LISMO

 
息子がケータイを持つようになりました
ふだん友達と連絡しあったるする子ではないから
「ケータイなんか持って、誰にかけるんだ」
と言ってみたりするのですが
ワタクシのケータイだって去年の正月の発信記録がまだ残っているのだから
他人のことをとやかく言ってはいけません (^^ゝ
使う使わないにかかわりなく「持ちたい」のです
その気持ちは大いに理解できます

  でも、買って持たせるのは「ワタクシの財布」ですからね
  理解したからって簡単に買い与えるわけには行かなかったのですよ

最近のauのケータイには音楽プレーヤー機能として
『LISMO』というサービスがあります
ケータイを買う前、彼はiPodを持っているので「無くてもいい」
みたいな事を言った時期もあったのですが
しばらく前からは「メモリーカードは自分で買うから」とソワソワしていました
…解る、解るぞその気持ち


さっそく付属のCDから必要なドライバやアプリをPCにインストールします
これがなかなかケータイを認識しなかったりで何度もやり直し
そうなると息子そっちのけでワタクシが夢中になってくるのですが (^^ゝ
無事に動いたのでPC内にある楽曲データを取り込みます

ところが、ちっともインポートされないのです
調べてみて大変なことが判りました

 『LISMO』ではMP3のデータを扱えない!

どうもauの基本的な考え方として、『LISMO』というのは
「ユーザーが所有するCDや、auが配信する楽曲をケータイで聴く」
という発想のサービスのようなのです
ところがこちらは、PC内に蓄積した楽曲データを持ち出して聴きたいのですね
auもそういう要望に応えて最近のバージョンでは
AACやWMA形式のデータには対応したけれども
MP3は都合により不対応ということらしいのです
でも実際問題として、いろんな機器で再生できるということから
MP3で保管している人はワタクシだけではないと思うんですよ
具体的にいえば、ワタクシも息子も『iTunes』でPC内のデータを管理してます

で、PC内にあるMP3形式のデータを聴くには、
 1)CD-ROMに音楽CDで焼く
 2)PC内に「仮想CD」を作る
 3)LISMOのソフトにMP3に対応するパッチをあてる

1)と2)は一種のデータ変換で
3)は強引にソフトを改造しようという荒業です。もちろん自己責任で
いずれにしても息子にやらせるのはチト面倒なので
PC内のMP3データをAACに変換するのが無難なのかもしれません
今後はすべてAAC形式で管理することにしてね
…などと考えていたら、ワタクシが仕事に行っている間に
息子はさっさと持っているCDを新規に『LISMO』で取り込んでいました


さて、息子の状況について書いてきましたが、次の問題はワタクシなのです
今のところワタクシはケータイに転送するにあたり
当事はまだ『LISMO』がありませんでしたから『SD-Jukebox』を使っています
これはMP3が扱えるので困っていないのですが
いずれ機種変更ということになるでしょう
そうなると今度はきっと『LISMO』です
ワタクシのPC内に入っているMP3のデータは
それこそ息子のPCとは比べ物にならないほどの数になりますが
これも今のうちに変換しておいたほうがいいのかな
モタモタしてたら更に増えてゆくもんね

今使っているケータイの機種は気に入っていて
まだ当分はこれを使いたいと思っているのですが
だからこそ今のうちにやっておくべきなのでしょうね


と思ったら、ワタクシが持っている『SD-Jukebox』のVer.5では
AAC形式のデータを読み込めないことが判明
つまり、先を読んで変換しておくと、今が困ってしまうわけです
Ver.6では対応したらしいけど
ケータイのおまけのVer.5から有料のVer.6に乗り換えるのも...

データの品質を考えるとWMA形式が有利なんでしょうけど
それだと今度は『iTunes』が対応していないし...

なぁんて考えていたら新たな発見をしました
なんと、息子のケータイも『SD-Jukebox』が使えたのです!
どうやらauの機種において、日立(H)、カシオ(CA)、三洋(SA)製のものは
カタログのどこにも書かれていないのですが、SD-Audio対応なのですね
『LISMO』のサービスが始まったからといって無くなったわけではなかったのです
  もちろん最近auに復活したパナソニック(P)も対応しているはず
息子は東芝製の機種とどちらにしようか迷っていて
店頭に在庫が無かったことから三洋製にしたのですが、これが奏功したわけです
今までどおり『iTunes』を使ってMP3で貯めこんだデータを
『SD-Jukebox』でケータイ(SDカード)に送り込めばいいのです
  これも転送に時間がかかったり99曲までという制限があるようだけど
  

これでMP3の資産がそのまま息子のケータイでも活かせることが判ったし
次にワタクシが機種変更するときもこれを考慮すればいいということになります
…もっとも、その頃にはファイル形式の相互互換が進んでいるかもしれないけどね




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