今日は『ホームビデオ記念日』
…なのだそうです
初めてビデオデッキを買ったのはいつ頃だったかな
ソニーのSL-HF77…ハイファイビデオの最初のモデルで
値段が高かったよなぁ、給料3ヶ月分。もちろんローンを組んだ
ベータとVHSの2つの規格があったけど
まだVHSは画質で劣っていたし、ハイファイがでたので
当然のごとくベータを選んだのだが...
市販のソフトはまだ豊富ではなかったし
セルにしろレンタルにしろ値段が高かったので
テレビの洋画劇場なんかをよく録画したものです
生テープを買いに行くと
その月にテレビ放映予定の映画名を印刷した
ラベルシールを店頭で配っていました
ソニー(β)はビデオデッキを「時間をシフトするもの」
つまり、テレビをテレビを録画して自分の都合の良い時間に見るもの
そうとらえていたのに対し
松下(VHS)は「出来合いのソフトを楽しむもの」と考えたようです
その後、画質や音質も向上したVHSは市販ソフトのアイテムを増やし
同調するメーカーやユーザーを獲得していったのですね
一方、ベータ機はいろんなデジタルエフェクトをかけたりして
ユーザーが独自の編集ができるような
ある意味ではマニアックな製品を出してきました
そうそう、毎週土曜日の夕方やってた『大草原の小さな家』
あれも毎回録画していましたね
でも、テレビを見る時間がないから録画したのですから
それを見る時間だってあるわけないじゃありませんか
というわけで、録画したまま一度も見ていないテープが相当数あります
「老後の楽しみ」
そう思っていたのですが
ソニーがベータ機の生産を打ち切ってしまい
新品はもちろん、程度のいい中古も入手が難しくなってきています
本当のことを言うと時間はその気になればひねり出せるのだから
ビデオに撮ったら安心して見る気がなくなっちゃうのかな
前にも書いたけど
ワタクシ、お菓子にしろ本にしろCDにしろ
買ってきてそのままというものが多すぎます
あ、ギターの弦も2年近く前に買ってきて、まだ張り替えてないや