ギターを鳴らせ
キャンプ報告の中で、特に説明もせずにチラッと(?)写真を載せておりましたが
一ヶ月ほど前からこんな楽器を手元に置いております
ギリシャの楽器、バグラマに似ていますが
こちらは6コース6弦、ボディ形状もフラットになっているので全然別の楽器です
…実は、ギターなのです
前からずっとギターが欲しくって
でも、自分の性格から言って、すぐに弾かなくなってしまうような気がするので
なかなか思い切れなかったのですが
先日、松崎さんのライブを聴いていたらまた「ギター欲しい熱」がぶり返しました
欲しい欲しい欲しい...
といってお値段の高いものは買えないし、部屋の中には足の踏み場も無い
なぁんて思っていたらトラベルギターという選択肢が頭に浮かびました
ミニギターという分類もあるのですが、いわゆるミニギターというのは
普通のギターのプロポーションそのままに単純にサイズダウンしたもので
子供用ギターみたいなものも含まれます
ワタクシが狙ったのは、気軽に旅行などに持ち歩けるよう
スリム、コンパクトに作られたギターです
一般的に認知されているの言葉なのかは判りませんが
ミニギターの中でも、そういう風に作られたものを
「トラベルギター」と呼ぶことにします
「ポータブルギター」と呼ぶ人もいるようですが
ギターってもともとみんなポータブルですよね
トラベルギターで有名なものといえば、マーチンの『バックパッカー』です
これが発売されたときには話題になったし、友人にも買ったのがいたような気がします
でもね、これって凄く弾き難そうなんですよ
右手の小指や掌の腹を休ませるところが無いし、座って弾くときに肘が落ち着かない
デザイン的にも斬新すぎるしね…オブジェとしては好きですが、実用ではない気がします
『バックパッカー』が話題になったあとに
クロサワ楽器から出た『ギグパッカー』というギターがあったけど
デザインとしてはあちらが好きでした
でも、今はもう作られていないし、中古でも入手は困難です
ま、いずれにしても上記のギターはお値段が高い。とても買えません
そんなこんなでネットをあれこれ巡っているうちに
TINY BOY というブランドの『Porter』というギターを見つけました
モデルTT-40というやつです
過去にTT-10というモデルや、未確認ですがTT-30というのもあったようです
意匠や細部に少しずつ変更を加えてナンバーが上がって来たものと思われます
まず、この民族楽器風なデザインに一目惚れしました
どうせミニギターを弾くのなら、単純にスケールダウンしたものより
ちょっと独特のデザインを持ったものの方が楽しくなります
次に気に入ったのがお値段
メーカーのサイトに表示されているのは12,600円ですが
実売価格は8,000円前後…ワタクシが購入したお店では5,980円でした
これならCD買うのを何枚か我慢すれば、という金額です
もちろん楽器ですから音が大事です
オモチャのピアノみたいに音程が酷いというのでは話になりません
これもネットを巡って評判を調べたところ
値段や大きさの割にはしっかりしているということでした
もちろん、ボディサイズが小さいから豊かな音を期待してはいけませんが
家の中で夜遅くに弾くことが多いだろうから、むしろ好都合です
…はは、すでにアバタもエクボ状態ですね (^^ゞ
石田弘樹さんという人のブログ記事がしっかり、そして好意的に書いていたので
ドンと背中を押されました
4色あるカラーのうち、ナチュラルが品切れだったのですが
問い合わせたところ、近日入荷予定なので予約しておいてくれとのこと
それが4月の半ば過ぎの話で、うまいことキャンプに間に合ったというわけでした
このまま書き続けてゆくと、とんでもなく長くなりそうなので
このギターや、それにまつわる話を不定期連載でアップしてゆこうと思います
…ネタに詰まった日の埋め草にも使えるし (^^ゞ