グリーン購入法

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1、2年ほど前からJR高崎線や宇都宮線(東北本線の東京通勤圏内の呼称)にも
グリーン車つきの普通列車が運行されるようになっています

東海道線や横須賀線では昔から運行されていたのですが
それは湘南や逗子鎌倉には会社の重役が多く住み
そういう人たちがゆったりと出勤できるように、だったらしいです

じゃぁ高崎線や宇都宮線沿線にも重役が多く住むようになったかというと
どうもそうではないようです

いつだったか、ツレアイや子供たちを横浜に行かせようとして
グリーン料金を調べたときに知ったのですが
買い方によって料金差があるのですね

まず、平日料金とホリデー料金というのがあって
平日の方が200円高いのです
それと、それぞれに事前料金と車内料金というのがあり
事前料金というのは乗る前に、車内料金は乗ってから車内で買うのですが
車内料金のほうが250円高いのです

ホリデー料金を安く設定してるのって
家族連れを狙っているような気がしますね
普通の日より安いから使おうかって気にさせといて
「3人様、お2階へご案内ぃ~」
薄利多売ってやつですね

結局、一番高いのが「平日に車内でグリーン券を買う」パターンです
休みの日に駅で乗車券と一緒に買う場合と比べると、その差450円

ふだん事務所でデスクワークしている人がたまの出張で出かけて
「ああ、今日は疲れたなぁ。帰りの電車は座りたいものだ」
と思っても、夕方のラッシュにぶつかって満員
ふと隣のグリーン車を見ると空席がチラホラ
「しょうがない、会社に請求できないけど、自腹切ってグリーン車で帰ろう」
そんなサラリーマンを狙い撃ちしているとしか思えないのですが、ひがみかなぁ?


「グリーン車Suicaシステム」が導入されている路線で
なおかつ「モバイルSuica」を使っている人は
車内から携帯電話を使って事前料金と同額で買うことができます
しかもクレジット払いなので支払いは先送り(実はこれが怖かったりする)

とりあえず普通車に乗ってみて、混み具合を見て決めたいときに有効的な方法ですが
この方法は購入手続き中に電波が途切れてしまう可能性があるため
JR東日本では推奨していません…アテンダントから車内料金で買ってくださいとのことです