三つ子の魂
小学4年生まで博多に住んでいました。今の福岡市ですね
…当時も福岡市でしたが (^^ゞ
前にも書いたけど、博多っ子たちは
「福岡市」のことを「博多」と呼び
「福岡」と言う時は「福岡県」を意味していました
3年生の社会科の授業では「自分が住む市」について学習します
すると先生は黒板に上のような絵を描くのです
インディアンの絵文字やナスカの地上絵ではありませんよ
路面電車の路線図なのです
これを書くと、天神や中洲、博多駅など市街地の位置関係が
とても判りやすいのですね
さらに、この路面電車を貸切りにして全線を乗るという
素晴らしい社会科見学の日もあったのです
(でも、吉塚線は乗らんかったな)
きっとこの授業が鉄道少年を育むのだろうな
40年近く経っても、路線図をそらんじているのだもの
今はもう路面電車は無くなり、地下鉄に代わられましたが
当時のように黒板に路線図を書いたり
実際に乗ってみるという授業をやっているのかな
地下鉄だと車窓風景で市内各所の様子を見ることはできないので
やってもあまり意味が無いような気もしますけどね
実は、個人で路面電車によく乗るようになるのは
それ以後、別の町に引っ越してからなんです
国鉄で博多に遊びに行き
路面電車で中州、天神方面へ
博多に住んでいた頃は、バスや西鉄電車で市街地に行ったので
実はほとんど乗っていないのですね
それよりも、この時期おこなわれる
『博多どんたく』の花電車を沿道で見た思い出のほうが強いですね
西鉄のウェブサイトで探したら
なんと、路面電車の特集コーナーがありました
懐かしいねぇ…8番系統によく乗ったな
小学4年生の社会科は「自分が住む県」を学習しました
三つ子の魂なんとやら、ですね
今でも当時の福岡県下16市を暗誦できます
宴席の余興にもなりません