ふと、百人一首なぞ
元日の夜は「カルタとり」…これが信州・小諸の定宿の恒例だった
一昨年泊まったときは、泊り客が乗り気にならずに中止になったが
今年は20年来の仲間が何人も泊まり合わせたので
(しかも往時の強豪ばかり…ワタクシを除く)
以前ほどではなかったが、少しは熱くなった
終ったあとでお茶を飲みながらしゃべりあう内容は
「よし、一年かけて歌と取り札をバッチリ覚えて
来年はもっと取れるようになるぞ!」
昔も今もおんなじだ
そんな新年の誓いもどこへやら
1月もそろそろ終りそうな今頃になると
カルタのことなどすっかり忘れてしまっているのだった
昔も今もおんなじだ
今日、雀屋さんのブログで百人一首がアップされていた
これを見て「そうだ」と思い出し
カルタの箱からこの4首を抜き出してみた
「物や…」は自信があるからすぐに見つけた
「我が身一つの…」もわりあい簡単だった
「人をも…」は「身」と「恨」で判った
「むかしは…」が難儀だった
「む」だけが目立つけどほんとにこれでいいのかな? って
来年泊まるとしたら、また初心者だな
北海道では一般的な木の取り札です
でも、メーカーは任天堂(京都)なんですよ
ワタクシも20数年前の暮れ、北海道に行ったときに
釧路のデパートで買い求めました
北海道では「下の句ガルタ」といって
いきなり下の句から読み始めるやり方だそうですが
小諸の定宿では上の句から読むのをルールとしております
が、百人一首をそらんじている人であっても
このカルタを初めて見る人は
「下の句が判っているのに見つけられない」
というイラダチに襲われるのであります
コメント
suzume-ya3
TBありがとうございます。
へえ、木でできた札なんですね。はじめてみました。
うう・・・読めない(泣)
百人一首をする時は、これだけは取りたい!と思う句だけ、位置を確認して狙うんですが、札がこれだと好きな句すら取れそうにない・・・。
TodomatsuHouse
百人一首のCDを持ってるんですが
それをランダムに再生しながら練習するというのも
ちょっと鬼気迫る雰囲気ですよね
ちょっと目にした歌に合わせて札を探したり
歌を覚えるくらいがちょうどいい練習かな
カルタ大会では、目の前のいくつかはマークしているのですが
上の句を覚えていないから他人に先に取られてしまうのです(涙)
noraneko-doutyu
百人一首。
学校の頃、良く遊びました。
別の遊び方で!
坊主めくりと言うんですが・・・。
まったく百人一首は覚える気が無くて。
と言うか、どんな風に遊ぶのかが解からなかったです(笑)
それと、カルタは何年もやってないですね~。
(private)
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TodomatsuHouse
野良猫さん、今晩は
坊主めくりはワタクシの母親などがよく子供の頃にやったそうですが
大人になったらやらなくなったのか
我が家には百人一首というものがありませんでした
で、面白がって買ってきたこの北海道カルタが
ワタクシにとっての初めてナマで見た百人一首
昔、北海道出身の友人が
「えっ! 紙でできたカルタがあるの!」とビックリしていましたが
ワタクシも似たようなものだったりします