運動会、文化祭
いやぁ、さすがに、と言うべきなのかは今朝の新聞
何がって言うと、オリンピックのフィギュアスケートの話で
スポーツ欄とは別に見開きで解説記事を載せてましたよ
メダルの期待が高まったからって、すごい豹変ぶりで
おかげでJOCからは村主、荒川、安藤の3人がエントリーしていることが判りました
でも、まだ顔が覚えられない
しかし、日本人が上位に行くとこの騒ぎ
いったいいつから国粋主義者ばかりになったのでしょう?
札幌ではジャネット・リンであれだけ盛り上がったのに
余談ですが、この人は例の規定演技が苦手だったそうで
フリーでは尻餅をついてさえ芸術点で満点をとったものの
規定演技のポイントが悪くて銅メダル止まりでした
…それが競技廃止の遠因になったとも言われているそうです
ところで、トリノでは連日
有名ミュージシャンによる無料コンサートが開かれているって知ってます?
デュラン・デュラン、ジャミロクワイ、ホイットニー・ヒューストン等など
豪華メンバーでしょ
これ、オリンピック憲章にちゃぁんと書いてあるんですよ
「文化的ないくつかのイベントを計画しなければならない」って
過去には美術展なんかもあったんじゃなかったけな?
それで思ったんですけど、オリンピックって結局「貴族の道楽」なんですね
日本にだって昔あったでしょ「殿様の御前で相撲をとって見せる」ってのが
IOCが最高の舞台を用意して、各地から人を集めて競技や演技をさせるわけですね
もちろん、これは悪いことではありません
パトロンがつかなければ日の目を見ない才能だってあるのですから
そういう才能を見つけ、育てるのが金持ちの務めなんですよ
下心なんか持たずにね
今はポンと金を出せる個人がそんなにいませんから
企業による支援になってしまうのでしょうね
IOCだって自腹切るほど金を持ってないから組織委員会に開催権を丸投げして
組織委員会は企業から資金を集めようとするわけです
だから商業的になりすぎると言われることもあるけど
政治的になるよりはずっといいんじゃないかな
ただ、「我が社はオリンピックに金を出してます」って言うのはやめてよ
それはパトロンではなく宣伝ですよ。下品です
そういえばオリンピックの文化的遺産の一つに公式記録映画ってありますね
いや、「ありますね」と書いたものの、最近ついぞ耳にしません
『白い恋人たち』『時よとまれ君は美しい』は劇場でやったのを覚えています
『東京オリンピック』は先生の引率で学校からゾロゾロ歩いて見に行ったな
当然、長野オリンピックのもあるはずですが、調べるまで知りませんでした
『オリンピック・グローリー』というタイトルで、なんとアイマックス仕様
これじゃ町の映画館や公会堂では上映できませんね
で、何故か長野オリンピックの記録映画はアメリカの制作会社が作っていて
監督もキース・メリルというアメリカ人なのですが
東京オリンピックは市川昆、札幌オリンピックは篠田正浩が監督です
やっぱり気合を入れて作っているぞという人選ですね
今だったら誰がいいでしょうかね?
北野武? …いえ、単に「コマネチ!」からの連想ですが (^^ゞ