キャンプ場(2007野反湖余話)

9月の3連Q第2弾、初日は暑かったものの2日目に天気が崩れて朝から雨
最終日は雨こそあがったものの、肌寒い朝となりました
…ああ、もうあれから一ヶ月経ってしまったんですね

と思い出したのは野反湖キャンプ場で迎えた朝です

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今年のコンサートは、バンガローを使って泊まることにしました
だってテント用の第一キャンプ場までは徒歩10分以上ですからね
我が家の装備をあそこまで運ぶのは大変だし時間がありません

あ、いや、打ち上げにも参加するつもりだったので
初めからバンガローのつもりだったんだ
で、それなら「1人も4人もおんなじだぁ」と家族で行ったのでした
  なんか、こないだ小諸へ行ったときと似てるなぁ

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ま、それはともかくとして布団付きのバンガローを借りたのですから
テントとシュラフが不要になります
食事だって朝食と、必要なら簡単な夜食が作れる程度でいいから
バーベキューの道具やらダッチオーブンのような凝った器具は要りません
キッチンスタンドが無くても大丈夫だな、と気付いたのですが
これはもう荷室の奥に積み込んでしまっていたのでそのまま

  ツーバーナーを直接置けばいいから要らないと思ったのですが
  同時に幾つも鍋を使わないのでツーバーナー自体がなくてもよかった
  大き目のシングルバーナーで充分だと、現地に行って感じました

テント泊のキャンプに較べたら圧倒的に身軽になりました
しかも、このとき荷室でかなりのスペースを占めていた
椅子とテーブルを全然使わなかったのです!


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今でこそオートキャンプが主流になって、いろんな道具を持って行きますが
もともと子ども会とか、登山やハイキングのベースで使うようなキャンプ場は
炊事場のほかにもベンチやテーブルなど共同で使える施設が多く
最低限の個人装備でも充分泊まれるものなのです

最近すっかり忘れていました

今回のようにキャンプが目的ではなく手段の場合は
大袈裟な装備が不要というのがなんともありがたいです
ワタクシの場合、ハードなアウトドア・アクティビティとは無縁ですが
こうやって野外コンサートの日やドライブを楽しんだときに
あっさりとキャンプする楽しみもいいものだと思いました

いずれ子どもたちがついて来なくなったら
こういうスタイルに移行してゆくかもしれませんね



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最近はミニキッチンやシャワーも備えたコテージもありますが
こういう昔ながらのバンガローというと
中がジメジメしているではないか…という先入観を持っていました
でも、ここのバンガローは爽やかでしたね
もちろんそれは、管理している人たちが、愛着を持って点検しているのでしょう
斜面を昇り降りしながら毎日換気しているのかな
トイレや炊事棟も清潔さが保たれています

そしてこのキャンプ場の何よりの嬉しさは「夜の涼しさ」
8月25日の夜に、掛け布団がこんなに気持ち良いと思えるのは
そうそうありませんよ
朝起きたら娘は布団の上にシュラフをひろげていました
前日バンガローに入ってきたときに4人分の布団とは別に用意されていて
これはエキストラベッドか? と冗談を言ったやつです
「だって布団だけでは寒かったんだもん!」


事情が変わらない限り、来年も家族揃ってくることになりそうです
今度は椅子とテーブルを家に残して、空いたスペースに毛布を入れましょうか

しかし、今回イヌたちは「連れて行っただけ」でした
家に残しておくわけにもいかなかったから仕方なかったのですが
クルマに乗せられて峠道の九十九折れを登り降りして
そのくせちっとも遊んでもらえず...家に帰って旅の写真を見たら
サスケはこんな写真で、ペロにいたっては一枚も写していませんでした

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  イヌたちだけでなく、キャンプ風景の写真もほとんどなく
  自分たちが泊まったバンガローの写真がありませんでした
  キャンプ場の名誉のために言っておくと
  ここに載せた写真に写っているバンガローはかなり古いもので
  ワタクシたちは派出所の裏手にある、新しい建物が集まっている中に泊まりました