キューバ選手の賞金
昨日閉幕したWBCのことで
さすがにワタクシも今朝は新聞のスポーツ面を読んだのですが
ちょっと気になる記事を見つけました
キューバは、賞金をカトリーヌ(昨年、米国を襲った大型ハリケーン)の被災者へ贈ることで、大会参加が認められた
もともとアメリカ政府はキューバの参加を拒否していたらしいです
まぁ、両国の政治的関係を考えれば無理もないでしょう
経済制裁している国に、賞金とはいえドルを渡すわけにはいかない
それに、滞在中の選手や関係者の中から亡命者が出ても困るし
でも、キューバ抜きで野球の世界大会ってのは、勝っても正当に評価されないしょ
主催者側からすれば大会の価値にかかわりますよね。興行的にも盛り上がらないかも
そのあたりを勘案しての措置なのかな
新聞の記事は短く、詳しい事情が判らないので勝手な感想ですが
これだとなんだかアメリカが
「おめーら、分け前無しでもいいなら出してやるぜ」
って言ってるみたいですね
それでも出てきて決勝戦までのぼりつめるのだから
カッコいいじゃないですか
不屈のフロンティア・スピリット…西部劇みたいですね
「勝利は要求しないが、いい試合をしてほしい」
カストロ議長も爽やかな激励をしたものです
…もっとも、相手が日本だったからだろうけどね
アメリカだったら、あの人こうは言わないでしょう