フラガール
先日、映画館の招待券をいただきまして
うまい具合に今かかっているのが、ちょうど見たいと思っていた『フラガール』
さっそく行ってきました
で、直接ストーリーとは関係ない感想なのですが...
この映画の場合は炭鉱町の女性たちがフラダンサーとして訓練を受けてゆく
というのが流れになっているのでありまして
当然のことながら最初は下手くそだったのがだんだん上達してゆくわけです
この「だんだん上達してゆく」のを演じる役者って大変だなぁ、と
いつも感心するんですよ
だって映画ってストーリーの順番どおりに撮影しているわけじゃないですからね
セットやロケ、役者のスケジュールの都合なんかで
撮りやすい部分から撮っていたりするわけですよね
主役が怪我しても支障ないように
一番危険なシーンを最後に撮る監督だっている
今日は80点、明日は30点、あさっては満点...
その日撮影するシーンに合わせて巧くなったり下手になったり
そして編集されるとうまくつながって「だんだん上達」するように見せるのですから
映画って凄いなぁと思うのですね
この映画、知ってる俳優さんが元ザ・タイガースの岸部さんだけでしたので
まるでドキュメンタリーを見ているように
ほとんど先入観なくストーリーに入ってゆけました
知ってる俳優さんがいると、つい「こういうセリフを言うだろうな」なんて
勝手に期待してしまうんですよ
エンドクレジットを見ていてビックリしたのが
「小道具:今村昌平」
小包の切手や昔のリポビタンのラベルなど、細かいところに懐かしさを感じたのですが
あの映画監督とは別人だよねぇ