禁じられた遊び

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ギターにまつわる思い出話を書いて
そのときは思い出さなかったのだけど
何回か読み返していたら、「ああ、そうだった!」と思い出しました
ということはすっかり忘れていたのですね (^^ゞ

すっかり忘れていたくらいだから、断言するには説得力が無いのだけど
ワタクシがギターを覚え始めた頃は『禁じられた遊び』が定番のレパートリーでした
これが弾けると「お、ギターが弾けるんだ。すごいなぁ」と認められるような
そう、ピアノで言うなら『エリーゼのために』が弾けるようになったみたいな
そんな感じがありました
あのころ、ギターを弾き始めた人は誰もが「弾けるようになりたい」
と思った曲ではなかったでしょうか

若者向け雑誌の綴じ込みや裏表紙などに通販の広告がありましたが
かかとの厚い靴とか背筋を伸ばす器具などに混じって
ギターも載っていたような記憶があります
「君もナルシソ・イエペスのように弾こう」なんてね
…あの人は10弦ギターを使っていたよね


『禁じられた遊び』という曲は、同名の映画のテーマ曲で
本当は『愛のロマンス』という名前らしいけど
そういうことは今日初めて知りました (^^ゞ

で、よく考えたら曲は心に焼き付いているし
ルネ・クレマン監督の映画の一シーンの写真も強く印象に残っていますが
肝心の映画のストーリーというものをワタクシは知らないのです
そもそも「禁じられた遊び」って何のこと?

まぁ少なくとも夜更けに下手なギターを弾くことではないよね (^^ゞ

当時、同級生の女性が「子供が墓場から十字架を盗んで集めるんだよ」
そう言ったのが唯一の知識だったのですが
本日、このサイトでストーリーを読んで概略が判りました

もっとも、そこにある文章だけでは主人公の少女は「悪い子」とも受け取れそうで
きっと、監督が「あどけなさがむしろ哀しみを誘う」描き方をすることで初めて
この映画のテーマや主張が伝わってくるのだと思いますね

で、これまた初めて知った事実なのですが
この映画を作る際に、撮影にお金をかけすぎてしまい
サントラでオーケストラが使えなくなったため、全編を通してギター一本で演奏した
…まったく、何が幸いするかわからないものです
 オーケストラだったら「ギター曲の定番」は生まれなかったかもしれません


あ、誤解の無いように言っておきますが
この映画が公開されたのは1952年ですから
ワタクシが生まれる前であります

ワタクシがギターを弾き始めたのが1969年頃ですから
いかにこの曲が定番中の定番になっていたかがわかるかと...