我々は9日の夕方のニュースでしか知りえなかったことになります
ということは
あのときジョンの訃報に接して力が抜けたようになり
ふらふらと新宿東口の喫茶店に入ってコーヒーを飲んでいたのは
時間をおいた10日以降の行動ということになります
アルタの街頭ビジョンで見てビックリした、というのは
ストーリーとしては一連の流れが成立するのですが
ありえなかったことになります
ましてや、喫茶店の店内のBGMが「イマジン」だったというのは
あとから作られた記憶(思い込み)なのでしょうね
特に彼の歌が好きだったというわけでもなく
「イマジン」と「マザー」しか聴いたことがなかったというのに
それでも彼の訃報には
心にぽっかり穴が開いたような感じがしたものです
おかしな方向へ転がってゆきそうな世界の歯止めが
一つ外れたような気がしたものです